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ホンダSUVの結論

ホンダが最高の乗り心地を目指して開発した、新『CR-V』。
初代CR-V発表時は、ホンダがRVなんて……と非難する人も少なくは無かったが、逆にホンダが開発したRVの走りに期待した人も少なくはなかった。
車体はRVでもエンジンはホンダイズムが息づくVTECエンジン。マイナーチェンジではホンダらしく5速MTも登場した。

そんな時代も過ぎ、現行CR-Vは安定性を求める近代的ホンダイズムを満載してのモデルチェンジとなった。

目指すは『アコード』クラスの乗り心地だという。SUVに高級セダンの乗り心地を実現させようと言うのだ。
最近のホンダは低重心にこだわり、床を低く、天井を低く……と、そこには初代CR-Vの、『RVスタイル』はどこにも無い。しかも、イメージは「ふっくら」としており、トヨタの『ハリアー』的なイメージが漂っている。そう、高級感は十分含んでおり、昔のCR-Vとは良くも悪くも全くの別物。

車高の高い初代『CR-V』が好きだった私にとっては少々残念だが、高級車となった『CR-V』も別物として考えれば、強固なボディ剛性、セダン並みのハンドリング、高い運転視点、これらが総合してホンダのSUVとしての一つの形が見えてくる。

日本初のGS誕生

マツダが5台目のRX-8を納車。5台目?そりゃ少なすぎでしょ…という事も、このRX-8は水素ロータリーエンジン搭載の『ハイドロジェンRE』という名前のRX-8。

以前ブログで紹介した水素燃料を使って走る、実用化世界第1号の車であり、その時は「スタンドに水素が置いてないから役に立たない」と無茶苦茶言ってました。
確かに、一般に市販されるには「水素タンク」が全く不要になり、普通の8を購入した方が遙かに安価である。だから、これを購入できるのは大手企業か、あるいは官公庁で、独自に水素燃料タンクを確保できる所に限られる。
つまり、財力があってこそのエコカーなのである。

現在、民間業者2社・広島県・広島市に納車済みで、今回は山口県に納車となる。我らの税金(広島県民や山口県民の皆様の)で購入した「エコカー」なので、市民の要望で試乗とかさせてくれないのだろうか……

この水素エンジンを実用化させる為には、当然GSに水素を置いて貰う必要がある、と言う事は先のブログでも紹介した通りだが、ここに来て遂に日本第1号の「水素GS」が誕生する。
場所は千葉県市原市。ジェフ市原の市原……関係無いが。
そこにある「出光」のGSに、水素GSが併設される事になった。水素GSの問題点は「需要が少ない事」で、水素製造設備を作っても、必要なのはごく僅か。毎回少量しか必要とされず、その設備を維持するコストが掛かりすぎるという事で懸念され続けていたが、見事「出光」がこの問題点を解決させた。
車に補給する以外に、同ステーション内で必要なエネルギー源として、この水素を使用。絶えず必要なエネルギーを自社製造し、必要となれば「燃料」として車に補給する。簡単な事だが、これがどうして厄介だった事は、現在までそれが実用化されなかった事が証明している。

この水素製造能力は、1時間で乗用車5台、またはバス1台分の燃料を製造させる程の能力。現在の所であれば、この程度の能力があれば十分である。
完成予定は12月初旬。これでGSの問題点は無くなった。水素が欲しければ千葉県まで行けば良い。
……普通の旅行になってしまうが……。

軽の横綱、不振でも1位

軽自動車から普通自動車への転身を謀る「スズキ」。

軽ナンバーワンと言われながらもその売り上げが次第に弱くなり、同社の売り上げは小型車の伸びが強くなって来た。
その為、生産が間に合わない小型車のラインを、最近では下火になった軽自動車のラインを使う事により対応。自然と軽自動車の生産台数が減少し、転身を余儀なくされた。

