概要

ビジネス・キャリア検定とは、中央職業能力開発協会が実施する民間の資格試験。

「経営戦略」「営業」「経理」「ロジスティクス管理」など、試験区分が多岐にわたるのが特徴です。

過去に総務2級、人事・人材開発2級に合格したので、今回は隣接職域の労務管理に挑戦することにしました。

 

勉強方法

労務管理2級は5択のマークシート形式です。

出題内容は労使関係、就業管理、安全衛生、福利厚生などで、全部で40問出題されます。

 

テキストは公式のものが市販されていますが、高いので買いませんでした。

中央職業能力開発協会のHPに過去2年分(4回分)の問題と解答がアップされているので、出題の傾向を掴み、分からない用語が出てきたらネットで調べる、という勉強法でいくことにしました。

 

しかし、総務2級、人事・人材開発2級とも過去問の焼き直しばかりで楽勝だったのですが、労務管理2級の過去問を見たところ焼き直し率が低い印象。

これは出願する科目を間違えたかな…などと考えているうちに試験日到来。

とりあえず過去問4回分を2周しましたが、これで受かるのでしょうか。

 

試験当日

受験会場は、ちば愛犬動物フラワー学園。

ここで受験するのは初めてですが、可愛らしい校舎ですね。

 

入り口でアルコール除菌するよう促され、6階へ。

試験官から諸注意を聞かされた後、14:30になり試験開始。

 

問題を解き進めていて、過去問で見たことがあるような問題が殆どでした。

ただ、選択肢を大きくアレンジしていたりで、自信をもって答えられた問題は3割程度。

試験時間1時間50分のところ、1時間20分ほどで解き終えて退室しました。

うーん、これは厳しいかも…

 

試験を終えて

試験の翌々日に公式HPで解答がアップされるので、自己採点ができます。

労務管理2級は40問中24問(60%)正解で合格です。

感触はイマイチでしたが、勘でマークした問題がそこそこ当たっていたようで、結果は25問正解(62.5%)でした。

何とかギリギリ受かったっぽいです。

 

1か月後に合格証書と試験結果詳細が届きました。

 

成績は自己採点通り62.5/100点。

今回は難しい回だったようで、合格基準に補正が入ったようです。

運に助けられたとはいえ、何とか合格できていてよかったです。

 

近いうちに社労士を受けようと検討中なのですが、この試験にマグレ合格しているようでは社労士は夢のまた夢ですね。

労務分野は個人的に好きな部類なので、今後も勉強を続けたいと思います。

概要

消防設備士は消防法に基づく国家資格。

スプリンクラーや火災報知器などの消防設備の工事や点検をする際に必要な資格です。

 

消防設備士の資格には、消防設備の点検・整備のみ行える乙種と、点検・整備に加えて設置工事も行える甲種の種別があります。

また種別の他に類別があり、類ごとに扱える消防設備が以下の通り定められています。

 

特類 - 特殊消防用設備等

1類 - 屋内・屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
2類 - 泡消火設備
3類 - 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
4類 - 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
5類 - 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
6類 - 消火器
7類 - 漏電火災警報器

(特類は甲種のみ。6類と7類は乙種のみ。)

 

今回私が受けるのは甲種特類。

甲特の受験資格は「①甲1~甲3のいずれか1つ、②甲4、③甲5」の3つの資格を保有していること。

私は甲特以外は全て取得済みのため要件はバッチリです。

 

甲特を取れば「特殊消防用設備等」の設置工事や点検ができるようになるのですが、そもそも特殊消防用設備とは何でしょうか?

