H4O水素水のブログ -6ページ目

宇宙での水の形成、再現に成功…北大低温研

 北海道大低温科学研究所のチームは、宇宙空間で最初に水ができる過程を再現する実験に世界で初めて成功した。太陽系の起源を解明する上で重要な成果で、今月下旬、オランダの物理化学誌で発表する。  宇宙に太陽系ができる前段階は、氷(水)の微粒子を含んだ「分子雲」という星雲が形成される。だが分子雲の初期は鉱物やガスで構成され、水の分子は存在しないことから、水の形成過程はこれまで実証されていなかった。  香内(こううち)晃・同研究所所長らは分子雲と同じ真空・低温状態を再現する実験装置「アシュラ」を開発。低温の水素原子を作り、酸素分子に吹き付けると、氷が形成されることを確認した。できた氷に赤外線を当てると、分子雲に含まれる「アモルファス氷」と同じ特性を示した。  香内所長らはこれまでの研究で、分子雲が太陽系に発展するまでに約100万年かかることを解明している。今回の研究では、分子雲の誕生から水分子が形成されるまでは1万~10万年と、非常に速いスピードで進行することもわかった。 出典:読売新聞

宇宙での水誕生過程を再現 北大教授ら実験に成功

 北海道大低温科学研究所の香内晃教授(惑星科学)らのグループは、地球などに存在する水分子が宇宙の「分子雲」内で作られる過程を、世界で初めて実験で再現したと発表した。研究成果はオランダの物理化学専門誌の電子版に12日までに掲載された。  香内教授は「生命にとって大切な水の起源を解明することは、生命や惑星の起源を解明することにつながる」と実験成功の意義を強調している。  「分子雲」は水素や酸素、窒素などのガスやちりが宇宙空間の中で高密度で集まったもの。  香内教授によると、教授らは自作の装置で、分子雲と同じ零下263度の真空状態を作り、酸素分子に水素原子をぶつけて水分子ができるまでを観測。できた水分子は、実際の分子雲内の水分子と同様に分子配列が乱れたアモルファス(非晶質)という状態になった。  今回の実験で、分子雲誕生後1万-10万年の間に、水分子が作られている可能性が高いことも判明したという。 出典:中日新聞

はくちょう座に新星が出現、西山さんと椛島さんが発見

福岡県久留米市の西山浩一さんと椛島冨士夫さんが、はくちょう座に7等級台の新星を発見された。西山さんと椛島さんは系外銀河に多くの新星を発見されてきたが、銀河系内の新星の発見は初めて。今年に入ってからの日本人による銀河系内の新星発見は、3月の金田さんに続いて2個目となった。 VSOLJ ニュースより はくちょう座と言えば夏の大三角の一角を占める星座ですが、やや北にあるために、今の季節でも夜半以降はじゅうぶん観測の対象となります。そのはくちょう座に、3月に引き続き、本年2個目の新星が発見されました。発見したのは、福岡県久留米市の西山浩一(にしやまこういち)さんと椛島冨士夫(かばしまふじお)さんのグループです。彼らは、系外銀河で新星を数多く発見してきましたが、私たちの銀河系での新星発見は初めてになります。 新星らしき天体は、4月10.728日(世界時、以下同様)に撮影されたCCD画像上で7.7等の明るさで発見されました。40cm望遠鏡を用いて当日および翌日撮影した画像で測定された位置は、以下のとおりです。 赤経 19時43分01.96秒 赤緯 +32度19分13.8 秒 (2000年分点) この間に天体は0.6等ほど増光しており、また独立発見を報告した中国のグループからは、8.831日には14等より明るい天体は見えなかったとの指摘もあることから、この天体は増光をはじめてからまだ2~3日しか経っていない、「新鮮な」天体であることがわかります。 埼玉県上尾市の門田健一(かどたけんいち)さんは、増光前には1秒角以内の近い位置に16等前後の星があったことを指摘しており、この天体が増光したのなら、9等級、すなわち4000倍近い増光をしたことになります。増光前の天体は、水素輝線を出している、割に特殊な星であることも指摘されています。今回の増光天体には、「はくちょう座V2491」という変光星符号が振られました。 天体の分光観測が、岡山県井原市にある美星天文台で、同台台長の綾仁一哉(あやにかずや)さんと大阪教育大の松本桂(まつもとかつら)さんによって行われ(11.72日)、爆発天体特有の形をした幅広い水素輝線を示していることから、この天体は爆発後間もない古典新星であることが明らかになっています。変光星名が付いた後に新星であることが判明したので、「2008年はくちょう座第2新星」という呼び方は公式には使われませんが、通称としてはこの呼び名が使われることもあるかもしれません。 もしもう少し明るくなれば、肉眼でも認められる明るさになります。今後の明るさの変化には注意したいところです。 はくちょう座V2491の位置 この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後、「データ更新」を行ってください。 出典:アストロアーツ

