tubomi


        つぼみでいるのは

        心おどること

        ひとひら ふたひら

        色づくまでの

        ひらくまでの


夢のある人は、心の中につぼみを抱えている人。

どんな色の、どんなかたちの花が咲くのか──。

それはとても、心おどる想像だから。


焦らないで、急がないで、あきらめないで、

ゆっくりと、自分らしい咲き方について考えてみる。

ひらいた先の、光あふれる空を待ちわびながら。


     ──待ちわびていれば、心はいつも晴れ。


Photo:  by Naomi Okunaka

いっしょ

      うまれてくる君に
      はなしたいことが、
      たくさんあったよ

      タオルは ふかふかなこと
      そらは とってもあおいこと
      よのなかは あかるいこと
      ひとはみな やさしいこと

      だけど

      めのまえにいる君に
      かけることばは、
      ずいぶんちがうね

      うそを つくのはわるいこ
      はやく はみがきしましょう
      おへやを かたづけましょう
      こぼさないように たべて

      ほんとうは

      たいせつな君に
      つたえたいことが
      もっともっとあるのに

      このせかいは
      きれいなもの、たのしいもので
      みちていること

      みんなみんな
      君がだいすきだってこと


si-zon2


         「元気ですか?」

         ことばの

         うしろに

         ありったけを

         込めて


その人の笑顔の下に、ちいさな哀しみがみえるとき。

「だいじょうぶ?」とか、「がんばって」とか、

そんな言葉はいらない。


ありったけの、さりげなさをよそおって。

「元気ですか?」とか、「今日はいい天気ね」とか、

どうでもいい話をしたり、

出さなくてもいいメールを書いたりなんかする。

言葉のうしろに、ありったけの思いを込めて──。


とくべつな、直接的な言葉じゃなくても。

なぜだか、言葉のうしろに偲ばせたものは、

伝わる人には伝わるのだと、そう信じているから。


それはまた、逆もしかりで。

さりげない言葉のうしろ、その人の思いを感じたとき、

温かなものを、ことん、と ひとつ、

心の中に落としてもらったことに気づくのだと思う。




写真: Four Seasons  より


3


         迷ったときは
         心をとめて
         耳をすませて
         心ときめくほうを
         選ぶだけ


走っているとき、立ち止まってしまったとき。

人生の中では、迷うことがたくさんあるけれど。
その選択が正しいかどうかは、すぐにはわからない。
答えはその歩みの中で少しずつわかってくるもの。


だから、迷ったときは心の声に耳を澄ませて──。
シンプルに、心ときめくほうを選んでみる。


「ときめくほう」を意識していれば、

まいにちを、いつも新鮮な気持ちで歩くことができて。

それはきっと、後悔のない選択になるはずだから。



parapara


    雨ふる空から ひかり ぱらぱら

    雨があがれば ひかり ぱらぱら 


    こぼれないよう こぼさないよう

    抱きしめながら


    そうして花は 咲くのでしょう

    あなたの花が 咲くのでしょう



 絵: 日向結人さん 心のイロ、心のカタチ。