しかし、やはり軽業界の横綱といった所か、今年度上半期での軽自動車売り上げ第1位に『ワゴンR』が入った。
2位はダイハツ『ムーヴ』、3位は同じく『タント』。軽業界で伸びているダイハツがここに食い込んできた。
しかし、4位にはスズキ『アルト』9位に『MRワゴン』が入るなど、やはり人気の高さが伺える結果となっている。

この結果でもスズキ側は「軽の売り上げ不振」を上げている位だから、その前の成績はまさしく独占状態に近かったのだろう。

今後、軽自動車を縮小し、小型車の製造に力を入れていくスズキ。
この勢力図がどのように変化していくのかが楽しみである。

時代は止まらない

8日、日本。三重県にある鈴鹿サーキットでF1GPが開催された。
目玉は昨年王者Fアロンソと、今季限りの引退を表明したM・シューマッハの同点対決。
前GPでの獲得ポイントは116ポイントで、鈴鹿を含め残り2戦となっていた。

予選でのポジションは、ポールポジション・フロントロー(2番グリッド)をフェラーリが占め、3位・4位は共にジャパンパワーのTOYOTA勢。6位にルノーの新王者、F・アロンソが位置付けた。

スタート直後の第一コーナーでアロンソが4位に浮上。表彰台を期待されたTOYOTAが次第に順位を落としていく。
そんな中、フロントローからスタートしたミハエルは、チームメイトのマッサを交わしトップに立つ。そして、自然とマッサはアロンソをブロックするかのような位置に来る。
1位M・シューマッハ。それを助ける2位マッサ。食い下がるアロンソ…そのまま終盤に入ると思われたが、ピット作業等でフェラーリ陣営は予期せぬ事態へと追い込まれる。
16週目。アロンソがピットに入り、コースに復帰する前に、アロンソの前に立っているはずだったマッサが、前車を交わすのに時間が掛かりアロンソに先行を許してしまう。これでアロンソがミハエルを追撃する舞台が整った。新王者の勢いは、運をも味方に付けているように見える。
しかし、アロンソは必至に追い上げるが、トップとの差が詰まらない。何台かを周回遅れにしながら順調に周回を重ねていく2台。
「皇帝」と呼ばれたM・シューマッハの走りは完璧だった。徐々に差が縮まってくるが、周回遅れをパスする能力は経験に後押しされたミハエルが上。この時に再びアロンソとの差を広げ、もはや追い付く事は不可能に近い…そう思われた。

37週目…最後のピットストップに向かうM・シューマッハ。このピット作業をスムーズにこなし、1位でコースに復帰すれば、ほぼ優勝は確実。
給油し、タイヤ交換も済み、無事にコース復帰。ポジションはアロンソの前……。

ほぼタイトルを手中に収めたと思われた瞬間、1位を快走していた赤い跳馬から白煙が立ち上る。エンジンブローである。
F1は、最高300km/h以上になり、タイトなコーナーを攻めるストップアンドゴーを繰り返す、エンジンには厳しいレース。ミハエルの駆る赤い馬の心臓は、2戦連続で同エンジンを使用していたため、その負担も大きかったようだ。

白煙を上げ、もはや自力での走行は不可能になった「赤い馬」は、主人の意志に従いコース外に向かって行く。そのすぐ横を、新王者の駆る「青い馬」が駆け抜ける。
時代が新たな王者を求めた結果のように見え、その勢いは人の手では止められない物のようにも思えた瞬間だった。

「赤い馬」はコース外で息を引き取り、主人の「皇帝」を降ろす。
「愛馬」を大きく息をつきながら眺める「皇帝」は、静かにピットに戻っていく。

新王者はそのままトップでチェッカーを受け、10ポイントを獲得。最終戦にノーポイントで終わり、M・シューマッハが優勝しない限りシーズンタイトルは獲得できる。

ピットに戻った「皇帝」は、チームクルー全員に「すまなかった。」と、声を掛けていた。
かつて、調子が悪いとメカニックに責任を問いつめていた若き王者は、その風格と共にスタッフとの信頼関係をも作り上げていた。そして、レース後のインタビューで「次戦での逆転の可能性」について質問されたミハエルは、取材陣に対し「それはライバルがノーポイントで終わる事を望むという事ですか? ライバル達のミスを期待してまで王者になりたいとは思ってないよ。僕の王者はもう無い。」と、諦めにも似た言葉を出した。

