こんにちは。いつも、ちゃちょの東京散歩へありがとうございます!江戸情緒とパリの洗礼された雰囲気が一体となった街・神楽坂を、今日は食べます!先週の「新宿山手七福神を歩く!」の終点からスタート。
★太赤字は、各ホームページなど詳細欄にリンクしていますから、タップすればすぐ飛びます。
16日(木)は厳しい寒さが降りてきて、北日本中心に大雪・猛吹雪でした。 来週は全国的に、高温傾向が予想されています。
神楽坂下の飯田橋駅は、都心のあらゆる方面からのアクセスが格段と上がっています。
神楽坂とは、早稲田通りの、大久保通りと交わる神楽坂上から、外堀通りと交わる神楽坂下まで550mを言います。古くからのお店は、当初、神楽坂上からさらに250m離れたところに、メトロ東西線の神楽坂駅ができるのに猛反対していました。
今や神楽坂上の神楽坂6丁目まで含めて、200軒以上の店が集中しています。お店を出そうにも物件が見つからない激戦区になっています。今回は、まず老舗と、ランチがおいしく、複数サイトで推薦されているリーズナブルなお店に、手作業でかなり絞り込みました。
今も東京にある花街は、神楽坂以外に、芳町(日本橋)、新橋、赤坂、浅草、向島の六花街です。
神楽坂には、石畳の風情ある、花柳界ならではの艶っぽい裏通りがたくさんあります。上の図は代表的な露地名称です。
皆さんが実際に歩く際、便利なように、まず神楽坂をまっすぐ登り、次に路地ごとに下から上へ紹介しますから、ご安心ください。後の手作りマップで、近くで住所とスマホのグーグルマップで、必ずお店に当たります。種類の豊富さ・水準の高さも都内有数の美食の街です。
一方、坂の近くの市谷船原町にフランス政府の文化機関、東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ)が1952年からあり、神楽坂にフランス料理店が多いことから、東京のパリとも呼ばれてきました。横浜馬車道、京都、大阪、福岡、那覇にも、日仏学院はHPのように、あります。フランス語学講座が中心です。パリへ注文できる書店も、レストランもあります。
お金のある人は、芸者遊びも、東京六大花街として、楽しめます。東京神楽坂組合というところに、16名全員が、所属しています。芸妓さんは、1人呼んで2人で食べてちょっと飲んで5万円くらいです。
事前に、料亭(後で紹介の、千月、牧、幸本、八仙の4店舗のみ)で申し込むと、見番(けんばん)という人が、客に合わせ、芸妓を選び、あてがいます。一見(いちげん)さんお断りで、紹介者が必要です。タクシー、お土産、各種観覧チケットの予約もでき、後日来る請求書に銀行振込します。
ちゃんと見番が1階にいる東京神楽坂組合が神楽坂3-6の神楽坂通りの西側(左)、見番横丁を入った所にあります。直接、行ってはなりません。2階は、三味線などの稽古場になっています。芸妓が出るお店は、全部、神楽坂通りの東側(右)、神楽坂仲通り・本多横丁・兵庫横丁にあります。
さあ、神楽坂のお店紹介を始めましょう。
手作り地図です。お店を歩く順に沿って、まず紫の神楽坂を1~5丁目の坂上まで見ます。次に見番界隈の西側(左)を見ます。そして、メインの神楽坂東側(右)の横丁を見ます。それから、充実してきた神楽坂上~神楽坂駅の神楽坂6丁目界隈を見ます。
実際の店数は200以上ですから、取り上げる店名だけを切り張りし、目安になるよう手作りしました。地番とスマホのグーグルマップも、活用下さい。HPの商店街地図は字が小さすぎます。赤字をタップしてリンクされた地図を実際にご覧ください、一発で見にくさがわかります。
