「聞き方」を考えるのにおすすめ本を紹介します。会話がはずむと言いますが、言葉のキャッチボールができると、気持ちがいいですよね。聞くのが上手い人と話すと、ついつい自分がおしゃべりになってしまうことがありませんか？聞く技術こそが、会話が上手になる近道のようです。傾聴力とは「耳を傾けて、熱心に聞くこと」のスキルです。耳だけでなく身を乗り出して聞くイメージがありませんか。傾聴力に大切なのは「聴く」ことと、耳以外に目や心も使って相手に共感し、集中して話を聴くことだそうです。つまり、上辺だけ聞いてるふりをしては、逆に相手にがっかりさせていまいます。相手に喜ばれる本当の意味での「傾聴力」を身に着けたいものです。
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「聞き方」の本をみると、次のようなことがポイントのようです。
- 聞く前の基本スタンス（会話は「盛り上げる」のはなく「盛り上がる」、5W1Hで質問を考えておこう、相手の気持ちを推し測る、会話は生ものと心得よ、観察を生かす、知ったかぶりをしない、先入観にとらわれない など）
- 聞き方のコツ（「あいづち」を変えるだけで「聞く力」はぐんと上がる、「態度・しぐさ」を変えるだけで驚くほど「聞き上手」になれる、「質問力」を身につければ人生がいっきに開ける、しゃべりすぎに注意、上司とのコミュニケーションは「How」でなく「Why」、安易に「わかります」と言わない、話が脱線したときのうまく戻す、相手のテンポを大事に、会話や雑談を弾ませる など）
- 聞く力を養う（聞く力は会社の会議で養われる、良質な日本映画は敬語を学ぶツール、自分に質問する など）
会話の基本は、うまく話すことだけ考えていましたが、うまく聞きことも同じくらい大切と思いました。上手に自分のことを話せなくても、相手の話の聞き方を上手にすることで、かなりの会話上手になれることは、少し気が楽になりました。「聞き方」を上手く身に付けるには、それなりの時間は必要とは思いますが、本を活用して正しく知ることで、早く聞き上手になりましょう。
最近人気があった「聞き方・聴き方」を考えるのに参考となるおすすめ本7冊を紹介します。オーソドックスな内容のものから、絞った内容のものもあります。
1冊目
たった１分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書 単行本
著者：魚住 りえ 発売日：2017/4
概要
最初のおすすめ本の「たった１分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」の著者である魚住りえさんは、フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサーで、代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍しています。
ここまで「聞き方」を詳しく解説した本は日本初です。本書を読んで、「あいづち」「質問力」「態度・しぐさ」で、誰でも聞き上手・会話上手になれます。
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「あいづち」「質問力」「態度・しぐさ」だけで、誰でも聞き上手・会話上手に！
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たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書 [ 魚住 りえ ]
著者：魚住 りえ 本の書式：単行本 定価：1,430円
2冊目
あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス) 単行本
著者：松橋 良紀 発売日：2009/1
概要
次のおすすめ本の「あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール」の著者の松橋良紀さんはコミュニケーション改善コンサルタント。自己啓発会社で社員研修や講師を経験したあと独立し、ワンネス協会を設立。現在は、コミュニケーション改善のための「コミュニケーション心理学セミナー」、質問スキルを中心とした「しゃべらずに売る営業心理学セミナー」などの講師として活躍中です。
うまく聞くことができればコミュニケーションはうまくとれ、話し上手だとも思われます。本書ではそのように相手から好感を得て、人間関係も広がる、そんな聞き方の技術をNLP理論をベースに101のルールに則って解説しています。
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101の聞き方の技術を頭のどこかに入れて聞くだけで話し上手に！
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あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)
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あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール （Asuka business ＆ language book） [ 松橋良紀 ]
著者：松橋 良紀 本の書式：単行本（ソフトカバー） 定価：1,540円
3冊目
アドラー流一瞬で心をひらく聴き方 単行本
著者： 岩井 俊憲 発売日：2016/2
概要
3冊目のおすすめ本の「アドラー流一瞬で心をひらく聴き方」の著者の岩井俊憲さんは、アドラー心理学カウンセリング指導者で、中小企業診断士。各種講座を行うほか、企業や自治体を中心に、アドラー心理学を基盤とした勇気づけやリーダーシップ、コミュニケーションの研修などを実施しています。