伊那テクノバレーがCMC(カーボンマイクロコイル)研究を計画

 地域産業を支援する伊那テクノバレー地域センターは本年度、ミクロン(千分の1ミリ)単位の炭素繊維をらせん状に巻いた新素材に取り組む。  CMCは▽電磁波吸収性が強い▽ばね特性に富む▽水素吸蔵性がある―などの特性があり、近接・感触センサーや食物包装材、医療・癒し機器など、さまざまな分野への利用が期待されている。  このほどまとめた08年度事業計画には新規6事業を含む計21事業を盛り込んだ。「食品素材高度利用技術研究会」では、ブドウの加工かすをサプリメントなどの機能性食品の素材として活用するための研究を産学連携で行っていく。  経営トップ層の高齢化が進んでいることから、後継者育成が必要な企業のために、若手経営者を対象にしたマネジメント能力向上・リーダー養成講座も新たに開講する。  アマランサスを活用した加工食品や菓子の開発なども引き続き行っていくほか、品種改良や精製方法の改良などの研究にも新たに取り組む。 出典:伊那毎日新聞

府庁本館 初の観光PR

スタンプラリーコースに  府は1926年(大正15年)建築で、都道府県庁舎では最古の府庁本館(大阪市中央区)をコースに組み込んだ「エコスタンプラリー」を行っている。同館を観光コースとしてPRするのは初めて。5月11日まで。  歴史的価値が高く、ドラマのロケでも使用された建築物を知ってもらおうと、松下電器産業と共同企画。太陽電池パネルで発電する同館南側のエコ街灯や、庁舎駐車場に昨年設置した燃料電池車用の水素ステーションなど、環境保全の取り組みもアピールする。  同館の正面部分を再現した図柄のスタンプを製作。平日(午前9時~午後6時)は同館正面玄関、休日など閉庁日(同)は庁舎南側通用門でスタンプが押せるようになっており、大阪城天守閣や、松下電器産業のPR施設「パナソニックセンター大阪」など省エネ対策を進める4か所もエコポイントに設定している。  2か所以上でスタンプを押し、パナソニックセンター大阪でゴールした人には記念品が贈られる。 出典:読売新聞

日鋼室蘭の水素吸蔵タンク、完成度高い評価得る

 日本製鋼所室蘭製作所(佐藤育男所長)は10日までに、水素吸蔵合金タンクを相次いで受注、2件計7基を納品した。天候に左右される自然エネルギーの不安定さを補う燃料電池システムの実証実験に活用されている。順調に成果を挙げており、発注者から高い評価を受けている。  燃料電池システムのバンテック(栃木県、鈴木和芳社長)から2件受注した。同社は稚内で実施中の風力発電と燃料電池を組み合わせた事業にシステムを納品。栃木県内では太陽光発電を利用した燃料電池システムを開発、実験している。  いずれも自然エネルギーの弱点克服が狙いだ。自然エネルギーから得た電力で水を電解し、水素として水素吸蔵合金に貯蔵。必要時に燃料電池で再発電し利用する仕組みで、風や太陽光がないときでも安定して電力供給が図られる。  システムのかぎとなるのが自己体積の約1000倍の水素を貯蔵でき、コンパクトな水素吸蔵合金。今回は長さ約50センチ、直径20センチの円筒型5立方メートルクラスを納品。うち稚内では公園内に設置された225キロワット級風車と2キロワット級燃料電池の組み合わせでゲストハウス照明などに活用されている。  事業主体の稚内新エネルギー研究会やバンテックは「日鋼の水素吸蔵合金は完成度が高い」「実証実験も軌道に乗ってきた」と室蘭の技術力をたたえる。  日鋼室蘭の岩本隆志・室蘭研究所副所長は「実証段階で広がりは未知数だが、自然エネルギーへの燃料電池活用は市場としての期待が大きい。風車から水素をつくり、水素インフラへ供給するという将来ビジョン実現に向け、今後も努力したい」と話している。 出典:室蘭民報

