ホステス時代の私は沈黙がこわかったなぁ。
でも、会話に沈黙はめっちゃ大事なんよ。
だから無理に沈黙をなくそうとしないでね。
高嶺の花養成塾（名前気に入ってるから言いたい）としては、聞き上手さんを目指すのをオススメします。
その理由は過去記事をご覧になって。
【コミュニケーション術】愛されるのは話し上手？それとも聞き上手？
でね、今日は会話中の沈黙について。
会話中に沈黙が生まれたら焦ると先日私は相談されました。
あるあるだよねぇ。
会話の沈黙を楽しんでおくれ！
沈黙は会話においてめっちゃ大事やねん。
会話とカラオケって似てると私は思ってるねん。
会話の相槌はカラオケでいう合いの手。
聞き手は話し手（歌い手）が話やすいように（歌いやすいように）支える。
カラオケってさ、歌わない間奏の時間って大事やん。
間奏中に飲み物を飲んだり、息を整える。
間奏があるから、サビでテンション上げて疲れた心と体を休めることが出来るやん。
間奏なしで１時間ひたすら歌ってみ？しんどすぎるで。
歌を聴く方も、間奏なしでひたすらタンバリン叩いてみ？身が持たへんで。
沈黙も間奏と同じなのよ。
沈黙はお互いにとって必要な時間なのよ。
話し手は、自分の話したいことを聞き手に伝えるために、頭で感情や内容を整理する。
整理するためには、話し手に沈黙が必要。
聞き手も、話し手が言ったことをしっかり理解するには考える時間が必要。
難しい話を聞いた時に、2人の聞き手を比べてみましょう。
すぐに「分かった！」と言う聞き手と、「ちょっと待ってね。」と言って沈黙を作って考える聞き手がいたとします。
どちらがちゃんと話を聞いているように見えますか？
沈黙がある方が、話し手は、聞き手に話を理解してもらえたと思うんよね。
逆に言うと、聞き上手は沈黙をうまく使っています。
勿論、会話にはテンポやリズムがある。
冗談を言い合っている時に沈黙が生まれると、その流れが崩れる可能性がある。
でも沈黙は、その話がひと段落した印でもあるよ。
そこはしっかり沈黙を味わっておくれ。
沈黙をなくそうとする必要はないぞ。
ハッキリ言うと、沈黙の気まずさを埋めるために切り出す話って、たいていつまらん。
お話し上手さんが切り出したら別やけど、そもそもそんなお話し上手さんは私のブログに興味ない。
そんなその場しのぎの会話をするくらいなら、沈黙の方がはるかに有益よ。
相手はその沈黙の間に伝えたいことを頭の中で整理していたかもしれない。
でも、あなたがその沈黙を破ったら、相手は考えられなくなるし、会話の方向が変わってしまう。
そんなわけで、沈黙に焦らなくてもいいのよ。
めっちゃ長くなったので、この記事は後編に続きます。
【コミュニケーション術】会話中に沈黙が生まれたら焦りますか？後編
月末くらいに、男性に愛される会話術をテーマに講座を開こうかとぼんやり思案中。
まだ詳細を考えてないけど、以前Hさんにリクエスト頂いたからやりたいねん。
キャロ
