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こんばんは!
今日は、とある工場の
見学&取材に行ってきました!
本に書く設定とは違うのですが
「工場の空間」を体験する必要がある!
と感じたからです。
予想外の発見もあり
興味深かったです!
実は、遥か昔……。
私が10代のとき、
工場でアルバイトしたことがあります。
18才で
札幌から東京に家出したときです(笑)!
住み込みで新聞配達をしていましたが
同時に、工場でもバイトしていたのです。
月~土の朝と夜に配達だったので、
工場は日曜日に行ってました。
新聞配達は東京の北区「王子」で
工場は「赤羽」でした。
(近いです)
そこを選んだ理由は
「日払い」があったからです。
工場と言っても、ラインとかではなく
雑誌などの分類でした。
(工場に入るのかな?)
仕事は正直、楽でした。
ひたすら、古雑誌を分類していて
黙々と作業していました。
ある日曜日のこと。
私は工場に入り
「あ!」と
叫びそうになりました。
新聞専売所で一緒に働いている
アベさんという男性がいたのです。
でも……。
私と目が合っても知らん顔です。
アベさんは
もともと不思議な方でした。
小柄で、顔も小さく
年は、30代後半くらいでした。
お顔は……
日本人ではないかも?
と思うことも。
(アラブ系?と思って
今ネットで調べましたが
ちょっとイメージが違った件)
専売所では朝食と夕食がついています。
その時に、色々お話しましたが
「若い頃はモテていた」そうです。
そして、どの話の最後も
こう締めくくられました。
「女性はね~
肌と髪ですよ!」
「肌と髪がキレイなら
ずっと魅力的でいられますよ」
私はいつも「そうですか」
と同じ返事しかしませんでした
アベさんは男性なのに
噂好きの女性のような
一面がありました。
「あの人とあの人は
付き合っている」
「あの人は昔~~だった」
など、聞いてもいないのに
私に教えてくれました
私はいつも「そうですか」
と同じ返事しかしませんでした
アベさんと私
同じアパートに住んでいたんですよ!
専売所が、ものすごい古い
築80年位の
木造アパートを借りてくれました。
イメージ画像
1階が「白龍」というラーメン屋で
2階に、新聞配達の人が3人
20代の美容師のお姉さん
作家くずれの50代の男性が
住んでいました。
トイレは共同、お風呂はありません。
家賃はたぶん、普通に借りたら
15000円くらいだったと思います。
古い木造なので
他の部屋の音は丸聞こえです。
私の斜め向かいの部屋は
アベさんでした。
アベさんは
とある宗教に入られているようで
朝からお経のようなものを
唱えていました。
新聞関係者以外の
一般の住人は2人ですが、
その1人「作家崩れの50代の男性」は
いつも、アベさんと揉めていました。
「うるさいっ!!」
「仕事にならないっ!!」
と、怒鳴ることがありました。
アベさんは我関せず。
その割に、私の部屋の音を
観察していて?
聞き耳を立てていて?
私がいない時に
「佐藤さんは、夜更かしをしている」
「新聞配達が終わった~時に
昼寝しているに違いない」
と、色々な人に触れ回っていました。
あれこれ私生活に干渉され
まだ人間ができてない18歳の私は
「気持ち悪い!」
と心の中でキレていました
あと、私が慣れない新聞配達をして
ミスをしたときも
漏れなく
全員に言いふらしていました
そんなアベさんを
私は工場で発見したのです!!
私はあまにりも
アベさんが私を無視するので
「別人かな?」
と思いました。
仕事中
「あの人はアベさんなのか
アベさんでないのか」
が気になって仕方がありません。
ついに仕事が終わり
日払いのお金を
受け取る時間がきました。
この時、必ず名前を呼ばれます。
私は、聞き耳を立て
「なんて呼ばれるのかな?」
注目をしていました。
すると……
「アベさん」
と呼ばれていたのです!!
やっぱり??
それとも双子??
アベさんは視線を感じて
私を一瞥しましたが
やはり、無視されました。
あれから数十年。
今でも謎のままです
ではまた明日~!
どんな終わりやねん!
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