冷え予防+代謝アップの大腰筋トレーニング | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


「冷え予防+代謝アップ つま先立ちの正しいやり方」「冷え予防+代謝アップ+O脚予防の座り方」 に引き続き、「冷えを緩和する精油」 の中でまとめた冷えの原因の1①に対処する方法、第3弾は大腰筋トレーニング。第1弾・第2弾じゃもの足りな~いという方におススメです。


大腰筋は、「ぎっくり腰はおなかの冷えのせい?」 でご紹介したように、上半身と下半身とをつなぐ、からだの軸をつくっていて、元気に年を重ねていくためには、と~っても大切な筋肉。


大腰筋が弱ると、歩くときに足が上がりにくくなって、転びやすくなるだけでなく、骨盤がゆがみます。骨盤がゆがめば、内臓が下がる。内臓が下がれば、神経や血管が圧迫されるので、冷えやむくみ、便秘の原因になっちゃうんですよぉ。


しかも、日常的な運動量が減るにつれて、どんどん弱ってしまう筋肉でもあるんですね。20代の筋力を100%とすると、40代で80%、70代では50%になってしまうと言われています。


大腰筋の筋力をチェックするには、まず椅子に腰かけて、両手を交差して両肩の上に置いた状態で、立ったり坐ったりを10回繰り返します。スポーツ医学の平石先生によると、それにかかった時間が、↓下記のようなら問題ありませんが、長くかかるようなら要注意だそうです。

○ 20代・30代 … 9秒以内

○ 40代 … 10秒以内

○ 50代 … 12秒以内

○ 60代男性 … 13秒以内

○ 60代女性 … 16秒以内

○ 70歳以上の男性 … 17秒以内

○ 70歳以上の女性 … 20秒以内


大腰筋を鍛えるには、なんだかんだ言って、スクワットが一番お手軽。そのやり方は、

① 両足を肩幅に開いて立ち、足先は15度ほど開き、両手は椅子の背に置く。

② ゆっくり5秒かけて、ひざが直角(90度)になるまで曲げ、5秒かけて戻す。

③ 10回1セットとして、2~3セット。


ひざを曲げていくときに、右ひざが右足の親指、左ひざが左足の親指の方向に向くようにするのがポイント。でも、ひざ小僧が足より外側に行っちゃったり、反対に内側に入り過ぎないように気をつけてね。慣れてきたら、椅子につかまらないでやりましょう。


そうそう、ピラティスインストラクターのrumiop さんから、パソコンやりながらのトレーニングなら「バランスボールに座る」のがいいとのコメントいただきました。「おぉ~、なるほど!」です。バランスボールを持っていらっしゃる方は、チャレンジしてみてね~。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-菊


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