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ホロコースト(ナチスのユダヤ人迫害)を扱った映画って、
観たあとは、どうしても心に残ってしまう。
それでも私は、
目を逸らしたくない。
そう思って、
を観てきました。
映画のこと
この映画は、想像以上にリアルでした。
冒頭、「実際の写真が含まれます」という字幕に、
胸の奥がきゅっと縮まるような感覚が走りました。
見終わったあと、ため息をついたのは私だけじゃなくて、
劇場のあちこちから、同じようにため息が漏れていました。
ゲッベルスは、
ヒトラーの側近として、
映画やラジオ、新聞を使い、
人々の思考を操った“プロパガンダの天才”だった人。
映画を観ながら、ふと思ったこと
映画を観ながら、
私は何度も、今の時代と重ねずにはいられませんでした。
情報があふれる今、
私たちは本当に、
「自分の頭で考えられているのだろうか?」
そんな問いが、心の奥で膨らんでいきました。
わたし自身のこと
私は情報感度が高いほうではないと思います。
何かに詳しいわけでも、
時事ニュースを追いかけるタイプでもありません。
それでも、
「わたしはわたしの感覚で考えたい」
「鵜呑みにせずに、自分の疑問を持ち続けたい」
そんな意識を、あらためて大切にしようと思いました。
静かなラストシーン
映画のラストに登場した、
強制収容所を生き延びた一人の女性。
彼女の言葉が、心に刺さりました。
「どうして、
他者の殺害にあれほど多くの人が手を貸せたのか、
信じられません。
人は人を尊重すべきです。
同等に生を受けたのですから。」
暗転していくスクリーン。
静まりかえる劇場。
響くのは、自分自身の呼吸の音だけ。
ため息が聞こえてきた。
発信するということ
わたし自身も発信者のひとりです。
さほどの影響力はないけど、
誰かに届いてほしくて、書いてます。
でも、あくまでも「対話」のスタンスを
忘れないようにしたい
今の時代を生きる私の情報との向き合い方
この映画は決して他人事ではない。
あなたは、
情報に向き合うとき、
どんなことを大切にしていますか?
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