自分の過去にこだわる性格の人へ
一般的な「幸福になれない」症候群⑤
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
人生の疑問、「悩み」「苦しみ」「問題」が仏法真理を知ることで解決できれば幸いです。
不幸から脱出して、幸福になる方法を、経典『「幸福になれない」症候群』よりご紹介させていただきます。心の傾向性、考え方の傾向性を知り、考え方、生き方を変えることで、あなたの心に、日常の生活に幸福が満ち満ちてくることでしょう。
「幸福になれない」症候群
まえがき
世の中には、自分ではそうとは知らずに不幸を愛している人が大量に存在しています。そうした人たちは、潜在意識で不幸を愛しているために、何かのきっかけさえあれば、急転直下、自分固有の失敗パターンにはまりこんでいくのです。
私は、こうしたパターンを有している人びとを、「幸福になれない」症候群とネーミングしました。不幸から脱するためには、まず自分のパターンに気づくことです。そして初めて、克服が可能となるのです。
そのための手引書として本書は書かれました。
まず知ることからすべてが始まるのです。
本書をきっかけとして、幸福な人びとが大量に出現することを祈ります。
目 次
第一章: 不幸を愛するあなたへ
—無意識のうちに、いつも不幸を選んでしまう人
第二章: 一般的な「幸福になれない」症候群
—だれでも一度は迷い込んでしまう不幸への道
第三章 :女性・家庭の「幸福になれない」症候群
—悩み多き現代女性に贈る、悩まないコツ
第四章 :サラリーマンの「幸福になれない」症候群
—ますます厳しくなるビジネス社会を生き抜くために
第五章 :信仰に関する「幸福になれない」症候群
-信仰の悩みは、仏法真理の知識で解決できる
HAPPY SCIENCE 経典:「幸福になれない」症候群 より
霊界の基本構造観
霊界は悟り(心の境涯)に応じた、多次元の階層に分かれています
3次元:地上界
4次元:精霊界、地獄界
--------------------------------
5次元:善人界(ここからがいわゆる天国)
6次元:光明界(各界の専門家達の世界)
7次元:菩薩界(ここからが天使の世界)
8次元:如来界
9次元:宇宙界
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【「幸福になれない」症候群 過去ブログ】
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・他人の成功が妬ましい人へ 一般的な「幸福になれない」症候群①
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・自分がいつも人から害されていると思う人へ
一般的な「幸福になれない」症候群③
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・自己顕示欲に悩む人へ 一般的な「幸福になれない」症候群④
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自分の過去にこだわる性格の人へ
一般的な「幸福になれない」症候群⑤
目 次
①まず心の傷を癒す
②希望の未来を開く方法
①まず心の傷を癒す
次の相談者は「自分の過去にこだわってしまう」という非常に難しいタイプです。「過去にこだわる」と言っても、さまざまな場合があるので一概には言えませんが、要するに「くよくよする性格」だととらえてもよいでしょう。
人間とはまことに不思議な生き物で、「ある一つの事実をどのように感じ、どのように処理するか」ということは、人によって千差万別です。
たとえば、雨が降ると、ある人は「けっこうなおしめりだ」と言い、ある人は「いやな日だ」と言います。ほんとうに不思議なことです。
また、会社で上司に叱られると、ある人は「自分はそれだけ期待されているのだ」と考え、ある人は「自分はまったくだめなのだ」と考えます。
このように、人によって感じ方は非常に違うのですが、そのあとの効果を考えたとき、そこには大きな差があると言わざるをえません。
自分の過去にこだわる性格の人に関して、私が特に言っておきたいのは、「こうした人は、青春期、あるいは幼少期において、心に大きな痛手を負っている人が多い」ということです。心に何らかの傷があるのです。
