それは、
売上に計上もれがないか?
それを調べるのが調査官の一番の仕事です。
例えば、
- 現金売上がもれていないか?
(現金を受け取ったかどうかなんて、調査官にはわからないよ)
- 通帳丸ごと抜けているのではないか?
(銀行口座の存在なんて、税務署は知る訳ないよ)
- その他のテクニックを使って売上を計上していないのではないか?
(俺、口堅いから、バレない、バレない・・・)
こういうのを見つけるのが調査官の仕事です。
で、いかに、これらの情報をつかむのか?
それは、社長への「質問」です
ですから、税務調査の多くの時間は、社長への質問に費やされます。
例えば、ある会社の話。
よく仕事をくれる相手先は、A社、B社、C社の3社。
ところが、この会社では、C社の売上を意図的に計上していませんでした。
| 調査官: | あなたの会社の主要な取引先を教えてください |
| 社長: | A社、B社の2社です |
こんな見え見えの質問には、当然ひっかかりませんね。
そこで、調査官は、質問を変えます。
| 調査官: | あなたの会社の主要な外注先を教えてください |
| 社長: | D社、E社、F社の3社です。 |
なんの気なしに答えます。
| 調査官: | D社はどんな仕事をしているんですか? |
| 社長: | A社向けの仕事をしています |
| 調査官: | では、E社はどんな仕事をしているんですか? |
| 社長: | B社向けの仕事をしています |
| 調査官: | では、F社はどんな仕事をしているんですか? |
| 社長: | ・・・・・・ |
実は、F社はC社向けの仕事をしていたのでした。
これで、C社の存在が明らかになってしまうわけです。