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HALUの映画鑑賞ライフのBlog

~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

今回は、先ずは、先週の興行収入第1位を獲得した、スパイダーマンの宿敵でありダークヒーローを描いた今話題の映画『ヴェノム』を公開2日目の先週の11/3(土)に、イオンシネマ草津まで2D字幕版の鑑賞に行って来ていますので、そのご紹介をしたいと思います。

 

 

「負け犬同士の絆により共生し合うダークヒーロー(18.11/3・字幕)」

ジャンル:アクション

原題:VENOM

製作年/国:2018年/アメリカ

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

公式サイト:http://www.venom-movie.jp/

上映時間:112分

公開日2018年11月2日(金)

監督:ルーベン・フライシャー

キャスト:

トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット、ジェニー・スレイト 他

 

PG12

 

 

 

 

 

【解説】

スパイダーマンの宿敵として知られるマーベルコミックの人気キャラクター「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディ主演で映画化。

サム・ライミ監督作「スパイダーマン3」にも敵として登場したヴェノムを、「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督のメガホンで、新たなダークヒーローとして描く。

「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。

正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。

エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

 

「スパイダーマン」でも人気がある最凶の宿敵であり悪役の、ヴェノムの単独映画化作品です。

 

トビー・マグワイア主演&サム・ライミ監督版の『スパイダーマン3』にも登場した敵キャラクターと言う事くらいしか、その記憶も微かになってしまっていましたが、このヴェノムは、本国アメリカのアメコミファンの間では、悪役(ヴィラン)でありながら相当人気が高いとのことで、その人気の一端が分かる様な映画になっていたのではないかと思います。

 

 

そして、お話しの流れ的には、

冒頭、ライフ財団の宇宙探査船が帰還する途中で、大気圏突入寸前にトラブルが発生し、宇宙探査船はマレーシアのジャングルに墜落。

搭乗員は全員死亡。

ライフ財団のCEOであるカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)は、宇宙から持ち帰った<ある物>の回収に全力を尽くし、それらはアメリカのサンフランシスコへと移送されるのでした。

 

 

その頃、サンフランシスコでは、突撃取材の敢行が売りの正義感溢れるジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)が、「今後のライフ財団の取材は呉々も慎重に。特に何もやってくれるなよ!」と上司から釘を刺されているところでした。

 

 

恋人で弁護士事務所で働いているアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)との仲も上々なエディ・ブロックでしたが、アンがライフ財団の何らかの訴訟に関与していることを知り、ついつい彼女のパソコンを盗み見してしまうのでした。

 

 

そして取材日。

ライフ財団のCEOのカールトン・ドレイクは「地球の環境破壊は止まることがない。その解決の方策として、宇宙探査船が必要なのだ。」と熱弁を振るうのでしたが、そんな理想はいいとばかりに、エディは「人間の進化を研究するライフ財団という名の下に違法な人体実験で死者を出しているという噂は本当でしょうか?現に行方不明者がこの施設で出ているらしいですが・・・。」と詰め寄り突撃取材を敢行するのでした。

 

途端にカールトン・ドレイクは激昂し、取材は当然ながら打ち切り。

会社である報道局に戻ると、エディはクビを宣告されてしまうのでした。

 

更に、恋人のアン・ウェイングも守秘義務違反として、勤めていた法律事務所を解雇されてしまうのでした。

怒るアンは、エディと絶好し、指輪も投げ返すのでした。

 

 

最悪の展開となったエディの元へ、今度は、ライフ財団で働く女性科学者ドーラ・スカース(ジェニー・スレイト)が自分達がやっている人体実験に疑問を感じた事から、この秘密を世間に公表して欲しいと接触してくるのでした。

 

 

正義感溢れるジャーナリストの端くれとして、科学者ドーラの手引きで、ライフ財団の実験施設に潜入したエディ。

そこには複数の人物が拘束されており、皆、精気を失っていたのでした。

施設内の様子をカメラで画像に収めつつ辺りに目をやると、その中に偶然顔見知りのホームレスの女性を見つけたエディは、何とか彼女を助け出そうと、隔離された施設棟のガラス扉をたたき割るのでしたが、そのホームレスの女性が狂気じみた動きをしてエディに襲いかかるのでした。

 

ガラス扉を割ったために、警報が鳴り響き、施設の警備員も殺到する中、慌てて逃げ出すエディ。この窮地の最中、自分の身体の変調に気付くのでしたが・・・。

 

といったイントロダクションの作品でした。

 

 

そもそもヴェノムは地球外の謎の生命体なのですが、私は、その生命体自体をヴェノムと呼ぶのかと思っていたのですが、種としての総称はシンビオートと呼ぶみたいです。

そのシンビオートの1個体の名前がヴェノムと言い、エディ・ブロック(トム・ハーディ)を宿主として寄生し漆黒の怪物ヴェノムと化すのでした。

 

 

今作で特にVFXが凄くて面白かった場面は、バイクで逃走するヴェノムに寄生されている主人公エディと、複数のドローンと車とで追いかけて行く財団の組織の面々とのカーチェイスの逃走劇のアクションシーンが凄かったですね!