かつて、伝説となったドライバー「アイルトン・セナ」から世代交代を受け、彼の目の前でその偉大なライバルが命を落としたという経験があるミハエルが、誰かのミスを望むハズはない。しかし、現役最後のレースを手を抜いて走るとは到底思えない。

次戦…最終戦となるブラジル。かの英雄「アイルトン・セナ」の母国であるこの国で、「皇帝」と呼ばれた男が意地を見せるか、新王者がそれをねじ伏せ完全優勝を果たし世代交代を完成させるか。

セナの見守るレースが、奇しくも世代交代の最終章となる。

偉大なる王者引退は、否応もなく完全なる筋書きで進展している。

すれ違うトップ達

ルノー・日産・GM。3社間のアライアンスの協議が決裂した。
アライアンスとは企業連合の事で、つまりは上記3社の連合を築き上げる事を目標とした話し合いが行われていたのだ。

ルノー・日産はもちろん提携している上に、カルロス・ゴーン氏が居るという事で密な関係になっているに違いない。企業連合を作り上げると、経営の相乗効果…所謂シナジー効果による利益が出るメリットがある。
その事については各企業も認めているが、問題なのはその先。シナジー効果により生まれた総合計金額や利益の配分である。何だか泥臭い会合のように思えるが、企業対企業である以上は利益配分に拘らなければならない。その為のアライアンスである。

しかし、ここでの会合は決裂。
どうやらGMの一言が「ルノー・日産連合」をその場から退席させたようだ。
かいつまんで説明すると…

GM:「ルノーさん、日産さんがウチにぎょうさん出資してくれたら、他の企業との提携が上手くいかへん事があるんちゃう?」
ルノー・日産:「さぁ…どないでっしゃろなぁ」
GM:「そうなったらウチは厳しおま。せやから、上手くいかへんかった時の補償をしてくれまへんか?」
ルノー・日産:「いやGMはん、そら趣旨が違いまっせ。元々成功を確信してのアライアンスでっしゃろ? 今更失敗した時の補償出せ言うのは筋違いでっせ」

何故関西弁? それは商人同士の会話だからと言う安直な理由。
ともあれ、ルノー・日産側は、「補償という考え方は、成功するというアライアンス精神に反する」という判断をし、打ち切りになっている。
ここで感じるのは、GMの切羽詰まっている感じ。何だか後がないように見える。
数年前までトップをひた走り、TOYOTAの猛追を何とかして来たGM。それがTOYOTAに抜かれ、業績を縮めてしまった今日、王者としての風格は感じられない。

『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。傲れる者久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ……』

このままTOYOTAの独走が続くのか…

キットカー

「大蛇(オロチ)」を発表したばかりの『光岡自動車』が早くも次回のオリジナル車両を発表した。
オリジナル車両と言っても、厳密に言えば「原動機付き自転車」いわゆる「原付」である。最も、これは車両法の枠内でのカテゴリーであり、形は一人乗り用マイクロカー。
公道で走行するには「道交法」に従い普通自動車免許が必要となるが、「車両法」では立派な原付である為に、車検も要らない上に保険等その他の費用も格安。
光岡自動車は以前も同じような型式の「車」を発売しており、今回もそれに沿って限定台数での販売となる。

価格はどのタイプも100万円以下。何とも魅力的な価格である。

今回発表になる車両の正式名称は「MICRO TYPE-R」と「K-4」の2台。
外観は…まぁ、ナメクジを可愛くしたような印象。オープンカーと言えば良いのか…昔のスポーツカーと言えば良いのか…
詳しくはこの画像を
画像ファイル "http://images2.carview.co.jp/news/car/images/img3_20061005_12552318_3_l.jpg" は壊れているため、表示できませんでした。

