tubomi


        つぼみでいるのは

        心おどること

        ひとひら ふたひら

        色づくまでの

        ひらくまでの


夢のある人は、心の中につぼみを抱えている人。

どんな色の、どんなかたちの花が咲くのか──。

それはとても、心おどる想像だから。


焦らないで、急がないで、あきらめないで、

ゆっくりと、自分らしい咲き方について考えてみる。

ひらいた先の、光あふれる空を待ちわびながら。


     ──待ちわびていれば、心はいつも晴れ。


Photo:  by Naomi Okunaka