さぞや4DXなどで鑑賞したら凄かった事でしょうね!

 

 

 

 

個人的に、「そんなん嘘やん?」と思ったのは、この劇中における、アメリカ人女性が別れてから次の彼氏を作る早さ。二股じゃなかったのならば、嘘みたいな彼氏の乗り換えの早さには本当にビックリでした。

また、映画『アントマン』とも状況が似ていて、元カレのエディと今カレが仲良くなって、エディの容体を親身になってくれるのも不思議な関係性でしたね。

 

 

またパンフレットによりますと、今作では、VFX技術がかなり凄いのですが、エディ役のトム・ハーディがヴェノムに支配される画像などの描写は、当初はモーション・キャプチャー技術を用いる事も想定したそうですが、そういった技術を使わずに、ほぼ全編CGアニメーションなどでヴェノム(シンビオート)との共生シーンを作り上げたそうです。

 

トム・ハーディの弁によりますと、彼によるモーションキャプチャーの手間が不要になったのも、視覚効果スーパーバイザーのポール・フランクリンがほぼ完璧にヴェノムを仕上げていてくれたお蔭との事でした。

 

 

突っ込み所というか、脚本上の粗を探せば、よくよく考えれば、例えば、いくら内通者の手引きと言えども、エディがライフ財団の施設に侵入するのがいとも簡単すぎてセキュリティが甘過ぎやしないかとか、何故、ヴェノムなどのシンビオートは地球外生命体であるにも拘わらず、例え、高度な知性を持った生命体だとしても、地球上の文化というよりも、英語やアメリカ人の文化などにそんなにも詳しいのかなど「アレレ??」と思うことも沢山ありましたが、そんな事を考える余裕がないほど、中盤以降は、矢継ぎ早のアクションシーンの連続でしたので、その流れに任せて楽しむのが一番かとも思いました次第です。

 

 

また、何と言っても、エディとヴェノムとの掛け合い漫才の様なバディぶりが良かったし、かなり面白かったでした。

 

ヴェノムは、見た目は、かなりグロテスクでキモいのですが、発する台詞が、あまりにも人間臭くて、見た目も観ているうちに慣れて来ましたし、何だか愛嬌があって可愛く映ってっしまっていました。

 

 

また、エンドロール後のオマケ映像も、MARVEL映画のお約束として、ソニー・ピクチャーズ製作でしたが、今作では、2つも有りました。

 

予てから出演の噂のあったウディ・ハレルソンは1つ目のオマケ映像。

生憎と、私はアメコミに明るくない事もあり、登場人物の意味合いが良く分からなかったので、また調べなければ!!!

 

ただ、今回の作品は、VFX技術にかなり手が込んだ映画である上に、3Dや4DXやIMAX対応の為なのか、エンディングロールの英語字幕がひたすら長く、最後までに約16分間もあったそうですが、その最後の最後に待っていたオマケ映像の2つ目。短編のアニメ映像でしたが、この映像の意味合いも良く分からなかったですね。

 

 

私的な評価と致しましては、

細部の脚本の上での設定などの粗探しをするよりも、凝りに凝ったVFX技術による、地球外生命体シンビオートのヴェノムと人間のエディ・ブロック(トム・ハーディ)との負け犬同士の絆が共鳴し合い共生し、バディを組みながらダークヒーローが活躍するといった映画に仕上げた本作品を、極々、純粋に楽しむべきでしょうし、スパイダーマンの最凶の宿敵とされながら、この単独作品では、むしろアンチヒーロー的存在でもありますし、トム・ハーディの一人二役の、あたかも「ど根性ガエル」のような掛け合い漫才と、そしてアクションシーンの格好良さを堪能するべきでしょうね。

 

私も、細部の設定などの粗を探すよりも、素直に観れば、なかなか面白く観ることが出来ましたので、五つ星評価的にも、★★★★(80点)の四つ星評価の高評価も相応しい映画かと思いました。

 

気分転換に、スカッとしたい人にオススメ作品かも知れないですね!