お茶しながら・・・ 気軽にサイエンス

13、19日 温暖化防止などテーマ専門家が解説  お茶やコーヒーを味わいながら、市民と研究者が気軽に科学を語り合う「サイエンスカフェ」が13、19の両日、大阪市西区靱本町の大阪科学技術館で開かれる。日本原子力研究開発機構などの専門家が、エネルギーや地球温暖化防止、粒子線治療について、生活者の視点からわかりやすく解説する。  プログラムは▽13日午後1時半「未来のエネルギー、高速増殖炉もんじゅって何?」▽19日午前11時「魔法のメス、切らずに治すレーザーがん治療」▽同午後1時半「空気を汚さない新しい自動車への挑戦」▽同午後3時「地球を汚さない水素の作り方」。  各プログラムとも1時間、定員20人。参加無料。申し込みは、タイトルと氏名(親子は両方。子どもの年齢も)、性別、職業、連絡先の電話番号を記入し、ファクス(06・6443・5310)で。問い合わせは大阪科学技術センター(06・6441・0915)。 出典:読売新聞

地球温暖化ストップ!! 『ポイントグリーンカップ2008』開催!

地球温暖化問題を考えるきっかけに  ポイントグリーンカップ オールドナウフェスティバル実行委員会は、5月5日に茨城県筑波サーキットで「ポイントグリーンカップ2008」を開催すると発表した。  “ポイントグリーン”とは、エンターテイメントや文化の発信力を利用して、環境の問題をより多くの人に気づいてもらおうというキャンペーン。地球温暖化問題が深刻化していることを多くの人に「気付いて」ほしいということで、“!”をロゴマークにしている。  世界でも有数の自動車大国である日本。自動車から排出されるCO2は地球温暖化の大きな原因となっている。その事実を正面から捉え、現代の自動車文化を象徴するモータースポーツを通じて、より深く「地球温暖化問題を考えるきっかけ」を発信していくという。また、こどもの日に開催することから、自動車と人の関係をより良いものとし、「こども達と一緒に自動車文化と地球の明るい未来を展望する機会」にすることもテーマとしている。  ポイントグリーンカップ2008には、ハイブリッド車の「レクサス LS600h」をはじめ、欧州仕様クリーンディーゼル車「日産 エクストレイル」、水平対向ディーゼル車「スバル レガシィ 2.0D」、燃料電池車「ホンダ FCX」、水素自動車「マツダ RX-8 ハイドロジェン RE」、電気自動車「三菱 i MiEV」、新世代ディーゼル車「メルセデス・ベンツ E320CDI」が出場予定となっている。  また、今年は特別参加チームとして、全日本学生自動車連盟が参加。全日本学生自動車連盟関東支部では軽自動車を使用し、さらにE3燃料を全面的に使って実施する、「関東学生対抗 チーム・マイナス6%軽自動車6時間耐久レース」を開催しており、その車両で同イベントに参加する。  さらに同イベントの趣旨に賛同し、参加を予定しているホンダからは、今年のRA108のカラーリングを施したF1マシンの展示が行われる。 出典:Corism

