懐かしい客車列車で鉄道文化を楽しめる街「彰化」へ!莒光653次 台北→彰化(後編) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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当ブログの記事でも写真付きで発行方法などを紹介していますのであわせてご覧ください。

 

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列車は海線を経由して終点の彰化へ!莒光653次に乗車
 

今回は前回に引き続きまして、莒光653次 彰化行きの乗車の様子をお届けします。

前回の後編は台北駅から乗車をして、新竹までの様子をお届けしました。ご覧になっていないという方はぜひ前編からお楽しみください。

今回の後編では新竹を出発し、いよいよ幹線ルートから離れて海線へ分岐し、終点の彰化へと向かう様子をお届けします。

 

 

新竹を出て、座席はまだそれなりに埋まっているものの、車内は空いてきましたのでここで夕食のお弁当を開きました。

今夜の夕食は台湾の鉄道旅行のお供としてよく食べられている臺鐵便當です。

タレに漬けこんだ大きな排骨(豚肉のスペアリブ)と煮玉子、湯葉などが入ったボリュームのあるお弁当で、何種類かあるうちで今回はちょっと豪華な100元のものをいただきました。とても美味しかったです。

臺鐵便當については今後改めて紹介する機会ができたらと考えています。

 

 

新竹駅の次に停車したのは竹南駅です。

当駅で縦貫線ルートの山線と海線が分岐する形となっており、幹線ルートである山線は苗栗、台中方面へ、この列車が走る海線は大甲、清水方面へと分かれていきます。

 

 

竹南を出た列車は程なくして山線と分岐し、海側を走る海線へと走りました。

海線に入るとこれまでと線路状態が大きく変わり、レールの継ぎ目の音が頻繁に聞こえ、揺れが目立つようになりました。

幹線ルートの山線と比べるとやはり線路状態はよくないと思います。

道中、所々で線形を改良して複線にしている所はありますが、海線には単線区間も多く残り、時に反対列車の待ち合わせをすることもあります。

竹南の次に停車したのは後龍駅です。海線側の駅は山線経由の自強號が止まりませんので、この列車が貴重な優等列車になり、各駅ともにまとまって降車していく乗客が見られます。

 

 

後龍の次は20分弱走り、通霄駅に止まります。このあたりは単線区間と複線区間が交互に近いような感じで存在しますが、通霄から次の駅までは単線なので、反対列車を待ってからの発車となりました。

 

 

通霄の次は続いて苑裡駅に止まります。ここまでの山線内の停車駅はそこまで規模の大きな駅ではない所に連続して止まっていますが、新竹方面からの帰宅客は少なくなく、さらに台北方面から山線の各地へ帰る人も多いので各駅共に均等に降車が続きます。

 

 

苑裡を出てしばらく走ると、次の日南駅を通過。ここからは苗栗縣を出て台中市に入ることになります。

 

 

苑裡の次に停車するのは大甲駅です。大甲は台中市内にある駅で、海線内では最も大きな主要駅となります。

この駅は自強號なども含めて全ての定期旅客列車が止まり、乗降もとても多い駅となっています。

この列車からも多くの方がこの大甲で降りていき、この先は横並びで空席となっている所が目立つようになりました。

 

 

列車は引き続き海線を南下していきます。海線内も適度に通過駅があり、ある程度速度を上げて走る所もありますので、莒光號が急行レベルの列車であることを実感させてくれます。

 

 

大甲の次は清水駅に止まります。同じく台中市内にある駅です。

こちらでもそれなりの数の乗客を降ろして列車は出発します。このあたりから彰化方面へ乗ってくる乗客は非常に少ないので、車内はどんどん閑散としてきます。

 

 

清水の次は沙鹿駅に停車。同じく台中市内にある駅で、大甲に続く主要駅となっているためここでも多くの乗客が降りていき、車内はついに数名が残るのみという乗客数になってしまいました。

竹南以北から彰化へ向かう人は山線経由の列車を利用しますし、海線側から夜間に彰化へ行く人はとても少ないですから、この乗車率になるのも納得です。

 

 

列車はここからいくつかの駅を通過し、追分駅を通過すると山線の台中方面へ分岐する成追線と分かれ、その後に台中方面を経由してきた山線の線路と合流します。

海線と山線が合流し、大きな川を鉄橋で渡ると、列車は台中市を出て彰化縣に入ります。

 

 

川を渡り切ると列車は程なくして彰化の街へ入っていきます。台中から3時間30分ほど乗車し、始発の台東駅から大半を半周するような経路を走ってきたこの列車もいよいよ終着駅が近づいてきました。

 

 

そして列車は台北駅から3時間32分ほどの乗車で終点の彰化駅に到着しました。

台北駅からこの列車に乗ってきましたが、客車列車によるちょっとした夜汽車のような旅路は本当にあっという間に感じられました。

台北駅では遅れて出発したこの列車ですが、桃園駅での通過待ち時間や新竹駅での時間調整を巻いたりした結果、彰化駅にはほぼ定刻での到着となりました。

 

 

彰化駅は大きな車両基地があり、鉄道の街としても栄えてきた場所です。この日は夜の到着で見ることはできませんでしたが、車両基地内にある扇形機関車庫は定期的に一般公開が行われているほか、日中の一部時間帯には見学することも可能です。

この列車の機関車も併設される車両基地に引き上げるようで、到着後に機関車が切り離されました。

客車の方は翌日の南下する列車に使用されるようで、引き続きホーム上に留置されていました。車両の後方へ向かうと、郵便車が2両連結されていて、旅客輸送の他に荷物輸送も担っている列車であることがよくわかりました。

 

莒光號は年々運行する本数が減ってきており、この記事を書いている2024年3月現在ではこのような荷物輸送を行う列車を中心に各線で数本が運行されるのみになりました。

今後は區間快車などの増発でさらに本数を減らす見込みであるため、客車タイプの莒光號に乗車してみたいという方はお早めに台湾へ訪れることをおすすめします。

 

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