消防庁の資料によれば、通常用いる消防用設備と同等以上の性能を有すると登録検定機関によって評価され、総務大臣の認定を受けた設備等については、特殊消防用設備として設置することができる…とあります。

 

現行の消防法令で予想しない特殊な技術による消防防災システム等で、技術基準が定められていないものについては、総務大臣の認定を受ければ、通常用いる消防設備の代わりに設置できるということですね。

 

2019年3月時点で、総務大臣が特殊消防用設備として認定した件数は68件。

特殊消防用設備の認定制度が始まったのが2004年なので、毎年5,6件のペースで認定されている模様。

(出典:消防白書)

 

消火器やスプリンクラーが設置されている物件はいくらでもありますが、特殊消防用設備が設置されている物件は全国で68件しかないということで、いかに甲特の需要が無いかが分かります…

それでも、あと一歩で消防設備士コンプリートというところなので、頑張って取りたいと思います。

 

参考書

市販されている甲特の参考書はオーム社の「甲種特類消防設備士特選問題集」1冊のみ。

たった176ページで2,700円と価格は高めですが、これ以外に参考書は無いので仕方ありません。

これに加え、1類~5類の受験で使用したテキストを使用します。

 

試験対策

甲特は学科試験のみで、実技試験はありません。

試験は①法令、②構造・機能、③火災・防火の3分野で構成され、それぞれ4択で15問、計45問出題されます。

各分野4割以上かつ合計で6割取れていれば合格です。

これは他類の学科試験と同じですね。

 

①法令について

15問中7,8問は他類と同じ共通問題が出ます。

「防火管理者の行う業務で正しいものはどれか」とか「消防設備士免状の更新は何年ごとか」といった、おなじみの問題です。

次に、2,3問は自主表示制度や認定制度など、特類特有の問題が出ます。

残りの5問は1~5類の法令分野から1問ずつ出題されます。

 

②構造・機能について

1~5類の構造・機能から、それぞれ約3問ずつ出題されます。

 

③火災・防火について

特類オリジナルの問題です。

火災については、炎や煙の性質(火災プルーム、フラッシュオーバー、中性帯など)、火災発生時の人間の心理などが出題されます。

防火については、主に建築基準法関連法規から出題されます。(消防活動拠点、避難区画、防火区画など)

 

①法令については8割は既習事項ですし、②も範囲は広いものの全て既習事項からの出題なので問題なさそう。

一方、③は全て特類特有の分野で、出題範囲も広いので対策しづらく感じました。ただ、あまり手を広げても非効率。

 

そこで合格戦略として、①法令で8割、②構造・機能で6割、③火災・防火で4割を目標にしました。

これなら合格ラインの6割ジャストです。

 

①法令、②構造・機能は1~5類の参考書を、③火災・防火は上述の特選問題集をそれぞれ3周ほど読みました。

法令は心配はしていないのですが、構造・機能は範囲が広すぎて全く頭に入らない…

既習事項とはいえ試験が終わったら忘れちゃいますから、ダメですね。

そんなこんなで試験日を迎えることに。

 

受験(2020.08.30)

会場は日本大学実籾キャンパス。

いつもは幡ヶ谷の中央試験センターで受けるのですが、今回は日程の都合上千葉で受験することに。

コロナ禍での受験のため、1階入り口で検温の後、手をアルコール消毒し、マスクを着用するよう促されました。

 

9:30になり試験開始。

法令→構造・機能→火災・防火の順に解いていきます。

いつもなら不安な実技から解き始めるんですが、甲特は筆記しかないため調子が狂います…

 

法令はオーソドックスな問題ばかりでしたが、1~5類の法令問題は全然ダメでした。

構造・機能もうろ覚えの知識を総動員させましたが、自信を持って解答できたのは5,6問程度。

懸念していた火災・防火も初見の問題が多く、特選問題集だけでは歯が立ちませんでした。

 

せっかくなので出題された問題を一部紹介します。(赤字部分は穴埋めで問われた問題)

・動力消防ポンプの規格放水量が0.4m³/min未満の時、警戒範囲は25m以下

・防火対象物の各部分から一つの非常コンセントまでの歩行距離は50m以下

・建物の火災から避難する際、減光係数が減少すると見通しが悪くなる→×(見通しは良くなる)

・建物の火災から避難する際、周囲の刺激臭が一定以上の強さになると避難者の足取りは遅くなる→×(速くなる)

 

1~5類範囲については、側壁型スプリンクラーヘッドの設置基準、ポンププロポーショナー方式の構造、二酸化炭素消火設備の遅延期間、緩降機の降下速度試験などが出題されました。万遍無く知識を問われた印象です。

 

さて、1時間半ほどで全て解き終わりました。

サッと見直しても分からないものは分からないので、マークミスが無いことだけ確認して途中退室。

あとは1か月後の合否発表まで大人しく待ちます。

感触はボロボロだったのであまり期待はしません…

 

合否発表

消防試験センターからハガキが届きました。

開けてみると…

なんと、合格でした!