問題は、神楽坂本通りに面したお店の商店街で固まっていること。フレンチやいいお店のある路地や、赤城神社周辺の神楽坂6丁目は除外され、別々に商店会があることです。「神楽坂全体」を本にして出版して、と言っておきました。一帯になるのは7月下旬の神楽坂まつりの阿波踊りの時だけとのことです。お祭りは「新宿山手七福神を歩く!」ご参照。
A1版拡大の便利な折り畳み式「神楽坂2024年まち歩きマップ」(10×14.5cm)を神楽坂通り商店街(売価300円)で、毎年3月下旬に、大通りに面した組合の店に60部ずつ配布しているので、各店で在庫のある限り、タダでもらえます。事務局には在庫がないので、郵送も事務局渡しもしていません(03-3268-28新宿区神楽坂3-2-6F神楽坂通り商店街)。
ちゃちょは、ラッキーにも、たまたま配布されていた03-3344-3160新宿駅西口の新宿区観光案内所で、在庫残からタダでもらえたのでした。「新宿区の早稲田を出ているんですけど」とちょっと脅しました(たぶん、ここにあるとにらんでいました)。
カナルカフェ、神楽坂1-9、11:30-22:00、休み第一月、神楽坂下手前の外濠通りの飯田橋駅脇の、外堀に突き出た眺めの良いテラス・カフェです。テレビドラマ・ロケ地定番。
ランチ日替り窯焼きピッツアorパスタ1500円。
飯田橋川から北へ外堀を牛込橋で渡り、カナルカフェを後にすると、目の前に神楽坂下があります。今から、このメインストリートを神楽坂上まで行きます。神楽坂1丁目から5丁目です。
まず右手一番手前神楽坂1-12に、のレン神楽坂店があります。11:00-19:00、休み火。オンラインストアもやっています。ここはインバウンド客を目当てにしたスーべニアショップです。入口が、浮世絵「牛込神楽坂の図」の意匠です。
和雑貨の生活用品が豊富にあります。お米を炊く器やカップ類も充実しています。ここは、つぶれた1889年創業の山田紙店跡なので、山田製の原稿用紙が売られ続けています。
この店の隙間に、メトロ飯田橋出口B3があります。急に地下へ下りる階段があります。メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営メトロ大江戸線の4本走り、隣はJR中央線・飯田橋駅です。
神楽坂1-2に、不二家飯田橋神楽坂店が、半地下にあります。10:00-20:00、無休。日本でただ一店、1969年から始めたペコちゃん焼きが残った店です。鯛焼きと同じ型に入れて10分です。
お勤めの女性が、イスに座り「ここに来たらこれだけは食べるの」と必死にほおばっていました。
10種類あって10個で箱入りです。高さ9cm。作る女性次第ですが、餡は真ん中にすこしあるだけで、かなり皮厚です。写真は「あずき」札を刺された北海道粒餡です。ごくたまに、髪型の少し違うポコちゃんが出ると、ラッキーだそうです。
滑らか漉し餡240円、ミルキークリーム270円、カントリーマームクリーム270円、東京蜂蜜バター餡360円、粒餡240円、カスタード220円、チーズクリーム230円、板チョコ260円、いちごミルククリーム280円。抹茶クリーム260円。紅芋やパンプキンも。10個全部ペコちゃんでした。
道路の反対側に行って、神楽坂1-10に、1884年創業の蕎麦・翁庵(おきなあん)です。11:00--15:00、17:00-20:30、休み土日。
この名物、かつそば1000円が、5のつく5日、15日、25日は500円になります。このコスパの良さが長く続く秘訣です。面白い店になります。冷やしが食べやすいです。もちろん、もり・かけ700円からあります。
神楽坂2-12に、1915年創業の化粧品さわやがあります。10:00-20:30、休み日月。化粧品の他、小間物やかんざし・櫛・猫グッズも人気です。
ぽち袋とネコ磁石は、380円です。
