うちの中3の在宅娘
とにかく頭を常に働かせている
ずーっと何かを考えていて
『知識を得る』ことがとても大好き
以前娘は
「全部知りたいんだ」
と言っていた
この知識を得る方法が
私と娘では全く違うことが発覚!
ここに娘の生きづらさが凝縮されていた!
一言で説明できないぐらい
ちょっとびっくりしたので
今日はそのお話
『知識を得る』
こう書いてどんな状況を思い浮かべるでしょう?
たとえばネットで調べものをする
私ならさっさと結論に到着したいから
キーワードで検索
一番早く到達できそうな
複数のキーワードで検索する
一発で結論に到着すると
めっちゃガッツポーズする
まわり道をすると
なんだかなぁ・・・・
とがっかりする
こんな自分の感覚
誰もが持っている自分なりの感覚
これさ
みんな自分が標準だと思い込んでいるから
「普通みんなこうだよね」
と決めつけている
私も同じで
私はずーっと自分の尺度で娘を計っていてた
うちの娘は真逆でした
例えば・・・
アニメの主人公がギターを持っている
このギターのブランド名と商品名を調べたい
こう思った時みなさんどうします?
私ならスマホの検索バーに
『アニメのタイトル 主人公の名前 ギター』
と入力する
これが多分一発で出る方法
でも娘は言う
『一発で出るのはつまらないからイヤ』
へ?
何?
意味がわからないんだけど?
じゃぁどうするの?と聞くと
あのね
まずギターを見てある程度メーカーを特定するんだ
アニメで使われているということは
有名なメーカーで人気のメーカー
だいたい数社に特定できる
そのメーカーの商品を調べて
次にギターの形を見る
形状でいろいろタイプに分かれるから
これかな?と推理して商品リストを調べる
あとは色かな
こうやってカタログを見て行くと
なんとなくこれかな?という商品に行きつく
その商品のページを調べると
最後に
「〇〇のアニメに使われています」
的な文字が出てくるから
そこでガッツポーズをするんだ
なんと!
なんという調べ方!
一発で調べてすみません!!!
わが子のこんな特性
知らなかった~
調べる途中のプロセスから楽しめる子なんだ
いや
プロセスからじゃなくて
プロセスが大事な子なんだ
そっかぁ・・・
これじゃぁ今までの学校がつまらないはず
小学校も中学校も
先生が全部授業で説明する
もちろん
授業中に子どもたちに考えさせる時間はあるけど
それは『その子のペース』ではない
集団のペースで考えて結論に導き出される
それが速すぎても遅すぎても苦痛になる
うちの娘はそんなタイプ
自分で調べて
一発で調べない美学
調べている途中でふと新しい知識にも触れたりする
これも楽しめる
そこからちょっと脱線したりして
脱線してもまたそこに新たな発見があって
でも最後には結論へ到達する
なんと素敵な世界(語彙力なさすぎ)
私は
『知識を得る』ということは
『最短で結論に達する』ことが必須だと思っていた
さぁ急げ!
そっちじゃない!
また寄り道してる!
さぁはやく結論へ行け!
そんな価値観だった
それを相手にも押し付けていた
そうだよ
結果よりプロセスなんだね
自分の頭の中の常識が『標準』ではないと
思い知った・・・・
小学校の時に
ほら宿題はやくやりなさい
ほらまだこれやってるの?
また他のコトしてる!
って怒ってたよね・・・
うちの娘には
まわり道が必要だったんだ
そりゃぁ生きづらかったよね
14歳の今気づいて良かった
おかーさんに教えてくれてありがとう!
おかーさんは昭和の価値観で
その価値観をあなたに押し付けていたよね
ごめんね
と言ったら
フ・・・
しょうがないよ
と笑って許してくれた
これ
きっとうちの娘だけじゃない
というか
このタイプの子
今すごく多い気がする
自分の昭和の常識や価値観
一度見つめてみると
お子さんとの会話に発見があるはず
もう遅い?
いやいや
気づいた時がスタートです!
生年月日と氏名を元に
あなたやご家族の思考のクセや
お子さんのタイプによる言葉がけなど
今よりハッピーな毎日のヒントをお伝えします
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