期待していなかっただけに喜びも大きかったです。

筆記全体で正答率64%ということは、合格ライン+2問正解だったということですね。

 

さて、偉そうにアドバイスできる点数ではないのですが…

甲特を受験して実感したのは、問題の半分以上は1~5類の内容ということです。

そのため、1~5類の復習を重点的に行えば法令と構造・機能で8割を稼ぐことも可能です。

火災・防火は対策が立てづらく範囲も広いため、最小限の学習に留めて6割得点を目指し、万が一6割を下回っても法令・構造でカバーする、というのが王道のような気がします。

私は1~5類の復習に時間が取れなかったため超ギリギリの合格になってしまいました。(反省)

 

免状到着(2020.10.24追記)

申請していた免状が届きました。

 

さて、これで消防設備士はコンプリート。

何とか一発合格で有終の美を飾れました。

学生時代に乙6を受けてから始まった消防設備士受験。

当時は乙6にも落ちる体たらくでしたが、まさかコンプできる日が来るとは…感慨深いものがあります。

危険物取扱者は甲種まで取ってしまったし、足繁く通った幡ヶ谷の中央試験センターにも行くことがないのかと思うと何だか寂しいです。

 

これで消防設備士編は完結です。

長い間お付き合い頂きありがとうございました。

概要

消防設備士は消防法に基づく国家資格。

スプリンクラーや火災報知器などの消防設備の工事や点検をする際に必要な資格です。

 

消防設備士の資格には、消防設備の点検・整備のみ行える乙種と、点検・整備に加えて設置工事も行える甲種の種別があります。

また種別の他に類別があり、類ごとに扱える消防設備が以下の通り定められています。

 

特類 - 特殊消防用設備等

1類 - 屋内・屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
2類 - 泡消火設備
3類 - 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
4類 - 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
5類 - 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
6類 - 消火器
7類 - 漏電火災警報器

(特類は甲種のみ。6類と7類は乙種のみ。)

 

どの類も筆記試験(4択のマークシート)と実技試験(実技といってもペーパー試験)があり、それぞれ6割取れれば合格です。

 

今回私が受けるのは甲種第1類。

甲1を取れば消火栓やスプリンクラーの設置工事や点検ができるようになります。

 

対策

消防設備士の中では1類は受験者が多くメジャーな部類に入るため、参考書はそこそこ出回っています。

主要なテキストだと、TAC出版の「超速マスター」、弘文社の「わかりやすい!」(通称工藤本)、電気書院の「要点ガッチリ」、オーム社の「集中ゼミ」などがあります。

書店で立ち読みした感じどれも良さそうだったのですが、甲2、甲3の受験時に使用したオーム社の集中ゼミを買うことにしました。

この本は左側にテキスト、右側に問題という見やすい構成で、実技試験の対策問題も多く掲載されています。

これ1冊やりこめば合格できそうな感じです。

 

そんなわけで、集中ゼミをひたすら読み進めます。

消火栓もスプリンクラーも身近な消防設備ではありますが、学習しやすいかと言われるとそんなことはなく…

細かな数字をたくさん覚えなければならないため、なかなか読み進められません。

とりあえず赤字、太字になっている箇所を重点的に覚えるようにし、他の細部は2周目、3周目に余裕があれば覚える、という感じで読み進めることにしました。

 

結局5周は読み込んだでしょうか。

直前期は実技試験の対策を重点的に行い、試験日を迎えることに。

 

受験(2020.06.28)

会場は毎度おなじみ渋谷区幡ヶ谷の中央試験センター。

コロナ禍での受験のため、1階入り口で手をアルコール消毒し、マスクを着用するよう促されました。

 

8:45になり試験開始。

筆記と実技はどちらから解いても構わないのですが、不安な実技から解き始めることに。

 

実技では以下のような問題が出題されました。

・閉鎖型スプリンクラーヘッド、消火栓開閉弁、一斉解放弁等の名称(記号選択)