 

●映画『ヴェノム』予告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【覚え書き】

未だブログ記事化出来ていない劇場鑑賞作品。

2/25(日):『グレイテスト・ショーマン』(イオンシネマ京都桂川)

2/25(日):『勝手にふるえてろ』(出町座)

3/11(日):『ブラックパンサー』(イオンシネマ京都桂川)

3/16(金):『リメンバー・ミー』(イオンシネマ京都桂川)

7/4(水):『ハン・ソロ/SW・ストーリー』(イオンシネマ京都桂川)

7/13(金):『セラヴィ!』(イオンシネマ京都桂川)

7/21(土):『ゆれる人魚』(京都シネマ)

9/9(日):『オーシャンズ8』(ユナイテッド・シネマ大津)

9/18(火):『SUNNY 強い気持ち強い愛』(イオンシネマ草津)

10/3(水):『散り椿』(イオンシネマ京都桂川)

10/12(金):『教誨師』(イオンシネマ京都桂川)

10/13(土):『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(京都シネマ)

10/18(木):『負け犬の美学』(Tジョイ京都)

10/26(金):『太陽の塔』(イオンシネマ京都桂川)

10/30(火):『人魚の眠る家』(Tジョイ京都)※試写会

11/8(木):『マイ・プレシャス・リスト』(MOVIX京都)

 

現時点では、以上、この16本がブログ記事化出来ていません。

 

相変わらず、今年の8月8日時点の【覚え書きリスト】から、未だにブログ記事化せずに放置したままの劇場鑑賞作品もありますので、鑑賞後から、あまりにも日数が経過している作品などについては、早くDVDを購入。若しくはレンタルなどで、観直して早急にブログ記事化しないと。。。トホホ。

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

当初は、先月の10/30(火)にTジョイ京都で開催された、邦画『人魚の眠る家』の試写会に当選し鑑賞してきた際の感想か、或いは、先日の11/3(土)の公開2日目に劇場鑑賞してきた、スパイダーマンの宿敵でありダークヒーローの洋画『ヴェノム』の感想をブログ記事として書こうかと思っていました。

 

また、それ以前に、私の場合には、先月に劇場鑑賞してきた作品のうち、本格派時代劇『散り椿』、故・大杉漣さんの遺作『教誨師』、リンドン・ジョンソン大統領の伝記映画『LBJ・ケネディの意志を継いだ男』、フランス産ボクシング映画『負け犬の美学』、長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔』などが、未だブログ記事化出来ていない状態でもあります。

 

そういった状況ではありますが、今回は、それら鑑賞済みの作品の感想を差し置いての記事にはなりますが、取り急ぎ、昨日の11/4(日)に赴いた、滋賀県守山市にある佐川美術館にて現在開催中の、ビートたけしこと北野武さんが描かれた絵画などの展覧会『アートたけし展』の観覧についての記事を優先させて頂きますが、その点についてはどうかご容赦願います。

 

 

私の母親がお友達と一緒に滋賀県守山市の保養施設に宿泊した際に、この展示会が始まって早々に宿泊する皆さんとで観覧に行ったらしく、その際の感想が「よく訳がわからないピカソの絵みたいな絵画ばかりやったよ!」と申していたのですが、私としては、どうしても実際に自分の目でも展示内容を確かめたくて、今回は父親を誘って、マイカーに乗って、この『アートたけし展』の観覧に行って来ました。

 

 

実際に展示内容を観覧してみますと、たしかに、あのピカソが描いた様な絵画の様にも見えなくもないのですが、むしろ、幼い子供の様なイタズラっぽい心を持ったいつまでもお茶目でヤンチャ坊主の風体の北野武さん流の芸術家としての顔が垣間見える展覧会であった様にも思えて、作品群は、いずれも、そのお茶目な性格を醸し出していて、面白くもあり、また真面目っぽくもあり、その展示品それぞれから色々な趣向の顔を覗かせてくれていて凄く感激しました。

 

 

例のビートたけしさんのお寒いギャグの様な絵画ばかりかと思いきや、そんな事もなく、その中でも、プールサイドの水着の女性をカメラで撮ろうとするオジサン型の自走式ロボットが、あまりにもベタなネタですが、なかなか笑えました。

 