たとえば、「大病をした」「家が非常に貧しかった」「片親だった」「兄弟のなかに変わった人がいた」「入学試験に失敗した」「落第してしまい、卒業できなかった」「失恋をした」「失業をした」などという不幸な体験があることが多いのです。
過去に不幸な体験をしたため、心に傷ができ、その傷が、一応ふさがってはいても、何かのはずみでまた開いてしまい、そこから膿みが出てくる ― こうしたタイプの人はかなりいます。結局、根本的な治療ができていないのです。
自分の心の傷をいつまでも見つめていたのでは、三年たっても、五年たっても、その傷が癒えることは決してありません。しかし、人間は、前向きの生き方を始めたときには、過去のことがあまり気にならなくなるものです。
あなたが過去のことにいつまでもこだわっているのならば、おそらく、あなたの人生の成長、発展は止まり、停滞しているのではないかと思います。
あなたは、頻繁に後部座席のほうを振り返り、「あのときには、こうすればよかった」といってばかりいるのではないでしょうか。つまり、前向きの人生を生きていないのです。
過去の傷を癒し、過去のこだわる性格を切り替えていくための最もよい方法は、人生に希望を持ち、前向きに生きることです。
それでは、どうすれば、前向きで希望のある人生を生きられるのでしょうか。私は次の三つの処方箋を出したいと思います。
第一の処方箋は、成功感覚を持つことです。別の言葉でいえば、「自分には、よい運命がきっと開けてくる。自分は成功するに違いない」という内的な確信を持つことです。
「自分はいつも失敗する」と思っていれば、やがてそうした挫折に見舞われることになります。
したがって、毎日、「自分はきっとせいこうするのだ。自分はきっと大物になるのだ。自分はきっと運命を開くのだ」と、折にふれて自分自身に言い聞かせておくことが大切です。
第二の処方箋は、「世の中には自分の協力者が満ちあふれている。世の中の人びとは潜在的協力者として存在している」と考えることです。
「世の中には、声をかければ自分を助けてくれる人がたくさんいるのだ。世の中の人びとは、ほんとうは協力者の群れであって、何かのきっかけがあり、私のほうが心を開きさえすれば、協力者になってくれる潜在的協力者ばかりなのだ。という見方を意図的に持つことが大切です。
反対に、「他の人はいつも私を罰しようとしている。私を害そうとしている。隙を見て私の悪口を言おうとしている」などと思っていたのでは、いつまでたっても未来が開けることはありません。
第三の処方箋は、「よいことは大きく、悪いことは小さく受け止める」という心の持ち方をすることです。これは非常に大事なことです。
過去にこだわる性格の人は、たいていこの逆であり、悪いことは針小棒大に考え、よいことはすぐに忘れる傾向があります。悪いことは、いつまでもこだわって覚えているのに、よいことについては、「それは単なる偶然、ただのまぐれであって、むしろ、不幸なことが訪れる前ぶれかもしれない」などと考えてしまうのです。
喜びを長く保つことはけっこう難しく、それができる人は、現代では数少なくなっています。
素朴なことのなかに喜びを感じ、よいことが一つあると、その幸福感が長く続くということは、現代においては非常にまれになっているようです。幸福感覚のかわりに不幸感覚だけが異常に長く続き、それがしだいに増大することが多くなっています。
たとえば、ある人があなたの悪口を言ったとしても、その悪口がどのような背景から出たものかは分からないのです。
その人はたまたま体調が悪かったのかもしれません。あるいは、人間関係で悩んでいたり、家庭に何か問題があったりしたのかもしれません。そのため、八つ当たり気分で、あなたに辛辣な言葉を発したでけであって、翌日にはそのことをすっかり忘れていることもありうるのです。
ところが、あなたのほうは、「あの人は私の悪口を言った」と一ヶ月も二ヶ月も、あるいは二年も三年も、ずっと思いつづけているとしたならば、客観的に見て、あなたが下している評価のもうが不当だと言えるのではないでしょう。
結局、大切なのは「事実をどのように認定するかは、自分の自由に任されている」ということです。
したがって、よい意味での利己主義者になってはいかがでしょうか。すなわち、自分にとって、よい結果、よい効果を生む考え方をするのです。
自分にとって悪いこと、いやなこと、不吉なこと、苦しいこと、悲しいことは、できるだけ小さく受け止めるようにし、反対に、自分にとってよいことは、大きく、長く受け止めるように努力すると、あなたの人生は、しだいに幸福になっていくはずです。