本書は、アルフレッド・アドラーが提唱したアドラー心理学をベースに、「自分も相手も大切にしながら、相手と本音で話せる関係になる」コツを紹介します。これでコミュニケーションの悩みはもちろん、人間関係の悩みも一気に減ること間違いなしです。
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自分も相手も大切にしながら、相手と本音で話せる関係になるコツが分かります。
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著者：岩井 俊憲 本の書式：単行本 定価：1,540円
4冊目
「聞き方」を変えればあなたの仕事はうまくいく 単行本
著者：上阪 徹 発売日：2016/10
概要
4冊目のおすすめ本の『「聞き方」を変えればあなたの仕事はうまくいく』の著者である上阪徹さんはアパレルメーカーのワールド、リクルート・グループを経て、94年よりフリーランスのライターとして独立。経営、経済、就職などをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がけています。
本書は、ビジネスからプライベートまで使えるプロの「聞く技術」が満載です。
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「聞き方」を変えればあなたの仕事はうまくいく [ 上阪徹 ]
著者：上阪 徹 本の書式：単行本（ソフトカバー） 定価：1,518円
5冊目
聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) 新書
著者：阿川 佐和子 発売日：2012/1
概要
5 冊目のおすすめ本の「聞く力―心をひらく35のヒント 」の著者の阿川佐和子さんは小説家・阿川弘さんの長女。リポーター、アシスタント、キャスター、進行役,などテレビで活躍しながら雑誌のインタビュアー,エッセイスト,小説家して活躍しています。
「相槌をケチらない」「『分かります』は禁句」「楽しそうに聞く」「事前に用意する質問は3つまで」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意"を伝授します。
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心をひらく35のヒント 聞く力 （文春新書） [ 阿川 佐和子 ]
著者：阿川 佐和子 本の書式：新書 定価：880円
6冊目
「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書 単行本
著者： 岩松 正史 発売日：2014/12
概要
6冊目のおすすめ本の『「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書』の著者の岩松正史さんは飯田橋カウンセリングルーム代表(株式会社あえるば)で、心理カウンセラー、傾聴講師など多くの資格を持っています。
相手との共通点を探して仲良くなることとも、相手を無視することとも違う、傾聴は「そのまま受け止めて支える」ための「聴き方」です。上手に聴けるようになるだけでなく、聴くことが好きになります。聴けば聴くほど人間関係が楽になります。
おすすめ点！
「そのまま受け止めて支える」ための「聴き方」傾聴が必要なときもあります。
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「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書―あなたを聞き上手にする「傾聴力スイッチ」のつくりかた
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「ねえ、私の話聞いている？」と言われない「聴く力」の強化書 [ 岩松 正史 ]
著者：岩松 正史 本の書式：単行本（ソフトカバー） 定価：1,430円
7冊目
聞く力こそが最強の武器である 単行本
著者： 國武 大紀 発売日：2018/12
概要
最後のおすすめ本の「聞く力こそが最強の武器である」の著者の國武大紀さんはJICA職員として世界40カ国以上を渡り歩き300件を超える発展途上国の組織開発やグローバル・リーダー人材の育成などで実績を上げるました。その後、外交官となり日本政府の国際援助政策の政策立案や国際交渉の第一線で活躍し、現在は、リーダーシップ開発や組織変革を専門とするコーチ兼コンサルタントとして活躍しています。
本書では、「聞く力」のスキルを身につけるだけで、人に好かれやすくなり、信頼関係を築くのが簡単になることを記しています。また、相手から情報を引き出す方法、会話や雑談を弾ませる聞く技術、自分を動かす「自分に質問する技術」など仕事・人生を変える武器としての聞く全技術が満載です。
おすすめ点！
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著者：國武 大紀 本の書式：単行本（ソフトカバー） 定価：1,540円
今回は、「聞き方」を考えるのに参考となるおすすめ本を紹介しました。もし、自分に合った本があったら、手に取ってみてください。
ここでの「聞き方」は、単に耳に入れて理解するだけでなく、会話のきっかけ作りや聞いた後のリアクションを含めています。
この捉え方に気が付くだけで、会話のキャッチボールが生まれ、会話が生きものに変わると思います。
相手のファッションや様子や趣味・志向に気づいて、ほめたり質問して、会話のきっかけ作ること。相手の話を聞いて、上手い相づちやその通りという態度・仕草を示して、そのリアクションにより会話を続けたりすること。これらにより、「聞き上手」に変わるのです。
いろんな聞くコツを知って、「聞き上手」となるようなヒントが見つけられたら幸いです。
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