道路の反対(西)、神楽坂2-1に、1869年創業のうなぎ・志満金があります。11:00-22:00、休み水。
ランチ桃山2700円。うな重は4180円から上へランクがあります。
志満金と同じ西(左)側の小径をはさんで、神楽坂3-5-B1Fに、2007年オープンのしゃぶしゃぶ・すき焼きのしゃぶ禅があります。17:00-22:00、土日祝12:00-14:30も営業。無休。
プチごほうびランチは、国産牛・山形豚・新鮮野菜で2500円。
隣、神楽坂3-5に、1922年創業の中華・龍公亭があります。11:00-15:00、17:00--22:00、休み日。麻婆カレー・貝柱入り中華粥・麻婆豆腐・蟹肉入り中華粥どれも2個入りセット1404円で通販。
日替わりランチ1650円。2種の中華の具材が入ります。
その隣、神楽坂3-6に、1910年創業の履物・和服・傘・小物・助六があります。,10:30-19:00、休み第2・第3日。2024年12月15日フジテレビ「なりゆき街街道」で紹介。
菱屋カレンブロッソを始めました。オリジナル履物で、好きな台と鼻緒で写真は36000円。芸妓さんも掃きます。普通は1~3万内です。ビニール草履は、2~3000円です。子供向けは、さらに安いです。持ち込み修理も受けます。痛くないように何度も歩いてもらい、満足するまで直します。
菱屋カレンブロッソというのは、コルク+革底だった従来の草履を、EVA台+ゴム底に改良し、アスファルトやコンクリートでも履きやすいよう改良したものです。従って、軽量でクッション性に優れ、滑りにくい特徴を持ちます。長時間歩行やカフェにも掃いて出られます。
※EVA=エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂は、柔軟性と弾力性をもった熱化可塑性合成樹脂でスポーツシューズやインソール、ハンドバッグなどに広く使用されています。
本多横丁を横切り、道路の東(右)側、神楽坂4-3に、1958年創業の煎茶・楽山があります。9:00-19:30、無休。
楽山の煎茶・100g掛川産深蒸し茶は、葉は不揃いでも、徳用で1080円です。色は狭山産が良く、味は静岡掛川産が一番です。正月用に、10種類を10日かけた金粉入り50g550円もありました。
楽山の脇の小径の突き当りの角、神楽坂4-2に、クレープの1996年創業のル・ブルターニュがあります。11:30-22:00、無休。表参道、新宿、京都にも、店があります。クレープ(=ガレット)は、甘いものから、おかず系のものまで、幅広くあります。
ガレット(=クレープ)クラシック・スープまたはデザートで2450円。
道路の反対(西・左)側、神楽坂5-36に、徳川家康が1595年開山した毘沙門天・善國寺があります。
善國寺の隣、神楽坂5-34に、1946年創業の御菓子処五十鈴があります。9:00-19:30、休み日祝。食べログ百名店和菓子2023受賞。
栗甘納豆1箱1296円,神楽坂饅頭小倉302円,くりやま324円。
道路の反対(東・右)側、神楽坂5-5に、1659年創業の文具店・相馬屋源四郎商店があります。10:00-18:00、休み日。
夏目漱石や川端康成、吉行準之助、井上ひさしもその原稿用紙を愛用していた、1889年創業の山田紙店はコロナ禍でつぶれました。並びにあった甘味処・紀の善も、失われました。"神楽坂遺産"的な店が、この10年ほどの間に、次々となくなってしまいました。
一方で神楽坂6丁目の方は、赤城神社が隈研吾設計でグッド・デザイン賞。若者や女子の参拝で賑い、高級マンションの新住民向けに、界隈は栄えてきています(後でまた触れます)。
さて、相馬屋は、石川啄木、北原白秋、坪内逍遥、志賀直哉、夏目漱石も使った原稿用紙発祥の店です。尾崎紅葉が「マス目を入れたら」とアイデアを出した説も。B4・400字100枚605円。
