本日は、11月10日保護した

フユト君」についてのご報告です。

 

 

※「フユト君」の今までの記事※
発見時 
https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12543580194.html

保護時 https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12545804364.html

 

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きっかけは、福島原発事故被災し、更に避難先で台風19号でも被災した、ダブル被災者さんのこの言葉でした。

 

猫が目の前を流されていった

助けようとしたが

手が届かず助けられなかった

 

自身も夏井川の水が胸まできて身動きができない状況の中、濁流に呑まれ流されている猫さんを助けようとされたそうです。

 

 

10月12日台風19号甚大な被害が出てしまったいわき市の夏井川

その夏井川沿いに福島原発事故で避難を強いられ被災者さんが避難していた避難住宅が、夏井川氾濫決壊被害エリアで冠水してしまったことがご縁そのエリアの被災猫さんの救護をすることに

 

夏井川氾濫決壊被害エリアは、いつも活動している福島・被災地 (福島第一原発の20キロ圏内) から30キロちょっとの場所で東京よりだったこともあり、10月19日と20日の泊り掛けで活動し、この日以来福島・被災地の活動と併せ夏井川氾濫決壊被害エリアの猫救護活動もしています

 

 

 

 

台風19号あとに初めて被害エリア出向いた時の活動報告

(その1) https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12539183171.html

(その2) https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12539383797.html

(その3) https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12539759850.html

 

その夏井川氾濫決壊被害エリア保護した5にゃんのうちの1にゃんが「フユト君」でした。

 

(時計回りに) ぴよちゃんナツ君ハルちゃんアキちゃん・中心がフユト君

ぴよちゃん以外は、みんな耳折れし同じ敷地内で保護したので血族の可能性大

 

10月20日以降毎週末に夏井川氾濫決壊被害エリアにも通い、11月3日に「ナツ君」と「ぴよちゃん」を保護しました。

その11月3日瓦礫の山に身を潜めているフユト君」を見つけました

 

下矢印

 

この段階でガリガリで命の猶予があまり残されていないことは明らかでした。

本当は今すぐ捕獲器を設置し保護してあげたかったのですが…

 

 
台風19号で出た水害ゴミなどのガレキが町中に散乱していたので、清掃局員さんなどが作業していらっしゃりとてもじゃないけど捕獲器を設置出来るような状況ではありませんでした
仕方がないので夜に捕獲器を設置し保護を試みましたが、この日は保護してあげられませんでした。
 
そのため次の活動日の11月10日福島・被災地入りする前に夏井川氾濫決壊被害エリアに入り早朝から保護を試みフユト君」を無事に保護することが出来ました。
 
 
保護出来た「フユト君」を捕獲器からケージに移ってもらう時に、改めて痛々しい体を見て涙が止まりませんでした。
 
 
 
可哀想に…
背中も腰骨も足の先までも
どこにも肉がなく、骨が浮き出ていました
 
極度の飢餓と脱水をし衰弱が激しかったフユト君」は
しっかりケアしてあげなくてはならないため私の猫師匠である「ちゅう師匠」に託させていただきました。
 
▲この日保護出来た3にゃ (左から)アキちゃんフユト君ハルちゃん
アキちゃんとハルちゃんは初期医療処置を済ませた後に、其々違う保護っ子預りボランティアさんのもとに迎え入れて頂き現在家猫レッスン中です
(アキちゃんとハルちゃんのその後のご報告は、近日中にいたします)
 
 
ちゅう師匠」に託させて頂いた「フユト君」ですが…
うんちにビニール袋が混じりまともにご飯を口に出来ていなかったことを物語るうんちだったそうです。
今は、食べたいという欲求を満たしてあげるため、量は少なめにし食事の回数を多くし心のケアをしていただいています。
 
台風19号の濁流に呑まれそうなった恐怖と
その後の飢餓
 
フユト君」は、短期間で2度も死の淵に立たされ、身も心も衰弱しています
焦らずゆっくりと「ちゅう師匠」のもとでケアして頂けることになりました
 
なお、「フユト君」は今は静かに過ごさせてあげることを優先しているので写真撮影はしていません
※保護時のパニック状態時に何枚も撮影されているので、今は撮影自体がストレスになるため。
 
夏井川氾濫決壊被害エリアですが今も毎週末行っています
まだ濁流に呑まれずに生き残れた子の保護の取りこぼしがないか
心配ですから、暫くは確認に通うつもりです
 
これは「フユト君」を保護した翌週11月17日に、撮影した写真です。
 
11月17日撮影
 
フユト君」が身を隠していた瓦礫の山があった場所
 
11月3日撮影
 
間に合って良かった
 
もし、保護してあげられなかった寒さに命を奪われていたと思いますし
もし、生き残れたとしても「フユト君」は何処かに行ってしまったはずです
 
 
11月10日が、フユト君にとって
生き残る最後のチャンスでした
 
この紙のように薄い体に沢山のお肉と脂肪をつけて
柔らかく暖かいベッドで安心していっぱい眠り
心身ともに健康に戻れましたら里親さま募集をさせていただきます
フユト君」が、元気な猫さまになれるように応援をよろしくお願いいたします。
 
~・~・~・~・~・~・~・~・~
 
◆ご協力のお願い◆

今年に入ってから衰弱した子の保護が続き

医療費が大幅に発生し活動費を圧迫し大変厳しい状況が続いています

 

 

心はいつも一緒基金」へのご支援のご協力をよろしくお願いいたします

 
 
~・~・~・~・~・~・~・~・~
 

活動に使用する車のため

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https://readyfor.jp/projects/httpsameblojphappyca

 

ネクストゴールまで、あと1,104,000円

 
 
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ご支援のご協力と拡散を何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
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