鉄道に関連するおすすめ本を紹介します。鉄道が好きな人を「鉄道オタク」とか、略して「鉄ヲタ」といいますが、乗り鉄、撮り鉄、音鉄・録り鉄、駅弁鉄、車輌鉄、模型鉄、収集鉄、時刻表鉄、プロ鉄、歴史鉄、会社鉄などと細かく分類されているようです。自ら「オタク」と称している鉄道が好きな人だけでなく、単に鉄道が好きな人も、本を読んで鉄道の世界に入り込んでみませんか。
写真の出典: MimikanさんによるPhotoACからの写真
紹介する最近人気の鉄道に関連するおすすめ本は、次のような内容です。
- 1冊目の「怒鳴られ駅員のメンタル非常ボタン 小さな事件は通常運転です」は、不可抗力だらけの駅員の日常をつづったものです。(会社鉄向き)
- 2冊目の「『青春18きっぷ』ポスター紀行」は、「青春18きっぷ」ポスターを懐かしむ本です。(乗り鉄、歴史鉄向き)
- 3冊目の「大垣夜行と快速『ムーンライト』のすべて」は、青春18きっぷの旅でも親しみのある深夜列車の記録です。(乗り鉄、撮り鉄、歴史鉄向き)
- 4冊目の「読めば読むほどおもしろい 鉄道の雑学」は、鉄道好きが楽しめる厳選83ネタです。(乗り鉄、会社鉄向き)
- 5冊目の「滅びゆく鉄道名場面」は、昭和の懐かしい国鉄シーンにタイムスリップできます。(歴史鉄、撮り鉄向き)
鉄道に関連する人気の5冊を紹介します。以下、内容を本ごとにまとめています。
1冊目
怒鳴られ駅員のメンタル非常ボタン 単行本
著者:綿貫渉 発売日:2022/5
概要
発売前から話題沸騰!元鉄道員YouTuber・綿貫渉、衝撃の作家デビュー作。
酔っ払い、痴漢、忘れ物、自然災害、人間トラブル、電車遅延、駅員のヒエラルキー、クレーム対応 etc.
毎日10万人が利用する駅ではトラブルが通常運転。不可抗力だらけの世の中で、駅員はどのようにメンタルを保っているのか?駅員の日常をのぞくことで、小さな悩みが吹っ飛ぶような、すべての現代人必読の社会派エッセイが誕生しました。
おすすめポイント!
精算トラブル、電車の遅れ、忘れ物etc.普段何気なく使っている駅の裏側を教えてくれます!
こんな方におすすめ!
不可抗力だらけの駅員の日常をのぞきたい方へ!
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怒鳴られ駅員のメンタル非常ボタン 小さな事件は通常運転です [ 綿貫 渉 ]
著者:綿貫渉 本の書式:単行本 定価:1,540円
2冊目
「青春18きっぷ」ポスター紀行 単行本
著者:込山富秀 発売日:2015/5
概要
「青春18きっぷ」はJRが年3回(春、夏、冬)発売しているお得な切符で,1982年(昭和57年)に初めて発売されました。その後大ヒットし、汽車旅ファンの必需品となって今日に至ります。
発売時に全国のJR駅で掲げられるポスターは、常に注目を集め、マニア垂涎の的となっており、とりわけ1990年(平成2年)からは、旅先の旅情を静かにたたえた写真とデザイン、旅の本質に迫るコピー表現が相まって、多くのファンを着々と獲得しています。
今回、その1990年以降のポスター74点を集め、一冊にまとめました。25年間このポスターを手掛け続ける著者が、制作にまつわる背景やエピソードを初めて解説した、ファン待望の写真集です。
おすすめポイント!
鉄道ファンのみならず、これから旅に出たいと思っている人にはユニークなガイドブックになります。
こんな方におすすめ!
思い出のアルバムとしてかつて青春18きっぷで旅した方へ!
