映画「関心領域」を
観てきました。
いわゆる「ホロコースト」もの
とは言っても、
直接的な残酷描写も
暴力シーンもありません。
むしろ、
目から入ってくる情報は
美しいモノばかり
澄んだ川や緑の美しい自然や
花の咲き誇るお庭
センスの良いインテリアが
ウットリするようなお部屋
そこを走り回る可愛いワンコや
愛らしい子供たち
ただ・・・
不穏な音の数々が
塀を隔てて聞こえてくる
塀の向こうにあるのは
アウシュビッツ第1収容所
登場人物は
アウシュビッツ収容所長
ルドルフ・ヘスとその一家。
*同じ名前でナチの副総裁がいますが別人
のお隣に
塀を隔てて暮らしています
常に聞こえてくる音たちは
不穏なものばかり
でも・・・
人は関心がないものは
気にしない
気にならない
その恐ろしさ
観ている間よりも
観終わってから
色々考えたり、
調べ始めたりしたくなる
そんな映画でした。
公開から1カ月以上経ちますが、
まだ劇場でも観れます。
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