見えない大切なものを、味わい、分かち合うじかん ~2月の読書会より~ | やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

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こころの内側からじっくりと、楽になっていく方法をお伝えしています。

大分県豊後高田市の

カウンセリング&小さな図書ルーム

こもれびの部屋 かわのみどりです。
今がつらいあなたに読んでほしい。わたしの自己紹介はこちらです。

 


先週の金曜日

2月の読書会を開催しました。

 

今回のテーマは

「声に出してよみたい本」

 

やさしいやさしい絵本や

凛として美しい詩、

あたたかな物語など

 

それぞれの方の本の

好きな部分を声に出して

読んで頂くと、
その場の空気感がふっと変わって

 

声から、表情から、息づかいから

いろんなものが伝わってきました。

 

日常のザワザワも気がかりも

一旦脇に置いて

自分の「好き」や

誰かの「幸せ」に向かいあうじかん。


 

参加者の方からも

「やっぱり、来てよかった!」

「落ち着かなかった気持ちが、すーっと落ち着きました」

そんな風に言っていただけたのが

うれしかったです。

 



 

 

この会の雰囲気と

意図をどう表現したらいいのかなぁと

いつも迷うのですが

 

この日、
みなさんとの分かち合いや

大好きな若松英樹さんの
「悲しみの秘儀」を

ご紹介したことで

少し整理できた気がしました。

 

 

偶然、ある出来事が起こって、どこからか心に光が差し込んでくる、そう感じたことはないだろうか。光線を線で見た訳でもないのに、光としか言いようのない何かが胸を貫くのを感じたことはないだろうか。

 

美術館に行く。ふいに何かに打たれたような衝撃を受けて、その絵の前で呆然と立ち尽くす。公園で、花を咲かせた一本の樹木に魅せられることもあるかもしれない。街で耳にする音楽に、はっとさせられることもある。だが、他の人は何事もなかったように傍らをとおりすぎていく。

本との出会いも似た状況で起きる。探していた一冊に出会えたとき、私たちは、単に新しい言葉を知ったという風には思わない。時空を超えて、やってきた、未知の、しかし、旧友と呼びたくなるような存在と巡り会ったように感じる。(中略)

 

希望、情愛、信頼、慰め、励まし、癒し、どれも生きていく上でなくてはならないものだ。いずれも見ることもできなければ、手で触ることもできない。とはいえ、見えないことと、ないことは違う。見えないが存在する、そうしたものが、私たちの人生を底から支えているらしい。

 ( 『悲しみの秘儀』より)

 

 


 

若松さんがおっしゃる

見えないが存在する

人を支えているものに。

その人の心の奥にあるものに

わたしはひどく惹かれていて

 

そして、この会に

来てくださっている方もやっぱり

それを、大切にしている方々で

 

見えないけれど存在する

わたしたちを支えている

それぞれ大切なものを

味わい、確かめ、分かちあう…

 


こころの読書会は、きっと

そんなじかんなんだろうなぁと。

 




(たいちゃんも、いつもの定位置でうっとり)

 

 


次回は、4月23日(木)
サン・ジョルディの日に
予定しています♡

近くなりましたら、またご案内しますね。

 

 




 



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