2025年の洗足学園の進学実績。
東大現役合格28人(しかも理Ⅲが2人!)…すごかったですね!
そして、第3回入試(2/5入試)がなくなるニュース。
これらのニュースを受けての2026年の受験層の動き…気になる…。

しかし、今日メインで書きたいのは、そのことではなく。
「書きたいけど、どう書いてよいやら…」と思っていた、我が家の「洗足学園への恋心物語」を、この話題にのって書いてしまえー!と思いましててへぺろ

実は、洗足学園のことを何度か書いています。
ピックアップすると…

中学受験への「やる気ドーピング」の1つとして、制服を着せたこともありますし…



過去問デビューは「洗足学園」。



塾との面談を経て、2/5受験予定校を「洗足学園」から「広尾学園」に変えたことも書いています。
(当時のブログでは学校名は伏せて、A校(洗足学園)・B校(広尾学園)でした)



結局、最後は受験候補校ではなくなったのですが、どういうところに惹かれていたのか、なぜ受験を辞めたのか?書き残しておきたいと思います。

まずは洗足学園との出会いについて。
娘5年生時の秋。
文化祭巡り(ほぼ公立中高一貫校を巡った)終了後、娘から、すっごい校舎がきれいな中学校も行ってみたい」と言われまして。
(公立は校舎がピカピカとは言い難く…そこが引っ掛かったようです。)
ちょうど、10月に洗足学園のオープンキャンパスがあったので、行ったのが最初です。

オープンキャンパスでは部活体験ができ(娘は合唱)、優しいお姉さんやきれいな校舎に魅了された娘が、
「洗足学園に入学できたら誇りに思うなあ」
と言い始めました。

2023年度に廃止されたのですが、2科目受験があったので、高偏差値校ですが、国算の仕上がり次第では、公立校対策と並行しやすいかもと元々気になっていた学校。
「入学できたら誇りに思う学校」の言葉を受けて、情報収集へ。

知れば知るほど、洗足学園はすごいし、他校と違った。
いい表現が思い浮かばないのですが、洗足学園は「学校法人」を超えて、いい意味で「教育サービス企業」だと感じました。
入試情報や学費などの「情報公開」も徹底しているし、既存の常識に囚われず、最新メソッドを取り入れ「継続的に変化し続ける」ところもすごい。
そういう姿勢や、海外大学進学への手厚いサポートから、ビジネスパーソンの親御さんは、特に魅力を感じられるのではないかと思います。

さて、娘も「誇りに思う学校」と言い、夫も私も気に入っていた学校。
なぜ、結局受験まで至らなかったかというと、「…でも、娘の気質と合ってないんじゃない…?」というところでした。
受験勉強時も「マイクロマネジメント」より「マクロマネジメント」のほうがいいといった娘。



最終的に帳尻を合わせにくるが、途中の道のり(小テスト等)を完璧にこなすタイプではない。
洗足学園の勉強量・課題量を苦痛に思わないのであれば、喜んで行かせたいが…本当に大丈夫???

私「洗足学園は、絶対学力を伸ばしてくれるけど、その分勉強量は多いよ。朝追試とかもあるみたいだけど、大丈夫?
娘「大丈夫だよ!」
(翌日)
娘「…と思ったけど、やっぱり無理かもーガーン

娘曰く、管理型学校そのものがNGというより、
「管理型学校&それについていける子ばっかり自分だけついていけない)」
という構図がNGだと。で、
「管理型学校の場合は、生徒に多様性があるほうがいい(共学がいい)」と。
女子大のほうがGPA(Grate Point Average:学生の成績の平均値)が低い(みんなちゃんと頑張るから高スコアを取りにくい)という説もあり。女子校だと自分だけ落ちこぼれちゃうかもという娘の予感は、当たらずしも遠からずだったのかも。

ということで、魅力を感じつつ、勉強量とそれにちゃんとついていけるであろう学友にヒヨって、優先順位を下げていった…というのが我が家の結末です…。

2025年の進学実績の躍進を見て、ちょっと胸がキュッとしました。
「かつて憧れていた先輩が活躍するニュースを読んだ」のと近い感情かもしれません。
嬉しくて誇らしいような。
見合う人間になれなかった自分がちょっと悲しいような。
これからも、ちょっと胸をキュッとさせながら、洗足学園の躍進を見守りたいなと思います。
(今年の卒業生たちの S偏差値は54〜56。入学偏差値はどんどん上がっているので、さらなる実績が出てきそう)