というような案外素直に笑える展示物もあるかと思えば、特に印象的だったのは、木版画でした。

絵柄の上手い下手はさておき、辛抱強く自ら木版画を掘ってられた事自体に感銘を受けましたし、とりわけ夜空に咲いた大輪の花火の絵柄の木版画が綺麗で思わず感嘆するほどでした。

 

 

あまりに感激したので、思わず奮発してしまって、佐川美術館の中の売店で、高価な方の分厚い図録と共に、気に入った絵画の図柄のクリアファイルも僅か3点のみですが購入しちゃいました。

 

 

▲『アートたけし展』公式図録:定価2.700円

※表紙画の絵柄が計8種類自由に変える事が出来る優れもの。

 

▲サーカス団の絵の小型クリアファイル;定価400円+税

 

▲原住民の絵のA4クリアファイル:定価400円+税

 

▲隅田川の花火大会の木版画のA4クリアファイル:定価400円+税

 

展覧会の閉幕までは、およそ1ヶ月弱の期間がありますが、この佐川美術館は、滋賀県守山市にありますので、冬季の積雪などの際には移動の交通手段に困ってしまいますので、もしもご興味が惹かれた御方々は、出来ますれば日程に余裕を保って出向かれては如何かと思います。

 

 

 

 

 

 

 

●公式サイト:佐川美術館

→ http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

 

●公式サイト:アートたけし展

→ http://www.art-takeshi.com/

 

●佐川美術館・広報動画(オフィシャル)

 

 

 

 

●アートたけし展・CM映像

 

 

 

 

 

 

 

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【道の駅・草津】

今がちょうど、コスモス畑が見頃です。

規模は小さいですが、風車を背景に撮すのもインスタ映えするかと思いますよ(^^)v

 

 

 

 

 

 

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女優・江波杏子さんが76歳ながら肺気腫で亡くなられたそうです。

約1週間ほど前の先月の10月27日に急逝されていたとのこと。

 

 

若い頃の主演映画は勿論ですが、後年は、NHKの朝の連続ドラマ小説での祖母役などをはじめ、硬軟・善悪両面の役柄を演じられる名バイプレイヤーとしても数少ない貴重な俳優さんでしたので、早くに名優を亡くした事は本当に惜しまれますね。

 

故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。

上半期に観た映画のレビューも書き切れていない中、また、7月以降に劇場鑑賞した下半期19作品のうち11作品のレビューが、まだ未だにブログ記事化出来ていない状況ですが、取り急ぎ本作品からブログ記事をUPさせて頂きたいと思います。

 

さて、この作品ですが、元SMAPの稲垣吾郎さんが激推しされている作品らしいので、この映画の詳しい内容を知る以前から凄く観に行きたかった作品です。

 

しかしながら、京都市内では四条烏丸のミニシアターの京都シネマで10/20(土)より1週間遅れで公開していますが、昨日については、とりわけ、約2年間耐震補強工事などの為に休館し改修を行って来た、京都南座の新開場の祗園お練りのために四条通全般に混雑するのが必至でしたし、この映画自体もミニシアターだとおそらく混み合うのが目に見えていたので、全国公開日の10/13(土)より既に公開していた様子の、滋賀県大津市の旧・大津PARCOのあったテナントビルに、新たにオープンしたオーミー大津テラスというところに、今も営業を続けているシネコンのユナイテッド・シネマ大津で、今週末から1日1回上映になってしまってはおりますが、まだ上映は実施中らしいので、ここであれば、クルマでならば自分1人でも治療中のPTSD障碍を気にせず観に行けるので、昨日のお昼に、早速にも、スマホのauシネマ割引を活用して、鑑賞に行って来ました。

 

 

「透明人間の少年と盲目の少女との純愛物語(18.10/27・字幕)」

ジャンル:ラブ・ストーリー/ファンタジー

原題:MON ANGE

製作年/国:2016年/ベルギー

配給:アルバトロス・フィルム

公式サイト:http://angel-mienai.com/

上映時間:79分

公開日:2018年10月13日(土)

製作総指揮:ジャコ・ヴァン・ドルマル

監督:ハリー・クレフォン

キャスト:

フルール・ジフリエ(マドレーヌ)

エリナ・レーヴェンソン(ルイーズ/エンジェルの母)

マヤ・ドリー(10代のマドレーヌ)

ハンナ・ブードロー(幼少期のマドレーヌ)

フランソワ・ヴァンサンテッリ(エンジェルの父)

ゴーディエ・バトゥー(エンジェルの声・成人)

レオ・ロルレアック(エンジェルの声・10代)

ジュール・マイニー(エンジェルの声・幼少期)