燃料電池車7台と水素エンジン車1台に試乗してみた

 米国サクラメントで開催された水素に関する国際展示会「Hydrogen Expo」では,試乗会「Ride & Drive」が開催された。米GM社と米Ford社,ドイツDaimler社,ドイツVolkswagen社,韓国Kia Motors社,トヨタ自動車,日産自動車の燃料電池車7台とドイツBMW社の水素エンジン車1台を運転することができた。  Hydrogen Expoの会場から試乗会場まではバス会社であるAC Transitの燃料電池バスが送迎してくれた。同バスは120kwの燃料電池(UTC Power社製)と95kWのニッケル-ナトリウム塩化物2次電池(MES-DEA社製),85kWのモータ(Siemens社製)2個を搭載する。水素は35MPaの高圧タンクに50kg貯蔵できる。1充填当たりの走行距離は480kmである。  試乗可能な燃料電池車の仕様はさまざまだったが,やはりトヨタ自動車と日産自動車といった日本メーカーの燃料電池車は騒音が非常に少なかった。Kia社の燃料電池車も加速性能はそこそこな感じを受けたが,非常に騒音が少ない車両に仕上がっていた。Kia社の燃料電池車は,定格出力80kWの燃料電池(UTC Power社製)と電圧152V(電流容量5Ah)のLiポリマ2次電池(LG Chem社製),出力80kWの3相モータを搭載している。水素は容積152Lで35MPaの高圧タンク(Dynetek Industries社製)に3.5kg貯蔵できる。1充填当たりの航続距離は300kmである。  このほか,GM社の燃料電池車「EQUINOX FUEL CELL」は加速も力強く,室内も非常に静かだった。ただ,外にいると車両からファンなどの音が大きく聞こえることが数多くあり,車室内には音が伝わらないように遮音材などを多用していると思われる。EQUINOX FUEL CELLは,93kWの燃料電池と35kWのNi水素2次電池,73kW(最大94kW)のモータを搭載する。水素は70Mpaの高圧タンク3本に合計4.2kg貯蔵できる。1充填当たりの航続距離は320kmである。  一方,BMW社の水素エンジン車「Hydrogen 7」は運転すると,アクセルの押し込み量に応じたエンジン音がするため,加速がそんなに優れているわけではないのだが,心地よい加速感を味わえた。実際は低速領域でのトルクが高いモータを搭載する燃料電池車の方が加速しているはずなのだが,エンジン音というのは人に大きな効果を与えるようだ。  燃料電池車を開発している技術者の方々に話を聞いても「音は運転する上で大事な要素の一つ」としており,燃料電池車で作動音などをどのように運転者に伝えていくかは重要なテーマのようである。なお,BMW社の試乗車はHydrogen Expoで発表した水素タンクのみを搭載する「HYDROGEN 7 mono fuel」ではなく,ガソリンタンクと水素タンクを両方搭載する「bi-fuel」バージョンだった。 出典:ITpro

愛知万博の「生ごみ発電」実用化断念 コスト20倍で

 05年の愛知万博の注目施設のひとつだった、生ごみを使った発電装置が、この3月に姿を消した。万博後、愛知県常滑市の中部空港近くの埋め立て地に移され、実用化をめざした実験が続けられていたが、一般電力の20倍もの費用がかかるため、愛知県が実験の継続をあきらめた。  環境への取り組みに力を注いだ愛知万博ではサブテーマのひとつに「循環型社会」が掲げられ、生ごみ発電や太陽光発電といった新エネルギーで「日本館」の電力がすべて賄われた。185日間の開催期間中、会場内のレストランから出た生ごみを発酵させてメタンガスをつくり、そこから得た水素を酸素と結びつけることによって電気を発生させた。生ごみ装置の建設費には約7億円がかけられた。  05年9月の万博閉幕後、生ごみ発電を担った独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が、発電装置を愛知県企業庁が埋め立てた中部臨空都市にある「あいち臨空新エネルギー研究発電所」の中に移した。常滑市の小・中学校の給食や知多半島にあるスーパーマーケット約30店、発電所に近い約200世帯の地区などから出る生ごみを集め、昨年3~12月の10カ月間、発電の実験を続けた。  1日4.8トンの生ごみを処理し、都市ガスから抽出した水素も合わせることで、一般家庭28軒分の年間使用量に当たる10万4千キロワット時の発電量を、隣接した常滑浄化センターと常滑市役所に供給してきた。  県がこの4月にNEDOから、あいち臨空新エネルギー研究発電所の運営を引き継いだが、生ごみ発電装置については稼働経費がかさむことが予想されるため、NEDOに依頼して今年1~3月に撤去してもらったという。  県によると、粉砕や液状化させた生ごみのpH値を測る作業が機械化できないため、人件費が相当かさみ、薬品代なども含めると1年間稼働させるのに約2億円かかるという。一日中最大出力したとすると、1キロワット時当たり285円かかり、電力会社の一般電力の約14円に比べると約20倍に上ると試算した。  県は今後、撤去した発電施設の跡地で、新たな発電方法の実験に取り組む方針で、実施企業を公募する。太陽光発電の研究など、すでに3社から問い合わせがあったという。  県産業労働部の担当者は「地元の生ごみで発電し、地元で電気を使うのは循環型社会の実現につながる。愛知万博の施設を使ったプロジェクトなので続けたかったが、コストがかかりすぎる」と話す。 出典:朝日新聞