隣、神楽坂5-8に、岩座があります。11:00-21:00、無休。神社からヤシロ・鳥居・森を取り除くと残るのは岩座。日本人の祈りテーマにした石のアクセサリーや祈りにまつわる雑貨類、そして現代の御守のあり方を提案しています。
日本の美しい心をテーマに天然石や雑貨、お守りを扱っています。さて、神楽坂上まで来ました。
ここで、神楽坂通りの西(左)側の助六脇の、見番横丁に入ります。写真右側が、見番小屋です。
見番通りの終わる十字路、若宮町11に、1955年創業の割烹・加賀があります。11:30-15:00、17:00-22:00、無休。200名まで応対可能。席の区切りも可能。個室量10%、夜間サービス料10%。
ランチの日替わり御膳は、1400円で予約不要です。
見番小屋の角から区の字にくねった細い芸者小道があります。定番ロケ地です。
小道入口角、神楽坂3-6-5に、2003年オープンのメゾン・ドラ・ブルゴーニュがあります。11:30-23:00、無休。食べログ百名店ビストロ2021に選出されています。かわいらしい店内で、客は女性が多く、店員は全員フランス人で、やさしく接客してくれます。値段もリーズナブルです。
平日ランチセット2200円。エスカルゴのブルゴーニュ風はガーリックたっぷりで熱々です。牛肉の赤ワイン煮込みは、カリカリのクレープで、まず卵を割らずに。本日のデザートは、ブランデーが垂らし回されたスポンジケーキの上にムースです。最後、コーヒー又は紅茶又はハーブティー。
芸者小道の奥、神楽坂3-6に、1976年創業の神楽坂別邸・鳥茶屋が、あります。11:30-1500,17:00-22:30、休み月。
ランチも、名代うどんすき1890円。2007年に、嵐の二宮和也さんが主演のテレビドラマ、「拝啓父上様」の舞台です。2018年に、同じ嵐の相葉雅紀さんが主演のテレビドラマ、「僕とシッポと神楽坂」でも、神楽坂が舞台です。おかげで、この街を目指す人が増えたことは間違いありません。
また神楽坂通りに戻って、今度は、東(右)側の神楽坂2丁目あわやと、3丁目の間の、神楽坂仲通りへ曲がります。20mほど行って南へ入る袋小路があります。
そこにある1軒が、神楽坂2-12-10にある、2006年オープンのル・コキアージュです。11:30-15:00、18:00-22:00、無休。パリに来た感じで、気軽にワインを楽しむ隠れ家ビストロです。
平日限定のワンプレートランチは、サーモンのパイ包み焼きカレー風味、ヴァンブランソース、サラダとパンと飲み物付き1500円です。6種の飲み物から選べます。チョコテリーヌが300円プラスで味わえます。パイ包みの味も忘れ難く、ここのテリーヌは絶品です。
もう1軒並んで、神楽坂2-12に、1951年創業のル・クロ・モンマントルがあります。、11:30-15:00、18:00-21:00、水金は夜のみ、休み日祝。ここも伝統的で温かみのあるパリ家庭料理です。
シンプルメニューは、前妻とメインディッシュで、1551円です。ワインか飲み物が付くと1936円です。美味しさ、価格、手早さ、全てすばらしいです。開店時でも、予約で満席に近いです。
この袋小路から5m行った北側へ、かくれんぼ横丁が伸びています。この横丁から東(右)へも路地が交差していて、本多横丁へ向かいます。
かくれんぼ横丁の石畳には、♡形の恋愛成就、♢形の金運向上、☆形の心願成就の石が3カ所に埋め込まれています。探してみるのも、おもしろいかも(フランス料理さくらの前、天考の奥、坂の上レストランの前だよ!)。