 

PG12

 

 

【解説】

目に見えない存在として生まれた青年と盲目の少女の愛の姿を描いたラブロマンス。

パートナーの突然の失踪により、絶望を味わったルイーズは精神病院に収容され、誰に知られることなく、1人の男の子を出産する。

エンジェルと名づけられたその子どもは、目に見えない存在であるという、特別な特性をもっていた。

そんなエンジェルを、ルイーズは世間との接触を絶ち、施設の中で育てていった。

そして或る日、エンジェルは盲目のマドレーヌという少女と出会う。

目が見えないマドレーヌはエンジェルの秘密に気がつくことはなく、2人は次第に惹かれあい、愛を育んでいくが、ある時、マドレーヌが視力を取り戻すため目の手術を受けることになり……。

製作は「神様メール」「トト・ザ・ヒーロー」のジャコ・バン・ドルマル。

監督は俳優としてドルマル作品などに出演し、多くのテレビシリーズなども手がけているハリー・クレフェン。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

劇中、フランス語で会話をしていたので、てっきり、フランス映画だとばかり思っていましたが、パンフレットで確認しますと、ベルギー映画であり、それもベルギーの至宝とも称される『トト・ザ・ヒーロー』や『八日目』、『神様メール』などの監督としても知られるジャコ・ヴァン・ドルマル監督が製作総指揮にあたり、監督には、俳優でもあるハリー・クレフェンが務めた映画だったのですね。

 

 

 

道理で、現実的な生活臭やリアリティな描写を極力排した演出をすることにより、すごく神秘的なお話しに上手く仕上げていましたし、この監督や製作者はさぞや詩的な世界観を大事にされる監督さんだろうなぁと思っていましたらば、製作総指揮に、ベルギーを代表する、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督が携わってられたと言う事知って、「なるほど!!!」と即座に納得した次第です。

 

 

当初はフランス映画だからヌードシーンが数多いのかとも思っていましたが、実は、フランス語を公用語にするベルギー製の映画だからと言う訳でもないのでしょうが、劇中に、やたらと女性の裸体の描写シーンが挿入されてはおりましたが、不思議とそんなにもエロティックにも感じないのは、すごく神秘的な感じが漂うお話しになるように工夫されていたからなのでしょうね。

 

 

とは言え、今作の詳しい内容を知らなかったので、もしも今回も父親と一緒に鑑賞に出向いていたとしたらば、ヌードシーンなどの描写では気まずい空気が流れていたかも知れないと思うと、やはり自分独りで、滋賀県大津市のシネコンのユナイテッド・シネマ大津まで観に行って正解でした(笑)。

 

 

他のブロガーさんがご覧になられた後のご意見の中には、エンジェル青年が普段は着ぐるみか何かを着用したら良いのにといったお考えを持たれた人も居られたみたいですね。

そう言えば、私も、透明人間はミイラ男の様に包帯でグルグル巻きにしてみるのもご一考かとも思いましたが、劇中、最後の方で、両足の足首に鈴が付いたアンクレットを付けさせたり、マドレーヌが、エンジェルに化粧を施してあげていたりしていたのを鑑みると、アレはあれで良かったのではと、私は思いました。

 

 

 

現実的な生活臭・リアリティな描写・表現をあえてバッサリと排しているところが、より<寓話的>で神秘性が増して良かったとも思いましたので、そのリアリティの部分にケチを付けて、そこを所謂、突っ込み所が満載として疑問を呈してしまいますと身も蓋もなくなるので、あくまでもこの映画は背景事情・家庭環境などは一切無視して観て丁度良いくらいかと思いました。

 

▲幼少期のマドレーヌ役:ハンナ・ブードロー

 

▲10代のマドレーヌ役:マヤ・ドリー

 

▲成人したマドレーヌ役:フルール・ジフリエ

 

パンフレットを読んで今更ながら気が付いたのですが、3名の女性陣がマドレーヌ役の成長過程を演じてられたのですね。

私は、幼少期のマドレーヌ役のハンナ・ブードローちゃんと、10代のマドレーヌ役のマヤ・ドリーちゃんが全く別人だと気が付かなかったくらいに、両人の雰囲気も似ていましたし、どこで役柄を入れ替わったのか

も気が付かないくらいに極々自然に感じましたね。

さすがに、成人したマドレーヌ役のフルール・ジフリエとは役柄を入れ替わっていたのには、私も気が付いていました(汗)。

 

 

 

