過去に好評だった
シリーズを再編気づき



​*まゆの自己紹介*
・ナリ心理学認定心理アドバイザー

・アラフォー看護師

・自己紹介詳細はコチラ指差し


 

 

 

 

 

前回の話はコチラ↓
 
母子家庭という閉鎖的空間で起きていた
虐待のリアルを伝えるために書いてます。
 
 
 
 
 

今回の前提…

 


・時代は平成、高校生

・家は4.5畳+6畳で襖を外して生活

・母親は2回目の離婚を経験

・母親・父親違いの妹と3人貧乏暮らし

 

 

 



中学校を卒業して
全日制の公立高校に入学。



卒業式も入学式も
母親は来なかった。



理由は覚えてない。



保護者が来ないことで
支障が出ると思うんだけど
実際にはどう対応したのか…


 
母親から私への暴力は、
機会が少なくなったということで
頻度が減っていった。



不潔扱い妹との格差相変わらず。

 

高校生になろうが
部屋が与えられることは不可能で
プライバシーのない環境のまま。

 
入学式も卒業式も来なくて
確か、合格発表も来なくて。



でも制服なんかは用意されたし
母親の役割は果たしてたんだろうね。








入学後の4月から
バイトをしたらどうか?
母親がバイト先を提案してきた。



家にお金を入れろ
ということではなかった。



私が高校生になって
お金が必要になるけど
家計からは捻出できないから

ということだったのか…?



母子家庭ということで
学校からのバイトの許可は
すぐにもらうことができた。



4月、入学して間もなく
母親がバイトの面接を
勝手に決めてきた。



面接を受けて
4月末から毎週末に
バイトが始まった。



そのバイトは半年くらい続けたけど
緩すぎてお金が稼げなくて辞めた。




その次は自分で見つけてきた
スーパーの裏方のバイト。



シフトで夕方不定期で入るから
家に帰る時間が遅くなる。



母親にとって
私のバイトが不都合だったのか
バイト先の文句を引き出そうと
色々聞かれた。



結局、時給が安いとか
年末調整で誤魔化されてるとか
社員のバイトへの扱いが悪いとか…



母親に吹き込まれたことを
私もそう思うようになって
バイトを辞めた。




3つ目のバイト先は、また
母親が面接を決めてきた。



もう高校2年生だったのに。



私も素直に面接を受けに行った。






個人経営の飲食店で
初めての接客業だったけど
同年代の子が何人もいて
居心地が良くて1年以上続けた。



長期休みのバイト代は
高校生にしては大金で


これをきっかけに
家にいる時間が
どんどん減っていった。



携帯電話を自分で契約して
母親には電話番号を
伝えてなかったんだけど


請求書から知られてしまって
所在確認の電話が
かかってくるようになった。



家では無視不潔扱いのくせに。





携帯が出始めた当時は
色々緩くて高校生だけで
契約できちゃってたはず…

電話番号が請求書でバレることも
高校生の私には考え付かなくて
バカだったなーと思います。