かくれんぼ横丁を10m通り過ぎて神楽坂仲通りを行くと、北(上)側、神楽坂3-1に、芸妓の来る4軒の料亭の1軒目、1935年創業の千月(ちげつ)があります。18:00-23:00、休み土日祝。各地の旬の産直がこだわりの店です。2005年に、新宿区商店会連合会から、金賞にも選ばれています。
かくれんぼ横丁の最初のT字路の角、神楽坂3-1に、1977年創業の天婦羅・天考があります。12:00-23:00、休み日祝。
ランチは、4種類とも3500円です。これは海老天丼、他にアナゴ天丼、かき揚げ天丼、特製天丼があります。特製は、巻海老、魚、かき揚げ、野菜、お新香の5種も入っています。別に、しじみの味噌汁が230円であります。サクッ、天つゆはキリっと絡め、渋い漬物。
カウンター席でいただきます。昭和の名店「天ぷら天政」の初代の一番弟子を、ほれ込んだ神楽坂の芸者が、「独立して神楽坂でやりなさい」と芸者宅の1階を貸してスタートしました。二代目の店主は、黙々と仕事をしますが、世間話や人生の悩みも、控え目ですが聞いてくれます。
天考のT字路の先行くとすぐ角、神楽坂3-1に、2007年創業の中国料理・神楽坂芝蘭があります。,11:00-14:30、17:00-22:00、無休。
店内ランチは、華やか贅沢御膳が、小鉢・大ムキエビのチリソース煮・陳マーボードーフ・ご飯・スープ・漬物・デザートで2150円。NHKの今日の料理で紹介された陳麻婆豆腐は、木綿豆腐がフルフルと柔らかく、ソースはトロトロで、赤い油が美味しさのサインです。
芝量の角をかくれんぼ通りと並行して小路を行くと、かくれんぼ横丁から曲がってきた道との交差する角、神楽坂3-1に、2022年オープンの神楽坂茶寮本店があります。11:30-22:00、無休。女性の行列が、手前の壁際にできています。渋谷とミラノにも、お店があります。
碧羅(へきら)という抹茶の生搾りモンブランは、お抹茶または玉露セットで2200円です。搾り重ねられた抹茶の香りの下に、抹茶のアイスクリームがあり、食感が繊細で柔らかです。甘栗や黒豆とも出くわします。メレンゲベースで、一番下はラズベリーの酸味です。高いけど、量もあります。ファイナルファンタジーのモルボンみたいです。微炭酸が鼻に抜け、しっかり香りと甘みあり。
さらにもう1本、東(右)側に並行する軽子坂の途中、神楽坂3-1に、2006年オープンのまかないコスメ初の直営店があります。10:30-20:00、無休。ここだけ、絶品の手土産スイーツがあります。HPでチェック。
2006年からの10周年記念パッケージの絶妙レシピのハンドクリーム50g1620円。人気ランキング不動の1位です。灰汁に含まれる自然由来の柿渋・大豆・鶏卵が成分。スーッと肌なじみが良く、べたつかず、しっとりした手肌にしてくれます。食品が成分で、冬場など、どんな場面も使えます。
北へ行くと、神楽坂3丁目と4丁目の堺になり、神楽坂通りから東(右)へ伸びる本多横丁に出ます。
本田横丁を、かくれんぼ横丁と並行して北へ伸びていた小路が5mほど突き抜けて、袋小路になっているところ、神楽坂4-5に、芸妓が来る4軒のうち2軒目の料亭、創業1985年の牧があります。
18:00-21:30、無休。料理長は現代の名工に指定されており、一見用のカウンター席も、あります。今は一見でも入れる割烹が隣にできました。元神楽坂芸者の女将が一代で築きました。
本多横丁を東(右)へ10m行き、軽子坂との十字路を刈る小坂に沿って進むと、神楽坂4-8に、創業1954年の和食料理・おいしんぼがあります。11:30-15:00、,17:00-22:30、無休。一見、敷居は高く感じたのですが、胃にやさしく、店内は畳張りで故郷に来たような感じでした。
