“心配しすぎない”って愛なのです〜夫の入院も私の名古屋旅行もうまく行った件

月曜の電車の中でため息をついてるあなたへ。

家族のこと、仕事のこと、
気がかりなことが
いくつも頭をよぎって、
心ここにあらず。

その気がかり
必要なコトですか？

実は先日、夫が入院しました。

出張先のホテルで血便
→すぐ帰宅してかかりつけ医へ
→近くの胃腸科紹介
→さらに大学病院を紹介
→即入院。

バタバタと流れるような展開で、
診断は虚血性腸炎。

絶食・点滴のため数日入院、
という顛末。

そのときの私は——
家でお仕事していたので、
病院に付き添うこともなく…。

夫は全部一人で行動し、
私が知ったのは
途中の

「もう1つ病院行ってくる」というLINEと
「即入院になった」というLINEの情報のみ。

私はその間ずっと、
名古屋旅行の準備をしていました。

実は夫が入院になった翌日から
私と高2の娘は
名古屋旅行の予定だったから。

だってさ、
夫の入院と
名古屋旅行は別物じゃん。

いや、正確に言えば、
名古屋に行ける未来しか
「見ていなかった」のです。

「えっ、心配じゃないの？」
「そばにいた方がいいんじゃない？」
って思う人もいるかもしれません。

でも私は、
心配しなかったのではなく、

“大丈夫だと信じていた”

から動じることはありませんでした。

うちの夫は心配性。

こちらが心配の色を見せれば見せるほど、

「僕、重病人なんじゃない？」
と不安に輪をかけるタイプ。

だから
「え、入院？そっか。
　3日分の着替え持ってくね〜」
と返信。

この方が帰って安心して寝てます。

しかも夫、
私と娘が名古屋旅行を

とても楽しみにしていたこと

を知ってる。

もしこれで旅行をやめたら
自責の念で発熱しそう。

案の定
着替えを届けると病室には
「すみませんすみません」
と謝る夫の姿。

おい、
どんだけ私が怖いんだ！？

“心配する”って、愛のようで、
時に不安を増やす燃料にもなる。

それに、

誰かを過度に心配していると、
自分の心にもどんどん影が落ちてきます。

私がどよーんとしてたら、
その空気、絶対夫にも伝わる。

というわけで私は、
予定通り名古屋に行き。

お見舞い代わりに
行った先の名古屋飯の写真を送る。

絶食中の夫に、です。笑

でも返ってきたのは、
「おー！うまそう！
　退院したら食べたい！」
という言葉。

これで充分。

心配しない＝冷たい、じゃないんです。
心配しない＝信じてる。

「夫は大丈夫」
「私は名古屋に行って楽しんでいい」
そうやって、
世界はうまく回ると信じてただけ。

今、
あなたが抱えている“心配”は

今あなたが握り続ける必要が