たとえ、あなたのことを悪しざまに言う人がいたとしても、それは一時の気まぐれかもしれませんし、そうした悪口をいつも言っているとは限りません。
また、あなたのことをよく言ってくれる人も数多くいるはずです。そのように考えれば、「自分もまんざらではないな」という感覚がでてくるでしょう。
このように、不幸感覚を少なくし、逆に幸福感覚を強める生き方が大切なのです。
以上をまとめると、過去にこだわる人へのアドバイスとしては、「希望ある未来を開いていく生き方が大事である。
そのためには、第一に、成功感覚を身につけること、
第二に、他人は潜在的協力者だと思うこと、
第三に、不幸感覚を小さくし、幸福感覚を拡大することが大切である」ということが言えるのです。
HAPPY SCIENCE 経典:「幸福になれない」症候群 より
仏法真理の基本的考え方
正しき心の探求としての「四正道」
幸福になるための四つの道
正しき心とは、身近な言葉で言えば良心のことです。
その究極が、仏の御心、創造主エル・カンターレの御心です。
正しき心の探求をしていくことが、本当の幸福への道なのです。
「四正道」の四つとは、「愛」「知」「反省」「発展」です。
① 「愛」とは、人から「もらう」ものではなく、相手の幸福を願って「与える」ものです。与えきりの気持ちで、相手を幸福にしていく行為です。これを「与える愛」と呼びます。
② 「知」とは、「知は力なり」—— 「仏法真理」を学ぶことで悩みを解決でき、「智慧」が得られます。仏法真理は、そのための最高の教科書であり、参考書でもあるのです。
③ 「反省」とは、人間には自由意志があり、その分、幸福感も生まれますが、間違いを犯すこともあります。反省は、心の間違いを修正し、明るい未来を開く道具です。たとえて言えば、“消しゴム”のようなものです。
④ 「発展」とは、「利自即利他」—— 信仰を通して得られた、自らの幸福や成功を、周りの人へ広げていくことです。この地上においても、幸福な人で満ちた世界を創ることです。
霊界の基本構造観
霊界は悟り(心の境涯)に応じた、多次元の階層に分かれています
3次元:地上界
4次元:精霊界、地獄界
--------------------------------
5次元:善人界(ここからがいわゆる天国)
6次元:光明界(各界の専門家達の世界)
7次元:菩薩界(ここからが天使の世界)
8次元:如来界
9次元:宇宙界
・霊界は、天国が圧倒的に広く、地獄はごく一部です。
四次元幽界の一部に地獄があります。そこは、悪想念の曇りによって、仏の光が射さなくなった暗黒の世界です。
ただし、地獄は、天国に対抗できるような大きな勢力ではありません。また、人間は地獄からこの世に生まれてくることはできません。
・あの世に還るときには、この世で生きた心境にふさわしい世界に還ります。
心の世界も、霊界と同じく、多次元構造をしています。私たちの心のなかに、天国があり、地獄があるのです。
その心に応じて、善い心で生きた人は天国に、悪い心で生きた人は地獄に堕ちることになります。
転生輪廻と守護霊
人間は、生まれ変わりを繰り返し、魂修行しています。そして、「魂の兄弟」の一人が、守護霊しています。
・人間は、魂として ”永遠の生命” を持っています
人間の本質は霊(魂)であり、あの世が本来の住処です。数百年に一度くらいのペースで、この世に生まれてきて、また、あの世に還っていきます。これを「転生輪廻」といいます。
・転生輪廻の目的は “悟りの向上”
人間は転生のたびに、新しい環境に生まれ、新しい出会いや経験を経て、たくさんの魂の糧を得ることができます。順境も逆境も悟りの向上のためにあるのです。
・あなたを幸福へと導くために守護霊が頑張ってくれています
この世の魂修行を、安全で有意義なものとするために、各人には、必ず一人、守護霊がついています。
私たちの魂は、原則、六人一組の「魂の兄弟」というグループをつくっています。そして、そのなかの一人が、守護霊を担当しているのです。
仏法真理は「真実を知ること」であなたを「幸福へ、健康へ、成功へ」導いてくれるのです。---With EL CANTARE ---
『真実の世界、人生、幸福、健康に生きる方法』を知りたい方は、Happy Scienceの経典をご参照ください。今日のブログは、Happy Scienceの 『「幸福になれない」症候群』 よりお伝えしています。