パンフレットのキャスト欄をよく読むと、透明人間のエンジェルの声も、幼少期・10代・成人と3人の役者さんがちゃんと入れ替わって声の出演をなされていたみたいですね。

 

 

<異形の愛>という点や、<障碍者の女性>と<異形・異種の男性>との恋愛物語という点では、ギレルモ・デル・トロ監督による、アカデミー賞作品の、あの『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017年)が想起されますが、本作品の方が先に製作され本国では2016年に公開されているので、おそらく『シェイプ・オブ・ウォーター』からインスパイアをなされた作品という事でもないのでしょうね。

 

 

 

また、ルイーズという役名のエンジェルの母親役のエリナ・レーヴェンソンが裸体姿で熱演するのは、ベテラン女優さんという点ではそれほど凄いとも思いませんでしたが、未だ駆け出しの新進女優であるにも拘わらず、一糸も纏わぬ姿で、セックスシーンの他にも、湖の中を水中遊泳などをするシーンなども披露した本作がデビュー作になる、マドレーヌ役のフルール・ジフリエは、映画初出演とは思えないほどの体当たりの演技であった点は枝葉の事と言わずに評価したいですし、実に素晴らしかったです。

 

 

 

それと、ベルギー本国の海外版ポスターは、ベッドで横たわる透明人間のエンジェル青年とマドレーヌの二人といった少々愛欲的な印象の濃いデザインですが、それに比べても、相合い傘の二人といったピュアな純愛物語という点を強調した日本版のポップな色彩の映画ポスターや映画チラシの方が可愛い印象のデザインでとても良かったですよね。

 

 

 

それに致しましても、ユナイテッド・シネマ大津ですが、

私が心配する事でもないのですが、土曜日のお昼過ぎの時間帯の上映回だというのに、この作品の観客は4~5名ほどでしたし、最も観客が入っていた作品は、このシネコンの前に滋賀県支部のある、某新興宗教団体の作ったアニメ映画くらいでしたので、旧・大津PARCOが存在していた時よりも、更に輪をかけて状況が悪く、集客力の点で乏しい新テナントビルのオーミー大津テラスになってしまって、またもや閉店するのではないかとこの先が気が気でなかったです。

おそらく、同じこの作品でも、京都のミニシアターの京都シネマでは少なく見積もっても20~30人以上は観客動員しているかと思われましたので、ユナイテッド・シネマ大津も、他のシネコンの劇場の様に、ユナイテッド・シネマ大津でも独自のSNSアカウントを駆使するなどの広報活動なされるなど、もう少し何らかの企業努力が必要かとも思いました次第です。

 

 

私的な評価と致しましては、

透明人間の少年と盲目の少女との純愛物語という点で、現代の寓話的な、あたかも詩的な世界観を大切にした凄く素敵なお話しで、浮き世離れしたお話しではありますが、エロティックなシーンも内包しながらも、神秘的でもあり、凄く感動的な良作と感じました。

従いまして、五つ星評価的には、四つ星の★★★★(80点)の高評価も相応しい作品かと思いました。

 

この作品についても、今回、本当に劇場鑑賞して良かったです。

この作品を鑑賞の上、ブログなどでご紹介して下さった皆様方に感謝したいですね。本当に有り難うございました。

 

●映画『エンジェル、見えない恋人』本予告編

 

 

 

 

 

●歌舞伎俳優70人が四条通をお練り(平成30年10月27日)

 

 

 

●京都・南座新開場お練り(平成30年10月27日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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TwitterなどSNSでも、一般人の私に対しても、気さくに「はるやん」とご対応して下さっていた、名脇役女優の角替和枝さんが、ガン闘病の末に享年64歳の急逝なされたとの訃報を受け、今はショックで言葉を失うばかりですが、心より故人のご冥福をお祈り申し上げるばかりです。

夫の柄本明さんはじめ芸能一家のご親族の皆様方には、ご心労が溜まることの無い様にとも祈念致しております。

 

 

角替和枝さん。これまで本当に有り難うございました。

そしてお疲れ様でした。安らかにお眠り下さい。

 

※尚、映画『カメラを止めるな!』でもブレイク中の日暮晴美役の女優しゅはまはるみさんが、劇団・東京乾電池出身の元劇団員という事から、角替和枝さんに向けた【東京乾電池としゅはまは】という追悼文を寄せたブログ記事を掲載されていますので、「しゅはま はるみオフィシャルブログ『KeepRolling!!』」より記事をリブログさせて頂きましたので、ご一読下さればと思います。

 

 


 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり誠に有り難うございました。