・フランジ、ブラケットの名称(記述)

・流水検知装置の構成部分の名称(記述)

→圧力スイッチ、リターティングチャンバー

・流量計の名称と、配管に通水するのはどのような時か(記述)

・屋内消火栓設備の系統図のうち誤りを5か所マルで囲み、理由を記述

 

筆記では以下のような問題が出題されました。(赤字部分を問う問題)

・免状に記載が無いのは現住所

・着工届を10日前に出すのは甲種消防設備士

・一般構造用圧延鋼材SS400の「400」が示すのは引張強さ

・消防用ホースの設計破断圧は3倍

 

実技はかなり簡単に感じました。

筆記については、「基礎」と「法令」は何度も受けてきたこともあり8割は取れた感触。

一方、「構造・機能」は重箱の隅をつつくような問題ばかりで、解いていて冷や汗が出ました。

基礎と法令で点は稼げているはずなので、構造・機能は4割取れていれば全体で6割いくはず。

ところが科目ごと足切りラインである4割すら厳しそうな感触でした。

 

他の受験者のブログで「2類や3類は範囲が狭い分、重箱系の細かい設問が多い」なんて体験談をよく見ますが、そんなことはありません。

試験範囲が広い1類でも重箱系の問題が多く出ることもあります。

今回がまさにそうでした。

 

さて、1時間半ほどで全て解き終わりました。

サッと見直しても分からないものは分からないので、マークミスが無いことだけ確認して途中退室。

あとは1か月後の合否発表まで大人しく待ちます。

 

合否発表

消防試験センターからハガキが届きました。

開けてみると…

無事に合格していました!(^o^)

科目別の正答率は概ね感触通り。

やはり「構造・機能」は6割切ってますね…

私は甲2、甲3持ちのため「法令」の共通部分と「基礎」は免除することもできたのですが、免除していたら危なかったかもしれません。

科目免除すると勉強する範囲を狭められますが、1問あたりの配点が高くなるため、場合によっては免除してしまったために全体6割に届かず不合格になることもあり得ます。

私は「法令」の共通部分も「基礎」も割と得意科目だったので免除しませんでした。

 

さて、これで消防設備士は甲1、甲2、甲3、甲4、甲5、乙6、乙7を取得したことに。

ところがこれで終わりではなく、最後に甲種特類というラスボスを倒さなければなりません。

 

甲特は超マニアックな問題が出るため対策が難しく、しかも取ったところで使い道が無いという厄介な存在なのですが、せっかくなので甲特まで取って完全制覇したいと思います。

 

消防設備士受験体験記もいよいよ最終章…

もう少しだけお付き合いください!(`・ω・´)

概要

消防設備士は消防法に基づく国家資格。

スプリンクラーや火災報知器などの消防設備の工事や点検をする際に必要な資格です。

 

消防設備士の資格には、消防設備の点検・整備のみ行える乙種と、点検・整備に加えて設置工事も行える甲種の種別があります。

また種別の他に類別があり、類ごとに扱える消防設備が以下の通り定められています。

 

特類 - 特殊消防用設備等

1類 - 屋内・屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
2類 - 泡消火設備
3類 - 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
4類 - 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
5類 - 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
6類 - 消火器
7類 - 漏電火災警報器

(特類は甲種のみ。6類と7類は乙種のみ。)

 

どの類も筆記試験(4択のマークシート)と実技試験(実技といってもペーパー試験)があり、いずれも6割取れれば合格です。

 

今回私が受けるのは甲種第3類。

甲3を取れば防災センター等で見られるハロン1301を使用する消火設備や、駐車場等で見られる粉末消火設備等の設置工事や点検ができるようになります。

 

対策

消防設備士は1,4,6類は受験者が多く参考書も数多く市販されているのですが、3類はマイナーな部類のため参考書が限られます。

そのため、使えそうな市販のテキストはオーム社の「集中ゼミ」か、電気書院の「要点ガッチリ」の2冊くらい。

どちらも書店でパラパラ読んでみましたが、他類の受験でお世話になったオーム社の「集中ゼミ」を買うことにしました。

加えて、問題集はオーム社の「ラクラク解ける!3類消防設備士 合格問題集」を購入。

 

