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こんにちは。
先日、脚本家の倉本聰さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
実はその少し前。
私は半年ぶりにシナリオの先生と話し、
「今度こそ、倉本聰さんを研究します」
と言ったばかりでした。
その直後に知った訃報だったので、
驚きました。
以前、今年8月に函館シナリオコンクールに、
ギリギリになってから書き始めたことを書きました。
ついでに「望む未来を引っ張りこむには?」
という実験も行いました(笑)![]()
この時はピンチでした。
昨年から都度、
アドバイスいただいているシナリオの先生がお忙しく、完全に一人でやるしかなかったのです。
そもそも、この先生とは3月にお話ししたきり。
それなのに突然7月末に連絡して
「8月のシナリオコンクールの壁打ちをお願いします」
と言う私も私です💦
ただ、この3月にお話ししたとき、
意外なアドバイスをいただいていました。
「由美子さんは、倉本聰さんと似ている気がする」
「同じタイプな気がします」
「クラシカルな脚本というか……参考にされるといいかもです」
驚きました!
倉本聰さんが有名なのはもちろん知っています。
が、実は、ほとんどと言っていいほど、作品を見たことがなかったのです。
超有名な『北の国から』を
私は全く見ていませんでした。
年代的にはドンピシャで、
リアルタイムで、同級生が夢中になっていたドラマです。
でも……
うちは母が厳しくて
小学生から高校生の時はずっと「テレビは見たらだめ!」
と禁止されていました。
なので、同級生が皆見ていたドラマや番組を一切見ないまま、10代を過ごしたのです💦
そういう母は、
毎日サスペンス劇場を夢中になってみていましたけどね![]()
そう。
あの、崖に犯人が追い詰められ、
突然笑いだすアレです(笑)。
ホーホッホ!![]()
高笑いが聞こえてくるようです。
……話を戻します(笑)。
そんなわけで、倉本聰さんの代表作を見ないままの人生でした。
単発の「北の国から~〇〇編」などは、2回ほど見たことがあります。
でも、もともとを見ていないので、
あまり感情移入できなかったんですよね。
ところが。
この数年、シナリオの勉強をするようになり、ひょんなことから、
倉本聰さんのシナリオブックを手に入れました。
『玩具の神様』というドラマのシナリオです。
舘ひろしさんと永作博美さんが出演されたとか。
見たことはないのですが…。
![]()
この本、今、
Amazonで2万円近くに値上がりしていました!
(中古でしか売っていなく、
私が購入したときは、400円くらいでした)
このシナリオを読んだ時、
衝撃を受けました!
唸るほど上手だったからです。
一つの文章に全く無駄がなく、
こんな短い表現に、どうしてこんなに情景や情緒が浮かぶように書けるのだろうか?
そして、展開のさせ方、シーンの繋ぎ方に一切無駄がない!
何気ないシーンに、人物のキャラや葛藤を、伏線に仕込んでいる。
心から驚嘆しました。
巨匠ですから、当たり前なのでしょうが、
この時初めて、
私は「倉本聰はとんでもない天才なんだ」
と実感したのです。
そんな事情があったので、
今年の3月、シナリオの先生に
突然「由美子さんは倉本聰さんと似たタイプかもしれない」
と言われ、驚愕したのです。
何というか…
巨匠すぎて、私とは遠い存在だと思っていたのです。
参考にならなさすぎる(笑)。
そう思っていたので、
『玩具の神様』以降、倉本聰さんの作品やシナリオに、積極的に触れることはなかったのです。
でも、先生にそう言われ、
私は3月に倉本聰さんの『脚本力』を購入しました。
![]()
この本は、シナリオブックではなく、
倉本聰さんがどういう思考で「1本のシナリオを書いているのか」、
頭の中を見える化しているのです。
(それだけではないですが)
このプロセスを読んで、
かなりビックリしたのです。
私と思考のプロセスが同じだったからです。
着想の仕方。
テーマの捉え方。
原稿を書くまでの準備。
そして一気に書くというプロセス。
もちろん、レベルは全く違います(笑)。
違うにもほどがある…。
更には、
私がひそかに思っていることまで
何度も「そうそう!」と頷いてしまうほど端的に言語化されていました。
そこで初めて、
シナリオの先生は、
正確に私のタイプを見てアドバイスくださったのだと気づきました(笑)。
それなら!と、
倉本聰さんの研究をしようと思った矢先。
私は突然、AIを学ぶことに夢中になり、
倉本聰さんの研究は、
見事にどこかへ飛んでいきました💦💦
そして先日。
久しぶりに(半年ぶり)、
シナリオの先生とお話した時に、
この衝撃の体験談をシェアしました。
先生「やっぱり!同じタイプだと思っていました」
私「今度こそ研究します」
と宣言しました。
その矢先の訃報でした。
今度こそ、最初から
『脚本力』『玩具の神様』を読み直してみようと思います。
読み方が変わりそうです。
でも……ちょっと悔やまれます。
私には珍しいことですが(起きることは最善と思っています)、
どうしても違う世界線を想像してしまいます。
もし、母が私にテレビを禁止していなかったら…
私はかなり早い時期、中学生あたりでシナリオに興味を持っていたかもしれない。
そう思うと、10代で何を見て何を体験するか。
人生を左右するかもしれませんね。
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