こんにちは
人間の腸には多種多様で膨大な数の腸内細菌が存在し、その腸内細菌が心身両方の健康維持に役立っています
優れたスポーツ選手には特殊な菌があり、一般の人でもそんな菌を増やせば、ひょっとしたら運動能力を高められるかもしれないと考えたハーバード大学の研究グループが腸内細菌と運動との関係性を探る研究結果を発表しました。
ボストンマラソンに参加する選手の協力を得て、走る前と後で便を採取し、腸内に住む最近の集団「細菌叢」を詳しく調べました。
すると運動後には乳酸の代謝に関わる細菌が増えてました。
この種類の細菌をマウスの腸内に移植したところ、運動能力の向上が確認できたといいます。
ただこの仕組みまでは解明できていません。
人間で同じ結果が出るかどうかもわかりません
腸内細菌叢と運動や病気の関係を研究している岡山大学の森田英利教授は、この研究を「運動によって細菌叢が変わる、それをはっきり示した結果」といいます。
運動によって腸内の細菌の種類が変わる事例は他にも報告があり、定説となりつつあるそうです
人間の腸には500~1000種類、100兆~1000兆個の細菌がいるとされ、重量で1~2kgに達します。
どんな種類の菌がどれだけいるかは個人によって違い、それが対朝や病気のかかりやすさなどに関係していることが少しづつ分かっています。
また競技の違いでも腸内細菌に違いがあるのだそう
続きはまた明日