テキストは3類特有の分野を何度も繰り返し読みました。

3類は覚えなければならない細かい数字が多いのですが、粉末なら第3種だけ、ハロンなら1301だけといったように、頻出の消火剤を中心に覚えました。

「基礎」と「法令」は他類の受験時に学習済みのため前日にザっと目を通した程度。

せっかく買った問題集は時間が取れず実技を1周しかできないまま受験前日を迎えることに。

 

受験(2020.02.02)

会場は渋谷区幡ヶ谷の中央試験センター。

危険物取扱者や消防設備士の他類の受験で十数回は来ています。

 

試験室に入室すると、他の受験者はギリギリまで参考書で追い込み中。

どの参考書を使っているのか気になって見回すと、オーム社の「集中ゼミ」と電気書院の「要点ガッチリ」が7対3くらいの割合でした。

やはりオーム社は人気ですね。

 

9時半になり試験開始。

筆記と実技はどちらから解いても構わないのですが、不安な実技から解き始めることに。

 

実技では以下のような問題が出題されました。

・エルボ、クロス、ブッシング等の管継手の名称(記述)

・定圧作動装置の説明文の穴埋め(記号選択)

・容器弁の断面図のうち各部の名称(記号選択)

・移動式粉末消火設備の操作手順(記述)

・貯蔵容器を設置してはならない箇所4つ(記述)

・粉末消火設備の放出時、クリーニング時等の各バルブ類の開閉状況(塗りつぶし)

・粉末消火設備で、使用する粉末の種別(第3種)、放出時間、放出圧力(記述)

 

どれも参考書で見たことがあるような問題で比較的解きやすかったです。

製図は計算問題が中心で、操作管や逆止弁を記入させる作図問題は出ませんでした。

作図は猛勉強したんですけどね…(笑)

 

筆記では以下のような問題が出題されました。

・水の密度が最大となるのは4度のとき

・ねずみ鋳鉄の材料記号はFC

・おねじの「呼び」は外径を指す

・音響警報装置の機能に異常を生じてはならない電圧の幅は90~110%

 

筆記も実技も何とか6割は取れた感触。

大人しく合否発表を待ちます。

 

合否発表(2020.03.04)

合格発表日の正午に消防試験研究センターのHPにアクセス。

試験地と試験種類を選択すると、合格者の受験番号が一覧で表示されます。

無事に合格していました~

 

あとは点数が気になるところ。

いつも合否発表の翌日にはハガキが届くので、楽しみに待ちます。

 

…ところが5日経ってもハガキは届かず。

不思議に思っていると消防試験センターから電話があり、住所に誤記がありハガキが戻ってきてしまったとのこと。

受験票の控えを見たら、確かに住所の表記をミスってました…気づかなかった。

合格はしているので、氏名、受験日、受験番号、試験の種類(甲種第3類)をメモに書いて送ってくれればハガキが無くとも免状交付の申請は受理してくれるとのこと。

先日合格した甲2と一緒に免状申請することにしました。

 

なお、ハガキの再送はできないとのこと。

点数が分からずモヤモヤが残る合格となりましたが、とりあえず一発合格できて良かったです。

 

消防設備士はコンプリートまで残すところ甲特、甲1の2つ。

年内コンプが可能性を帯びてきました。

(`・ω・´)

概要

管理業務主任者はマンション管理適正化法に基づく国家資格。

主にマンション管理会社の従業員として、管理委託契約時に重要事項を説明したり、組合に対して管理状況を報告する際に必要となる資格です。

 

試験はマンション管理業協会が12月の第一日曜に実施します。

試験内容は4択のマークシートで50問出題され、2時間で解答するというもの。

 

合格率は例年20%台前半になるように合格点が調整されます。

過去10年の合格点推移を見ると、50点中最低で32点、最高で37点でした。

その年の難易度によって変動はあるものの、38点くらい取れていれば安心のようです。

 

対策

ますは参考書選びから。

管業は宅建ほどではないものの一応メジャーな法律資格なので、様々な出版社から参考書が出ています。

 

