前回の続きになります。
☆病気でも在宅の仕事は見つかります。
☆病気でも私が仕事したい訳。
☆病気でも私が仕事したい訳②。
☆書く事で願いが叶う➀。
内海先生の講演会で、たまたま出会った人と仲良くなり、
彼女らの勉強会に誘われます。
まだ友達も少ない時だったので、
誘われるがまま勉強会の日を迎えます。
指定された場所が、何やら怪しい雰囲気…。
聞いた事がない名前の看板が立っていて、
不安や焦りが押し寄せてきました。
「もしかして…商売目的?!」
なんて思いながら、約束やし…と、入っていきます。
(友達は子供連れだったので、いざとなったら逃げれる!と思っていました。)
確かにその営業所は、健康食品を売っている会社でした。
「いつ売りつけられるんやろう…。」
と、終始びくびく。
しかし、全く商品の事には触れず。
勉強会は、ヨーロッパ在住の日本人女性の方とSkypeを繋いで話を聞くというものでした。
その方は、健康について詳しく、
質問をすれば的確に答えてくれました。
色んな方の病気が治った話、治した方法、ドイツの医療の考え方…など。
そして、その考え方に私は共感を覚えました。
更に、話を聞き進めると、
彼女は今までの引っ越し、仕事、旦那さん、子供の進学先など全てを潜在意識を使って叶えてきた、というのです。
私の反応は、
「そんな事あるはずない…この人はただただラッキーなだけ。」
と、すぐに思いました。
しかし、話としては面白い。
無理やり物を売りつけられるでもなく、
怪しい話でもない。
更に、その人達は誰一人として、愚痴や人の悪口を言わず、
何も買わない私に対してもいつもニコニコ接してくれました。
友達というには、まだ疑いの念があったのですが、
私は何度か足を運びます。
すると、どうやって潜在意識を使って叶えてきたのか、
具体的な方法を教えてくれました。
(この方のお弟子さんです。
この本も酒井さんが潜在意識で借金のある生活から、
昇りつめていくお話が書かれています。)
聞けば聞く程、そんなばかな…と思う私。
でも、やるのは無料やからやってみよう。
と、思いました。
しかし、その時は半信半疑が拭えず…。
そのうちに転勤になってしまい、勉強会に通う事が出来なくなってしまいました。
関東へ引っ越し、マイホーム購入、
幼稚園でのごたごたがあり、脳腫瘍の発覚。
夫の性格の変貌。
仕事がうまくいかなくなり、雪崩崩しの様に自分が望んでいない未来が待っていました。
私は、
自分はなんて不幸なんだろう…
なんでこんな風になってしまったんだろう…
と、思い泣きました。
健康については、他の人よりも詳しかったはず。
なのに、私が癌だなんて…
そう思えば思うほど、変なプライドも重なり、
また癌のショック、そして逃れられない不安から絶望的な気持ちになりました。
人のせいにもしました。
歩いている人が笑っているだけで、自分は誰よりも不幸だと思いました。
私はもう人生終わったな…
と、思いました。
続きます…
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
朝の白い風景が大好きです。
ただただ神聖な空気で澄み渡った情景。
白い息も自分の呼吸を見せてくれて、生きる事を実感し、
感謝に繋がります。
素敵な年末をお過ごし下さいね!