料理人手仕込み「おばんざい」五種盛り+舞妓飯の御膳は、1800円です。季節ものの素材5種類と、湯葉あんかけたっぷりの丼が舞子飯でした。ランチは他に10種類、リニューアルしました。
ちょうど善國寺の真向かいから神楽坂通りを起点として東(右)へ曲がる1本道が、兵庫横丁です。神楽坂4丁目と5丁目の堺になっている部分や、4丁目をまたいでいる部分になっています。
ここに、芸妓が来る4軒の3軒目、神楽坂4-7に、創業1948年の料亭・幸本があります。4軒の内、最も由緒正しい懐石料理を提供します。写真の右側に、「幸本(ゆきもと)」と白い表札です。
また、隣には、新しく2023年に、コロナ禍でつぶれた、伝統ある大料亭・うを徳に変わって、神楽坂4-8に、芸妓が来る、最後4軒目の八仙があります。2011年に貸席としてのスタートでした。神楽坂からの仕出し料理・弁当で、賄います。カウンター席のバーもあります。
さて、神楽坂の東(右)側も見ましたので、神楽坂上を超えて、メトロ神楽坂駅がある、神楽坂6丁目の方へ北上します。赤城神社も隈研吾に建て替えられ、賑いが増し、お店も増えています。
早稲田通りを北上した東(右)側すぐ、白銀町2-3に、和らくがあります。11:30-15:00、,17:00-22:00、休み日。朱塗りのカウンターテーブルに足を下に投げ入れて、座れます。
ランチの白木御前~庭園~。季節の彩り八寸全6皿、焼き魚、ご飯、汁、香物、デザートで3200円です。他に1000円のグリーンカレー、1400円のオムハヤシライス、牛レアカツレツ御膳2800円、名物牛タン江戸味味噌シチュー御膳2600円など、あります。古き良き落ち着いた時間が流れます。
神楽坂6-8の早稲田通り沿いに、創業1961年の大野屋牛肉店があります。10:30-19:00、無休。
焼肉弁当750円、生姜焼き弁当630円、ローストビーフ弁当860円、唐揚げ弁当630円、ビーフカレー800円、ロースカツ弁当630円。
国産ポークメンチは200円で、食べ歩き用の紙袋に入れてくれます。お肉がジューシーで、衣替えサクサクで、おいしい。吉祥寺ハーモニカ横丁のメンチカツみたいに油でべとべとしていなかった。
神楽坂6-15に、、1935年創業の梅花亭があります。10:00-19:00、休み水。食べログ百名店和菓子2023を受賞。圧倒的に、おばさんばかり。ちゃんと一個一個正しく計算してくれます。
一番人気は、レモン大福292円。皮に瀬戸内レモンが摩ってあって、さっぱりした風味です。白餡にあんずを入れたあんず大福370円が一番おいしい。豆大福292円は甘さ控えめで皮が柔らか。
ずっと早稲田通りに面したお店を3軒見ましたが、このメトロ神楽坂駅矢来口(飯田橋・南寄り)からは、裏手の路地を見ます。
赤城元町1-10に、1300年創建の赤城神社があります。女性の願いをかなえる、日本一おしゃれな神社になりました。隈研吾設計、2013年グッド・デザイン賞。ご祭神岩筒雄命・赤城姫命。狭い境内と足りない建設費を、隣に高層マンションを70年定期借地権で建設させ、捻出しました。
境内には、赤城カフェがあります。11:30-19:00、休み月火。ランチは、南インドカレー・サラダ・ドリンクで1300円です。
赤城神社より早稲田通りより下がった、東五軒町1-8に、2017年オープンのパン・デ・フィロゾフがあります。,10:00-19:00、休み月。食べログ百名店パン東京2020,2022選出。赤城神社から、通り道が付いているので、散策していると、自然と辿りつきます。
リンゴの枝を擬したポミエは、680円。札が葉を模しています。噛み応えがあり、不意にくるリンゴの爽やかさが絶妙です。ジンジャーのアクセントも効いています。