そんな中で、テキストは住宅新報社の「楽学マンション管理士・管理業務主任者要点整理」を買いました。

1つのテーマが見開き2ページに収まっており、かつ過去の出題状況も記載されていて使い勝手が良さそうです。

 

次に過去問ですが、LECの「出る順管理業務主任者 分野別過去問題集」を買いました。

左に問題、右に解答を掲載という作りなので、ページをめくって解答を確認しなくて済みます。

これは個人の好みにもよると思いますが、私はいちいちページを行き来するのはストレスなので…

また、収録数は過去8年分の全問題が載っていて申し分なし。

分野ごとに3分冊されているのも好印象でした。

 

テキストをザっと1周読んでから過去問に取り組みます。

過去問は「解く」のではなく「読む」という使い方をしました。

8年分も問題を読むと、各分野の出題傾向が分かってきます。

 

また、前述の過去問題集は受験生がどの選択肢をマークしたかも載っているので、外せない問題と落としてもいい問題の判別できるようになります。

受験者の多くが正解している問題(絶対に落とせない問題)は重点的に頭に入れるようにし、受験者の多くが間違えている問題(間違えても合否に影響がない問題)は軽く読む程度に留めました。

 

テキストを3周、過去問を2周したところで試験日到来。

ただ、法令や管理規約など個人的に学習しやすい分野を優先した結果、設備系分野だけはテキストも過去問も一切手を付けられませんでした…

果たして完全無勉の設備系は他の分野でカバーできるのでしょうか。

 

受験(2019.12.01)

試験会場は芝浦工業大学の豊洲キャンパス。

ここで受験するのは初めてですが、近代的で綺麗な校舎でした。

 

13時になり試験開始。

1問目から順に解いていきます。

初出論点の問題も散見されたものの、概ね標準レベルの問題が多かった印象です。

 

設備系は当然分からないものばかりだったので適当にマークしました。

唯一自信を持って解答できたのは問24の「消火活動上必要な施設」に該当するものを問う問題くらい。

消防設備士にはノータイムで解けるサービス問題でした。

他の資格の勉強で得た知識が活かせると気持ちいいですね。

逆に、設備系ではこの1問以外は完全に勘でマークしたわけですが…

 

試験終了30分前に解き終わり、ざっと見直しをして試験終了。

帰宅して資格予備校の解答をもとに自己採点したら34点でした。

設備系はボロボロだったものの他の分野でカバーできた感じ。

 

去年の合格点は33点だったけど…

うーむ、ちょうど当落線上かな?

 

その日の夕方にアガルートアカデミーが講評動画を上げていたので視聴。

去年よりは易化で、合格予想点は35~36点とのこと。

 

(´;ω;`)ガーン…

 

ただ、後日TACが出した合格予想点は34点。

他にも32~33点を予想する資格予備校もありました。

これは一縷の望みを持っていてもいいのでしょうか?

 

合格発表(2020.01.17)

ついにやってきた合格発表日。

朝9時にマンション管理業協会が合格点や合格者受験番号を掲載します。

宅建は合格発表日の0時過ぎに住宅新報社がツイッターで合格点を発表してくれるのですが、管業はそういったフライング発表(?)がありません。

 

ただ、オンライン官報で確認するという手もあります。

こちらは朝8時半にアップされるので、協会よりも30分早く合否を確認できます。

朝8時半になり、通勤電車の中スマホでオンライン官報を確認した結果…

私の受験番号と名前が載っていました!やった!

 

その後、協会で公開された情報を確認。

今回の合格点は34点で、合格率は23.2%とのことでした。

私の自己採点結果も34点だったので、危なかった…

 

合格発表日の翌日、簡易書留で合格証書が届きました。

登録実務講習の案内も同封されていました。

登録は当面する予定は無いので保管しておきます。

 

さて、何とか管業に合格することができました。

管業のステップアップ資格としてマンション管理士があります。

マン管の試験範囲は管業とほぼ同じですが、こちらは合格率1割を切る非常に難しい試験です。

 

管業にギリギリ受かる程度の今の実力ではマン管には手も足も出ないと思いますが、いつか挑戦したいと思います。