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著者:込山富秀 本の書式:単行本 定価:1,540円
3冊目
大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて 単行本
編集:「旅と鉄道」編集部 発売日:2022/4
概要
大垣夜行、快速「ムーンライト」シリーズのこれまでの軌跡をまとめた一冊です。
当時を振り返る乗車記などで、青春18きっぷの旅の友として、ビジネス移動などで記憶に残り、多くの人々に愛された懐かしい列車を振り返ります。
大垣夜行、快速「ムーンライトながら」、快速「ムーンライトえちご」、快速「ムーンライト信州」、快速「ムーンライト松山」、快速「ムーンライト高知」、快速「ムーンライト九州」の乗車記を合計15本掲載。当時の車内の様子やシートの感触、車内アナウンス、寝心地から停車駅の風景など、とても懐かしく味わいのある情景を当時の写真とともに掲載しています。
おすすめポイント!
大垣夜行、快速「ムーンライト」シリーズなどの軌跡、乗車記を網羅。
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当時の写真で懐かしい鉄道シーンを振り返りたい方へ!
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大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて (旅鉄BOOKS057)
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大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて (旅鉄BOOKS057)
編集:「旅と鉄道」編集部 本の書式:単行本 定価:2,200円
4冊目
読めば読むほどおもしろい 鉄道の雑学 文庫
著者:浅井建爾 発売日:2021/8
概要
「へぇ~」「なるほど」「そうなんだ」鉄道から、日本の地理と歴史が見えてくる本!
日本の鉄道の歴史、駅や駅名の不思議、地下鉄の謎、運行システムの工夫などについて、素朴な疑問が解決する雑学ネタが大集合!
関東と関西、私鉄の線路の幅が違うのはなぜ?/東京23区で地下駅がない区があるって本当?/あの西郷隆盛は、鉄道の建設に反対だった!?/新幹線は何時間遅れたら、払い戻しがうけられる?/駅で切符以外に最初に売り出されたものは、駅弁と新聞、どっち?
おすすめポイント!
マニアもそうでない人も楽しめる、厳選83ネタ!
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まだまだ知らなかった鉄道ネタを知りたい方へ!
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読めば読むほどおもしろい 鉄道の雑学 (知的生きかた文庫 あ 45-3)
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読めば読むほどおもしろい 鉄道の雑学 (知的生きかた文庫) [ 浅井 建爾 ]
著者:浅井建爾 本の書式:文庫 定価:748円
5冊目
滅びゆく鉄道名場面 単行本
編集:「旅と鉄道」編集部 発売日:2022/3
概要
碓氷峠越えのEF63形の重連、夜行列車の通路で雑魚寝をする人々、581系電車の開放式3段寝台、東京駅構内を推進運転する電気機関車、帰省のために上野駅や品川駅で行列をつくる群衆など、かつては当たり前にあった鉄道の名場面を当時の豊富な写真で振り返る一冊。
その名場面の背景や、鉄道会社の裏事情、システムなどの解説をつけて、鉄道ファンが懐かしく鉄道文化を振り返ることができます。
SL時代の追憶/懐かしのあの路線、名シーン/鉄道員たちの躍動/今はなき名車両たち
おすすめポイント!
躍動する鉄道員の姿や、昭和の懐かしい国鉄シーンが満載です。
こんな方におすすめ!
とてもたくましかった時代の鉄道の記憶を読みたい方へ!
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編集:「旅と鉄道」編集部 本の書式:単行本(ソフトカバー) 定価:2,530円
「青春18きっぷ」は春、夏、冬の学校が休みのシーズンに使えるのと、その名称から若者だけを対象にしたイメージを持たれますが、若者だけでなく誰でも使える割引切符です。確かに私も学生時代に帰省するとき、時間がかかるが安くなるので「青春18きっぷ」を使ったこともありました。東京駅 - 大垣駅間で「大垣夜行」にも乗りました。この切符は新幹線や特急が使えないのですが、夜行や快速を使えば思ったより早く移動できます。社会人やリタイア後も家族旅行で使いました。体力勝負のところもありますが、また鉄道の旅を楽しみたくなりました。
今回は、鉄道に関連するおすすめ本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。本好きおじさんからの紹介コーナーでした。じゃあ、また!
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