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客車列車に乗って鉄道の文化を楽しめる街 彰化を目指す旅!莒光653次に乗車
前回の907路のバスで公館へ着いた後は台北駅へ移動し、台北駅からは臺鐵(台湾鉄道)の列車に乗車しました。
乗車した列車は莒光653列車 海線経由彰化行きです。
莒光653列車は台北から遥か遠く、東部の台東駅を始発とし、花蓮などを経由する東部幹線を通って台北近郊へきた後、台北駅より西部幹線を南下し、中部の街 彰化を終点とするロングラン列車です。途中の竹南からは海線と呼ばれる海側ルートを走行し、幹線ルートである山線の台中駅などは経由せずに運行して彰化へと至ります。
台東駅を午前中の11時35分に出発したこの列車は台北駅に19時12分に到着、19時15分に台北駅を出発して終点の彰化駅には22時51分に到着します。
今回はこの列車に台北駅から彰化駅までの西部幹線側の区間を乗車していきます。西部幹線側を乗り通すだけでも3時間以上の長旅となりますので、とても乗り応えがある列車と言えることでしょう。
とても長い旅路となりますので、今回は前半の台北から新竹までの区間と、後半の新竹から終点の彰化の区間に分けて莒光號での旅行の様子をお届けしたいと思います。
先にも述べたように莒光653列車は台北駅を19時15分に出発します。台北駅の発車ホームは3B月台(3番ホームB乗り場)です。
この列車ですが、郵便輸送も兼ねた列車となっているため、積み下ろしに時間がかかり遅延が割とよく起こります。乗車した日は4分遅れとまだ少ない遅延でしたが、日によっては20~30分遅れることもありますので、乗車の際は余裕を持った行程でご旅行ください。
4分遅れで列車がホームへ滑り込んできました。莒光號の特徴はなんといっても機関車が牽引をする客車列車スタイルであるということです。
今では本数が非常に少なくなってしまいましたが、台湾鉄道ではこのような客車列車が定期便として運行され、切符を買えば普通に乗車することができます。
客車に乗車していきましょう。昔は手動扉の車両もあった莒光號ですが、今では全車両が自動扉になっています。
車内は通路を挟んで2列+2列のシートが並びます。座席はシートピッチがとても広いリクライニングシートになっていますので、長時間の移動をとても快適に過ごすことができます。
近年はバリアフリーにも対応した客車が登場しており、この列車にも1両連結されていました。
車椅子での乗車に対応した座席や広々とした車椅子対応トイレが設置されています。
座席回りの設備ですが、座席背面にはフットレストと網ポケット、窓側にはドリンクホルダーが2つあります。
テーブルの類はなく、食事をする時などは少し不便に感じられるかもしれません。
車内で出たゴミなどは網ポケットに入れておくと、時々清掃係の人がゴミ回収に回ってきますのでその時に捨てることができます。また、一部の号車にはゴミ箱の設備があります。
この日は金曜日の夜ということで、莒光號も満席近い状態になっていました。
私は事前に指定席を予約して乗車しましたが、指定された座席には他の乗客が座っていました。
これは悠遊カードなどのICカードなどで莒光號に乗車された場合は無座という形で座席指定ができず空いている座席を利用できるシステムになっているためで、自分の指定した座席に座席指定のない形で他の乗客が座っていることがあります。
その場合は座席指定をしたきっぷを所持している人がその席を優先して利用する権利がありますので、指定券を見せて座っている乗客に移動をしてもらってください。そういう文化が根付いていますので嫌な顔などはされずに座席を移動してもらえます。
列車は台北駅を発車。台北駅では3分間の停車がありますが、4分遅れで到着しましたので1分程度の停車で慌ただしく出発します。
台北駅からしばらくの間は地下区間を走行します。次の萬華、そして板橋の順に、地下区間は各駅に停車していきます。
板橋駅は新北市の中心地でもありますので、台北駅に続いて多くの方がこの列車に乗ってきました。一部立席が出るほどの混雑にもなり、台北の帰宅ラッシュの中を進みます。
板橋駅を出発すると列車は地上へ。ひとつ浮洲駅を通過しまして、次の停車駅は樹林駅となります。
樹林駅では数分間停車をし、台北駅を定刻で15分後に出発した自強號の通過待ちを行いました。
通常であれば桃園駅で通過待ちをするダイヤだったと思いますが、今日は莒光號が遅れていた影響で樹林駅での通過待ちへ変更となりました。
あちらの自強號は台中、高雄を越して終点の屏東へ0時40分に到着する列車で、まだまだ道のりが長いです。
この通過待ちのため、樹林駅の時点では遅れが少し増した形での出発となりました。
莒光號も樹林駅を出発して、西部幹線(縦貫線)を進みます。
樹林を出るとしばらく通過駅が続き、この莒光號も少し速度を上げていくつかの駅を通過していきます。
莒光號は自強號が特急のような位置づけとすれば、こちらは急行列車のような位置づけです。
樹林の次は20分程度走り、桃園市の中心駅、桃園駅に到着しました。
台北のベッドタウンにもなっている都市ですので、台北や板橋から乗ってきた乗客がここ桃園である程度まとまって降車します。
一方で桃園から各地へ帰る方も多く、入れ替わりで乗ってくる乗客で引き続き立席が出るほどの混雑は続きます。
桃園駅を出ると桃園市内の近郊区間を走行します。桃園駅~中壢駅の間などは今後地下化の予定がありますので、今後地上の景色を楽しむことができなくなると思います。夜ですが今だけの景色を楽しんでいきます。
途中、内壢駅を通過して次の停車駅は中壢駅です。桃園駅の次に大きな桃園市内の駅で、こちらでも乗降が多くあります。
ここから先は桃園市の郊外になってきますので、中壢からも帰宅する方が多く乗ってくる形になると思います。
中壢の次は楊梅駅に停車。このブログでも何度か登場する桃園市の楊梅ですが、鉄道ではあまり訪れていないと思います。
ここは桃園市の郊外の街になりますので、桃園駅や中壢駅から乗ってきた方々がいくらか降りていきます。
楊梅の次は湖口駅に停車。この列車では桃園市内最後の停車駅となり、やはり帰宅客が多く降りていきます。
このあたりで立客はほぼいなくなりましたが、やはり金曜日の夜ということで長途で利用する方でまだまだ席が埋まっています。
湖口の次は新豐駅を通過して竹北駅に停車しました。ここからは新竹縣に入っています。
竹北の次は北新竹を通過し、新竹駅に停車しました。新竹地區(新竹縣、新竹市)の主要駅で、当駅でも多くの乗降がありますが桃園駅ほどの人数ではなく、着席している人もそこまで大きく動きませんでした。
列車はこの先、竹南、そして海線の区間へと入っていきますが今回はここまでです。
次回は新竹から終点の彰化までの間の様子を紹介します。
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