過去に好評だった
シリーズを再編気づき



​*まゆの自己紹介*
・ナリ心理学認定心理アドバイザー

・アラフォー看護師

・自己紹介詳細はコチラ指差し

 

 

 


 

前回の話はコチラ↓
 
母子家庭という閉鎖的空間で起きていた
虐待のリアルを伝えるために書いてます。
 
 

 

今回の前提…

 


・時代は平成の初め

・家は4.5畳+6畳で襖を外して生活

・母親は2回目の離婚を経験

・母親・父親違いの妹と3人貧乏暮らし

 

 

 

 
学校では
仲間外れといじめの
境の状態。
 
 

家に帰れば母親から
不潔扱いと暴力を受ける日常。
 
 

プライベートも
プライバシーもない
狭い閉鎖的空間で
妄想と自傷に逃げてた。
 


 

 


住んでた地区の環境も
今振り返ると
健全とは言えなくて。
 
 

同級生の中には
刺青を入れてる家族を
持つ子がいた。
 
 

任侠映画に出てくるような
Tシャツみたいな刺青のお父さん。
と、おじいちゃん。



その子のおじいちゃんは
片手の小指がなかった。
 
 

その子の家には
花札とか
大人のエロ本とか
普通に転がっててさ。
 
 

小学生にして花札で遊んだり
隠れてエロ本読んだりしてた。
 
 

その子のお母さんもおばあちゃんも
任侠映画に出てきそうな風貌。
注:うちと同じ貧乏長屋暮らし
パンチパーマ女性版みたいな髪型
派手色・派手柄の洋服

 
小学生が見聞きしない方がいいことを
たくさん知ってしまってた気がする笑
 
 

その子は盗み癖があったのか
学校、お店、同級生の持ち物など
平然とした顔で自分のものにしてた。
 
 

盗み癖がバレたからなのか、
その子はいじめの対象になった。
 
 

男子から蹴られたり
持ち物を隠されたり。
女子からは完全無視されて。
 


明らかないじめ。
 

 
その子といつも一緒に居た私も
一緒に悪いことしてたし
仲間外れがエスカレートして

同級生から無視されるようになった。

 
 

それは近い学年にも広がって
下の学年の子からも
からかわれることもあった。
 
 
 



 
 
学校でどんなことが起きてても
母親には一切言えなかった。
 
 

どうせ助けてもらえない
って、諦めてた。
 

 
唯一話せたのが
離れて住む祖父。
 
 

学校に連絡を入れたり
私のために動いてくれたのは
母親じゃなくて祖父だった。
 
 
 
祖父から学校に連絡が行ったことで
クラスの一部男子と私と担任で
話し合いをすることになった。
 
 

893屋さんの子がどうなったかは
よく覚えてないけど。
 
 

話し合い以降は
完全無視されることは
なくなったけど
 


よそよそしい、
小学生らしくない、
全く楽しくない
学校生活のまま卒業した。
 
 
 
学校でいじめが起きていようが
母親が私の扱いを変えることはなかった。