この2台を初めとする光岡のマイクロカーは、マニアの間ではかなり有名で、以前この前型モデルが発売した時も静かな話題となっていた。
一体何が話題になるのか……実は、このタイプのマイクロカーは購入したユーザーが組み立てる、いわゆる「キットカー」である。プラモデルよろしく自分で組み立て、そして走る。車好きにはたまらない逸品である。自分で組み立てるから、その車には限りない愛情が注がれて行く事はもちろん、合法的にナンバーも取れるので問題なく公道を走れる。
最も、車両法では「原付」なので高速道路等は走行できないが、自分で組み上げたマイクロカーで週末のドライブなんて夢のようである。

スピード・高級感で遊ぶ事に飽きた方々、人と同じ物を乗るのが嫌いな方々、限りなく愛情を注ぎ込みたい方々、とにかく目立ちたい方々。オススメです!

遂に1周年記念開催♪

ブログの開設から1年が経ちました。
毎回車に関するアレコレ、無駄になる情報も含め色々と書いてきましたが、ここまでお付き合いして頂いた方々に感謝致します。今後も何とぞ暇つぶしにでも読んで行って下さい。

1年…考えれば長いもので、毎月描いているトップのイラストも何枚目になったか…最初に考えていたのは、季節によってイラストを変更するという企画だけでした。これだと年4回の更新で済むので、比較的簡単。しかし、毎日見て下さる読者の方に、なるべく楽しんで頂けたら…という意向から、毎月変更する事になったのです。

毎月…1年で12回。年間で12台の車のイラストを描く訳ですから、それはもう大変。いや、描く事自体はそれ程大変では無いのですが、イラストにして映える車をチョイスし、デフォルメしていく作業が大変で……

まぁともかく、カーブティックハクライ・ブログカーライフが無事1周年を迎えられた事を記念し(ブログは殆ど関係ありませんが)、遂に、遂にあの「楽天」にHakuraiが出店!
楽天では「ハクライショップ 」として開店しています。今ならオープンイベントで「BOSCHオリジナル電動ドライバーセット」をプレゼントします! 是非覗いて見て下さい!

新旧王者、遂に並ぶ

昨日、F1中国GP決勝が行われた。
スタートコンディションは雨上がり直後の『ウエットコンディション』。ミシュランタイヤの得意とするコース状態でのスタートだった。
この日ポールポジションを獲得したのはミシュラン使用、ルノーの「フェルナルド・アロンソ」。1週目から快調に飛ばすレース展開は、誰しもがアロンソの勝利を見ていた。
しかし、展開が崩れだしたのは12週目。引退を表明したばかりのブリヂストン使用、フェラーリの「ミハエル・シューマッハ」が6位スタートから4位に上がってくる。

26週目。徐々にコースが乾きだし、順調にトップを独走し2位以下とのタイム差を広げていたアロンソは、徐々にタイムを落とし始める。「ウエットに強いミシュラン」「ドライに強いブリヂストン」の戦いは、ここで思わぬ展開を見せた。

30週目。遂にミハエルが2位に浮上。ドライバーズポイント1位のアロンソ、2位のミハエル。二人の激戦が展開される事になる。
そして32周。マシンは次々にピットに戻り、ウエットタイヤからドライタイヤに換装。40周・41周と続いてトップ2台もタイヤを換装するためにピットイン。ここで遂にミハエルがトップに躍り出る。ルノー陣はタイヤ換装に手間取り、大幅にタイムロス。2位走行中のアロンソは、6位まで後退。これでレースはミハエル主導の物となる。

しかし、このままで終わらないのがこの二人。何と、6位まで後退したアロンソが脅威の追い上げを見せ、2位にまで浮上。丁度レース序盤のミハエルと同じ形のレース展開となる。史上最年少チャンピオンと、史上最強の王者の戦い。しかし、2台のタイム差は大きく、激しいアタックにも関わらず、遂にアロンソはミハエルに届かなかった。