梅花亭の裏手、神楽坂6-29に、2006年オープンのフレンチ・ラ・マチィエールがあります。11:30-14:00、18:00-20:00、休み月。ミシュランの1つ星を獲得しています。柔らかな雰囲気に包まれた隠れ家的な清潔感のあるお店。奇をてらわず、一皿ずつ向き合って食べればいいと思います。
海の幸のタルタルサラダ・アンチョビ風味3300円。タワーのように積み上げられたサラダに、新鮮な蛸、小海老、サーモン、インゲン、胡瓜。控え目のアンチョビが効いています。酸味があり、爽やかです。オープンからある一品。豊洲から当日の鮮魚が来ます。ランチセットは3850円から。
早稲田通りから一歩裏手の神楽坂6-22に、2000年オープンのチーズ専門店・フロマージェリー・アルパージュがあります。11:00-18:00、無休。
クリームチーズ、カマンベールなど土産にも100g売りです。自店で熟成をかけており、他では味わえない味です。品ぞろえも良く、海外産の珍しいチーズも手に入ります。味わいと香りで、食感は膨らみます。
メトロ神楽坂駅裏の通り、矢来町123-B1Fに、1978年オープンの中華・龍朋(りゅうほう)があります。11:00-22:00、休み日。食べログ中華百名店2021,2024年選出。いつもはすごい行列です。
チャーハン900円。 回鍋肉950円。 2大人気メニューです。
早稲田通り反対(西)側、矢来町67に、2019年にオープンしたAKOMEYA TOKYO in la kaguがあります。11:00-20:00、食堂・食品・雑貨・酒・精米・冷蔵・冷凍を扱います。元新潮社書庫でした。他に都内9カ所、横浜4ヵ所、千葉2ヵ所、埼玉2カ所、仙台、名古屋、大阪3カ所、京都、兵庫へも展開中です。
中にあるAKOMEYA食堂。ランチには、AKOMEYA御膳2350円が、AKOMEYA食堂の献立を少しずつ楽しめます。ごはん/味噌汁/主菜3品/小鉢/自家製豆腐/自家製ぬか漬けです。主菜3品は、 「国産揚げ鶏」「牡蠣フライ しば漬けタルタル」「サーモン漬け(アコメヤの白だし使用)」です。
早稲田通り西(左)側、神楽坂6-66-1に、2012年オープンのイタリア料理・カリーナ カリーナがあります。17::00-22:00、土日祝は、11:30-22:00、休み水。
平日のカリーナランチコースは、イタリア産生ハムのサラダ、ピスタチオのフラン(焼きプリン)と選べるパスタorピッツァ、メイン料理、デザート、カフェが付いたフルコースです。2750円。ピッツアがおいしい、カジュアルなイタリアンです。さあ、「神楽坂を食べる!」はここまで。
このブログは、JUNさんと、ウエンツ夫人さんのご厚意で、リブログされました。
夕日がきれいに染まっています。
文鳥の新太郎君は、カレンダーの下端をかじって、おふざけしています。
地球温暖化が、普段の4倍もの集中豪雪を、招いています。まだまだ北日本を中心に雪には、注意が必要です。
ここまで読んでいただき、お疲れさまでした。しっかり休んでください。
良いことや楽しいことで、毎日をいっぱいにしようね。
★東京散歩で行ったところ全部の索引ページもあります。3年間の軌跡を、いろいろ見て参考にしてね!
都内の主だった、ほとんどのコースは歩いてしまいました。どんな東京散歩コースの本も、今まで歩いた所ばかりです。しかたないので、運動不足解消はしたいので、今回みたいに、既に歩いたコースの部分部分をつなぎ合わせて、別方向からや新しい切り口で歩いて見たり、軽く触れただけの部分をおもしろく深堀りしていって、しのぎたいと思います。
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(活動費としては、あくまで、よくて週一で、交通費とランチ代ぐらいしか出せないのですが)
それまで、みんな元気でね。じゃ、またね。