思春期・反抗期の子供に悩むママの相談室
かわかみけいこです
子供の反抗を通して
自分を見つめなおすきっかけをもらった私
子供との関係が変わった
今だから伝えられる事
自分軸を持った子育てに出会うまで
私がどのように子供時代を過ごしていたのか
⇒ 【＃1～15 間違った子育ての種】
同じように悩むお母さんのヒントに
少しでもなったらいいなと思いながら
『私の間違った子育ての芽』で紹介しています
前回は【＃17.子供が所有物のように】
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賢い子供に育てたい！
自慢できる子供に育てたい！
私の勝手な理想を子供に押し付け始めます
そして子供の今の時期しか身につけることができない
右脳の効果！
そんな思いから
○○式右脳教育へ通い始めた私
子供の将来の事を考えてお母さんは一生懸命に
なってしまいますよね
私もまさにそうでした
○○式右脳教育では
幼児の頃から簡単な学習プリントを毎日して
常に家の中では学習CDが流れ
1日に100枚、200枚のカードを見せ続ける
それを子供にすることが私の当時の日課
それをさせる事が子供の将来につながるし
私が子供のためにできる事という思いは強く
我が子は初めはプリントも楽しそうにしていた
カードも夢中で見ていた
年中の頃には『九九』も難なく言えて
他の子供より勉強ができる、○○ができる
私にとっての理想の子供になっていき
子供も義母・義父に褒められていて嬉しそう
私はさらに小学校受験をさせるためにさらに力が入っていく・・・
子供は小学校受験用のプリントをする毎日
プリントを毎日数枚決めて
それを幼稚園から帰ると
しなければならない子供達
遊びに行く前に終わらせようね
毎日の約束にしていて
初めは楽しく始めていたプリントも
やると褒めてもらえるから
そして、やらないと遊びに行けない
だからやる！
「やらなければならない事」と暗黙の了解になっていた
子供と一緒にテーブルに座って
横につきながら毎日プリント
子供は疲れて嫌な日
すぐに遊びに行きたい日
そんな日があっても絶対に私は許さなかった
泣きながらしている時もよくありました
受験には勉強だけでなく運動のテストもあって
公園へ行った時も
鉄棒と縄跳びの特訓をしたりもしてました
何度も何度も子供に練習をさせる私
だけどなかなかできない
必死で縄跳びを回すけど
すぐに引っかかる
逆上がりは思いっきり足を振り上げるけど
くるんと回れない子供
それを見て手助けしながらも
罵声を浴びせてしまう私
「なんで、できないの」
「もっと〇〇するの！」
何度やってもできなくて
私が怒るから泣きながらも
やらされ続けていた子供
鬼のように、怖い顔の私だっただろう
「やらせなきゃ」
「できるようにならないと」
何かに取り憑かれたように必死だった
なんであんなに必死だったのか
できない事が許せなくなってしまっていた私
受験に落ちたら子供の人生ダメになる
受験を成功させるのは私の仕事、私の成果
母親としてどのように
評価されるのかが怖かった
今ならその時の自分に言ってあげられる
「受験に落ちたら子供の人生ダメになるのかな？」
「誰かがあなたをダメな母親というのかな？」
「あなたは何を怖がっているのですか？」
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