おはようございます
アロマセラピーの基礎シリーズ、前回の「精油を活かす希釈濃度」 から実践のための基礎知識に入りました。2回目の今日は、アロマクラフトづくりに必要な基材(キャリア)についてお届けします。
精油を薄めるための基材に何を使うか?それによって、できあがるクラフトにバリエーションが出ます。アロマクラフトとしては、クリーム、ジェル、マウスウォッシュ、ローションなどをご紹介していますが、それらをつくるときの基材をここでまとめておきますね。
トリートメントオイル
「アロマセラピーのキャリアオイルで美肌に」 にリストされているような、100%ピュアな植物油を使います。食用のオリーブオイルも使えますが、その場合はエキストラバージンオイルを選びましょう。
いいオイルは伸びもよく、1回でそう大量に使うワケでもありません。どのオイルが合うのか、どのくらい消費するのか、そうしたことがわかるまでは、小ビンで購入することをお勧めします。長く置くと酸化しちゃいますからね。
ジェル
アロマショップで購入できますが、ドラッグストアなどにあるアロエジェルでもOKです。化粧品として売られているものでも、無香料で添加物の少ないものであれば使えますよ。
クリーム
みつろうとホホバオイルを、1対4あるいは1対5の割合で、湯煎してつくります。お好みでシアバターやココアバターを加えてもいいですね。最近は↓のように、すでにクリーム状になったものがあって、便利になりました。また、ジェルと同様に、化粧品として売られているものでも、無香料であれば使えます。
ローション(化粧水)
無水エタノールと精製水(または芳香蒸留水)を、1対9の割合で混ぜます。乾燥が気になるときには、精製水を8.5にして、グリセリンを0.5加えます。100mlの化粧水を作るなら、無水エタノール10mlに、精製水90mlか、精製水85mlとグリセリン5mlです。
ミルキーローション(乳液)
乳化ワックス、キャリアオイル、精製水(または芳香蒸留水)を、1対3対10の割合で、湯煎してよく溶かし、ミキサーでクリーム状になるまでよく混ぜます。
クレイパック
カオリン、ガスール、モンモリオナイトなどのクレイ(粘土)を適量の精製水(または芳香蒸留水)で溶き、ハチミツとキャリアオイルを少量加えます。
リップクリーム
みつろうとキャリアオイルを、1対3の割合で湯煎して作ります。お好みでシアバターやココアバターを加えてもいいでしょう。
バスソルト
天然塩に精油を混ぜるだけでも十分ですが、ハーブティー用のドライハーブを加えたり、食紅で色付けしたりすると、さらにバスタイムが楽しくなるかも?
バスボム
重層、クエン酸、コーンスターチを、3対1対1の割合でよく混ぜます。
アロマクラフトには、他にもキャンドル、ハーブティンクチャー、シャンプー、リンス、石鹸などなど、さまざまあります。具体的なレシピについては、おいおいご紹介していきますね。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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