先にチェッカーを受けたミハエルと、2位のアロンソ。ドライバーズポイントは、共に116の同点。
引退を表明した熟年の王者と、新勢力の若き王者。次週、同点のままで舞台を日本・鈴鹿に来る。
鈴鹿サーキットで開催される最後の「日本GP」(来季からは富士スピードウェイ予定。その後も富士との契約が予想される)。また、今回青旗無視として失格処分を受けた「佐藤琢磨」属する『スーパーアグリ』も、全ての目標として来た「鈴鹿」であり、ホンダのホームグラウンドとして、ホンダのエース「ジェンソン・バトン」も、これまでにない熱い走りを見せるレースになるのは必至。

残り2戦。見所は十分、来週は鈴鹿に足を運び、歴史的興奮を味わうのも良いかも知れない。

出遅れ1周年

昨年8月、ハクライHPがオープンしました。1周年記念として色々行って来ましたが、明後日…10月から新たな「ハクライ」が生まれます。詳細は10月1日のブログで告知いたしますが、HP作成担当者として一言……今更ながらプログラマーって凄いです。
HP作成担当とは言え、細かなプログラムなど当然専門家に及ばず、日々勉強。自分もできると信じ、無駄に足掻く物の、出た答えは「JAVAって何?」

何だかデザイナーが非力に思える1ヶ月。見様見真似でちょこっと触るとダメ出し。そりゃぁ動かないプログラムなんて、ゴミと化す文字…当然です。何とか自力で。そう思えば思う程泥沼です。最後には「ここ、プログラム教えて下さい」って泣き付く始末。
結論、餅は餅屋です。

何はともあれ10月1日、ハクライは新たなスタートを切ります。ご期待下さい!

FFV

ディーゼル・ガソリン・ハイブリッド・水素…数々のエンジン型式に、新たな燃料を使用するエンジンをホンダが開発した。

このエンジンが使用する燃料は『エタノール』。別名『エチルアルコール』と呼ばれるこの液体は、その名の通りアルコールの一種で揮発性が非常に高く、また水を始めとする極性溶媒や炭化水素も含む各種有機溶媒など、ほとんどの溶媒と自由に混和でき、悪名高き『アセドアルデヒド』にも変質し、更に『酢酸』にも変質する。正に『錬金術』の媒体のような液体である。

この燃料を一般的に『エタノール燃料』と呼び、既にブラジル・アメリカでは化石燃料の代替品として使用されており、モータースポーツ界でも「インディ・レーシング・レース」で使用され、2007年から参加マシンは100%エタノール燃料の使用が義務付けられる事になっている。
しかし、エタノールの炎は目に見えにくく、レース中に給油スタッフが給油中、ピットで突然踊り出しているように見える時があり、これは目に見えない「炎」に包まれている時である。恐ろしい……

今まで既に使用されていたエンジンを開発したからと言ってニュースにはならないが、実はこのエタノール燃料、混合割合によっては低温時の始動性・空燃費・出力等が不安定で、100%ガソリンの代替品とはとても言えた物ではなかった。
しかし、化石燃料の枯渇問題で、サトウキビを初めとする穀物からも精製可能な『エタノール』が燃料として使用可能であるのであれば、この問題もある程度解決され、間接的に農業の活性化にも繋がるかも知れない。ならば、デメリットを消す程のエンジンを開発すれば……ホンダらしい考え方である。

そこでホンダが開発した新エンジンは、なんと100%エタノール(もちろんガソリンと混ぜる従来の燃料とは完全に異なる)でも対応可能なエンジンである。
これはガソリンエンジンを元に、ガソリンでもエタノールでも混合燃料でも走行可能なエンジンで、「フレキシブル・フューエル・ヴィークル(FFV)」と呼ばれる。
FFV……何だかゲームみたいな名前だが、この新システムが搭載されたシビックとフィットは、今年中にブラジルで発売される予定。

なぜ日本で発売されないのか……それは日本の法律に問題があり、ガソリンへの混合率は、エタノールが3%までとなっている。以前話題になった安価の「新燃料」はこれであり、この時、燃料系の腐食が問題となった為、日本では廃れていった……当然である。それに対応した車が、日本には無かったのである。
FFVが開発されても、この法律が変わらない限り日本での発売は有り得ない。