思春期の娘に対して、
「気を付けてね」
という言葉は言わない方がいい、
先日ブログで書きました。
私と高1の娘の話なんですけどね。
するとたくさんの反響をいただき、
その中でもびっくりしたのが、
「「気を付けてね」っていつも言われる!」
という大人からのお声。
実は私も同じです。
以前のブログで、
”思春期”と書いたのは、
その方が受け取りやすいと思ったから。
この言葉、
アラフォー・アラフィフの親世代、
70・80代の人たちがいまだに使う。
あなたの子は結構な大人(50代)だよ、
という場合でも、
「車に気を付けてね」
と言う。
私さ、小学生から
ずーっと疑問に思ってたんだけど、
「気を付けてね」
って言われても、
例えば車が突っ込んできたら、
例えば橋が根元から崩れたとしたら、
気をつけようがないじゃん、って。
なのに、
なんで気を付けてねって言うんだ?
子どものころから、
ずーっと答えが出なかった問題。
私がこの言葉を使うのは、
自分のお友達限定。
子には使ってない。
宴会後に、
「(足元)気を付けてねー」
とは言うけど、
わが子が学校に行く時に、
「気を付けてね」
とは言わない。
そういえば、
私は親にあまり言われたことない。
うちの親も同じタイプなのかな?
でもですよ。
今までのは受け取る側の話。
では、
なぜ親世代はこの言葉を発するのか?
ここいろいろ深掘りしていくと、
行きつくところは・・・。
「愛」
愛なんですよね。
たぶん私達昭和世代の親たちって、
好きなものを好きとは言えなかった世代。
終戦直後でいろいろ制限されて、
やりたいことなんかできなくて、
目の前のことを必死にやってきた世代。
好きって言えないんだろうなぁ。
好きって言われたことも無いかも。
言われた経験があればできるけど、
経験が無い事はできないじゃない。
だから愛情表現が下手。
好きって言うかわりに、
「心配」をする。
帰りが遅くなるなら連絡しなさい。
寒いからコート着て行きなさい。
車に気をつけなさい。
受け取る方は、
言われたことにカチンと来る。
帰る時間は自由でいいだろ。
寒いか寒く無いかは自分で決めるわ。
車は向こうが気をつけろや。
あ、これ私があまのじゃくすぎ?
ここまで分析すると、
なんか親世代もかわいく見えてくる。
いや言われたらやっぱりイヤだけど、
今までみたいな門前払いみたいな態度
(ごめんて)
にはならなくなるかな。
さすがにもうね、
自分は変わろうとは思うけど、
親世代を変えようとは思わない。
80年の年月をひっくり返すのは、
ちょっと無理。
だから、せめて、
素直に愛情と受け取ろう。
いや、モヤるけど。
モヤモヤするけど。
でも愛情なんだよ。
うん。
私は、
愛されているんだよ。
そう、
愛されていると信じる。
愛されると確信する。
ここかな
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