本日は、昨日の続きで11月3日台風19号の夏井川の氾濫決壊被害エリアでの活動報告です。

昨日upしました福島原発事故の被災地での活動報告と併せてご覧ください。

 

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11月3日は、朝イチで福島原発事故の被災地(福島第一原発の20キロ圏内)でやらなくてはならない作業を終えてから、今度は急いで台風19号の夏井川の氾濫決壊被害エリアに向かいました。

 

台風19号夏井川が氾濫決したエリア生き残っていたこの黒猫さん」と「アメショー調のキジ猫さん」の安否と、その子達がいた場所に置いてきた手紙にお返事がないかの確認をするために。

 

10/20の発見時の記事 https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12539383797.html

 

10/28の発見時の記事 https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12542517141.html

 

人と車が少ない時間帯にと思い急いでこの子達のもとに向かい午前8時前にはなんとか到着でき、この2匹を探しました

 

でも、見つからず

生きているのか?移動してしまったのか?

 

心配でもっと探したかったのですが、人や車の行き来が出てきたので一旦その場を去ることにしました。

この子達がいた場所にある浸水してしまった住宅のベランダ下に、少しだけドライフードを置いて

(カラスが近くにいたのでドライフードの量を控え目にしました)

 

その後は、せっかく来たのだから夏井川の氾濫決壊被害エリアのその後の様子を確認して行きました。

 

 

先週まであった道路脇に積まれた建物に浸水し出た瓦礫の山はだいぶ無くなりましたが、その代わりに町にある公園など公共の場には瓦礫の山がうず高く積まれていました。

 

 

町にある公園は、どこも満杯になってしまっていました

 

なので「小川市民運動場」が、台風19号の浸水で出た瓦礫の仮置き場となっていました。

 

 

この水害ゴミ仮置き場には

ゴミの受付時間前に到着したのでまだ混雑はしていなかったので

係員さんに、いわき市がどれだけ被害を受けているか

全国の人に伝えたい旨を伝え許可を頂きゴミの山を撮影しました

 

 

瓦礫の山は、しっかり区分されていました

写真だと伝わらないかと思いますが、どの山も高く大きく圧倒されました

 

 

こんなに大量にゴミが出ているのに…

夏井川の氾濫決壊被害エリアではまだまだ浸水した家から泥水の排出や

ダメになってしまった家財道具のゴミ出しが出来ていないお宅が多数あります

それは、ここだけではなく台風15号や19号の被災地はどこも同じで

深刻な人手不足となっているからです

※ボランティア不足で困っている市町村別のSOS情報→

 

水害ゴミ仮置き場を後にし福島・被災地に戻る前に、もう一度「黒猫さん」と「アメショー調キジ猫さん」のところに寄って2匹を探しました

 

草むら・縁の下・車の下、そして瓦礫の山の中を捜していたら…

 

 

猫さんが!!

 

 

捜していた子達とは少し離れた場所にいたこの「キジ白さん」は

ガリガリに痩せ、とてもお腹を空かせていたので

落ちていた塵取にウェットフードと焼きかつおを乗せて差し出し離れると

警戒しながらもガツガツと一心不乱に食べていました

 

驚いたことに、この子も耳折れ猫さんでした

 

その後、「黒猫さん」と「アメショー調キジ猫さん」にも会えました

 

 

 

本当は、すぐにでも保護してあげたかったのですが

瓦礫撤去のために清掃局の人があちこちにいて騒がしく

とても捕獲器を設置できるような状況ではなかったので…

 

福島原発事故の被災地にいったん戻りそちらの活動の続きをし

 

夜10時にまた夏井川の氾濫決壊被害エリアに戻り

3匹の保護を試みました

 

 

雨が降ってきてしまい、気温も低くとても寒い夜でした

 

 

今夜は保護は無理かもと思いつつ1日も早く保護してあげなきゃと思いなおし

車のエンジンを切り、息をひそめひたすら保護出来ることを祈りました

 

そして、午前2時まで粘りアメショー調キジ猫さん」のみですが

無事に保護することが出来ました

 

 

※他の2匹を刺激しない、かつ深夜のため速攻捕獲器を車に積んだので保護直後に撮影は出来なかったため、これは移動後に撮影したお写真です

 

黒猫さん」と「キジ猫さん」のために

たっぷりと「美味しいご飯」を残し、東京に戻るため車を出しました

 

しばらくし町から離れた街灯もない真っ暗な道を走っていると

ハイビームにしている車のライトに遠くに小さな動物が照らし出されました

最初は子ウサギかと思ったのですが瞳の離れ具合が猫さんのように感じたので

車を停め懐中電灯で探したところ、小さな仔猫さんが震えていました

 

 

 

近くにママ猫さんも兄妹もいなく民家もなく

冷たい雨に濡れ凍え危険だったので、緊急保護しました

 

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◆仮名「ナツ」 ♂ 推定月齢6か月 エイズ・白血病共に陰性

・瞳ーイエロー、・柄ーアメショー調キジ、・尻尾ー長くてまっすぐ

保護後、去勢手術・血液検査・ワクチン接種・検便・駆虫など初期医療処置済み

栄養不足で痩せていましたが血液検査の結果、特に問題になる数値はなし。

耳が折れているのでスコの血が入っているかもしれません。

仮名は、夏井川の氾濫決壊被害エリアの"耳折れ3にゃん"で最初に保護出来た子なので「夏」=「ナツ君」と名付けました。

 

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◆仮名「びよ」 ♀ 推定月齢3か月 エイズ・白血病共に陰性

・瞳ーイエロー&グリーン、・柄ーキジ白、・尻尾ー長くてまっすぐ

保護後、血液検査・ワクチン接種・検便・駆虫など初期医療処置済み

まだ体重が2キロもなく推定生後3ヶ月のため避妊手術は保留としました。

仮名は、暗闇でぴょんぴょんと跳ねていた姿が痛々しかったけれど、とても愛らしかったので「ぴよちゃん」と名付けました。

 

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ナツ君」と「ぴよちゃん」の「医療費」は

いつも心は一緒基金」を使わせていただきました

ありがとうございました!!

 

※2にゃん共マンソンの駆虫が未だで「ぴよちゃん」の避妊手術も未だなのでそれらが終了しましたら「医療費」のご報告をさせていただきます。

 

夏井川の氾濫決壊の濁流に呑み込まれる事がなく

生き残れたけれど

そのままでは餓死や凍死していた2にゃんを見つけ出し保護でき

間に合って本当によかったです

 

 

ナツ君」と「ぴよちゃん

幸せになれますよう、応援を宜しくお願い致します!!

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

◆ご協力のお願い◆

今年に入ってから体調が優れない子の保護が続いているので

医療費」が膨れ上がり活動費」が不足し深刻な状況が続いたいます

 

 

"あの子達"の尊い命のためにご無理のない範囲で「活動費」の

ご支援のご協力を何卒宜しくお願い致します

 

 

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