岩谷産業、液化水素の製造プラント新設=来年6月稼働、投資額37億円
岩谷産業は13日までに、同社の全額出資の高圧ガス製造子会社「岩崎瓦斯」(本社大阪市)の千葉工場(千葉県市原市)内に、新たな液化水素製造プラントを新設することを明らかにした。投資額は約37億円で、来年6月に稼働の予定。
出典:時事通信
トヨタ、日産、ホンダの燃料電池車開発が進展
課題は触媒電極の劣化抑制とコスト低減
自動車からの二酸化炭素排出低減に向け、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車に注目が集まっているが、二酸化炭素排出ゼロの次世代自動車として大手自動車メーカーが開発に注力しているのが水素を燃料とする燃料電池車である。2月末に開催された「第4回国際水素・燃料電池展」の専門技術セミナー「燃料電池自動車実用化の最前線」では、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業という国内大手3社の燃料電池車開発担当者が、現状の成果と今後の商品化に向けた開発課題について講演を行った。3社とも車両出力密度や航続距離を大幅に向上させる一方で、パワーソースとしてガソリンエンジンなどの内燃機関と異なる燃料電池の特性が公道走行テストなどで明らかになり、コスト低減とともに、触媒電極の劣化抑制をはじめとする耐久信頼性の向上が共通の開発課題として浮上している。
出典:Design News Japan
究極のエコカーとなるか 話題の「ホンダFCX」に試乗
今年のさっぽろ雪まつり会期中の前半、通りを二つ隔てた道庁の庁舎前で「究極のエコカー」とも言われる燃料電池車の展示、試乗会が行われていた。環境問題を考えるうえで貴重な機会なので、逃してはならじと駆けつけ、早速試乗させて貰った。
北国の冬を彩る第59回さっぽろ雪まつり(2月5日~11日)は、好天に恵まれ、216万の見学客でにぎわった。とくにメーンの大通会場は、190万人と、過去最高の人出だった.会期中の前半、通りを二つ隔てた、道庁赤れんが庁舎前で、「究極のエコカー」とも言われる燃料電池車の展示、試乗会が行われた。道、北海道産業経済局、日本自動車研究所などの主催。トヨタ、日産、ホンダ、マツダの国内4社に加え、ダイムラーとGMも参加した。環境問題を考えるうえで、貴重な機会なので、逃してはならじと、駆けつけ、早速、試乗させて貰った。
順番待ちのテントの中で、これも環境に優しいペレット(間伐材や枝が原料)が赤々と燃えるストーブで暖を採りながら、貰った十種類ほどのパンフレットに、ざっと目を通した。まず<地球温暖化>のおさらいをする。
―地球の表面は、太陽の光と熱によって、温められている。温さの元となる赤外線は地表から、再び宇宙に向けて放出されてしまうが、大気中には、この赤外線を吸収する温室効果ガスが存在し、私たちの生活(生物の育成)に適した温暖な気候が保たれるわけだ。しかし、温室効果ガスの濃度が増大しすぎると、赤外線が必要以上に吸収され、大気や地表がさらに温められるという(困った)現象が起こる。
これが地球温暖化で、南極の氷が溶けて、海面が上がり、陸地が沈んだり、土地の砂漠化、異常気象による環境破壊を引き起こす恐ろしい現象だ。地球の平均気温は100年前より、0.6度上昇しているが、このまま手をこまねいていると、100年後には10倍近い5度から6度も上昇すると予測されている。―待ったなしの瀬戸際に追い込まれていると、言っても過言ではなかろう。
地球温暖化の元凶である二酸化炭素の多くは、自動車や工場、発電所、ゴミ焼却場などから排出されるが、日本の場合、約20%が自動車から排出される。自動車からは、二酸化炭素の他にも酸性雨の原因になる窒素酸化物も排出され、森林を枯らしたりする引き金にもなっている。
試乗の順番が来た。6社の燃料電池車の中から、ホンダFCX車を選んだのは、4年前から正月の東京―箱根往復大学駅伝競走の大会本部車として活躍しており、近親感があったからだ。
燃料電池車の仕組みは、「水を電気で分解すると、水素と酸素が出来る」という化学反応を逆に応用し「水素と酸素を結合させて、電気を作る」-その電気でモーターを回して走行する、という訳だ。
ドライバーのほか3人が乗り込んだ。道庁の周囲を四角に約1km、信号待ちもあるから、約10分ゆっくり走る。電気モーターで走るから、ガソリン車のような振動や排気音がなく、静かで、なかなかの乗り心地だ。燃料電池車は、発電のカギを握る電解質膜やセパレーターの性質から、氷点下の発電に難があったがホンダ車は、04年2月、旭川に近い鷹栖のテストコースや中富良野の公道で走行テストを繰り返し、マイナス20℃の始動を可能にした。
一昨年開港した中部国際空港(愛知県)では、旅行客の送迎にトヨタと日野自動車が共同で開発した燃料電池ハイブリッド大型バスが活躍している。7月の北海道洞爺湖サミットでは、主会場のザ・ウインザーホテル周辺や留寿都村に出来る国際メディアセンター付近を「エコカー・エリア」として、1万人を超える各国政府関係者、報道陣の足として、国内に現存する数百台のエコカーが動員される予定だ。
道と道経連などでつくるサミット道民会議は、5月中旬、地球温暖化防止への取り組みでノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア前米副大統領を招いて、札幌市内で講演会を開催する準備を進めている。
6月19日―21日、札幌ドームで国内外の環境技術を集めた「環境総合展2008」も開かれる。「ストップ地球温暖化」を見据えた環境問題に対する地元民の関心は急速に高まろうとしている。
しかし、「環境サミット」の議長国である日本政府の取り組みは、どうだろう。再生可能エネルギーの柱の一つ、太陽光発電の分野でも、シャープや京セラの技術は間違いなく世界のトップクラスでありながら、実用化、普及の段階になると、ドイツなどに大きく水を開けられている。発電した余剰電力に一定の助成をして電力会社に引き取らせるなど、トータルなシステムが立ち遅れているからだ。
燃料電池車でいえば、技術面のバリアは殆どクリアしていると、言ってよい。問題は、1台数千万円とも言われるコストを量産でいかに引き下げられるかだ。経済産業省は、2020年までに500万台、2030年までに1500万台の導入目標を掲げている。現在、国内を走っている自動車の総台数は、7700万台。加速する地球温暖化にストップをかける時間との競争に「勝つ」ため、導入目標 をせめて5~10年前倒しできないものか。
国の規模は違うとは言え、北欧アイスランドは、今世紀半ばまで、化石燃料に一切頼らない「低炭素社会」の実現を目指している。サミットの場で「日本は2050年まで、ガソリン車をゼロにしたい」くらいの大目標を発信すれば、腰を抜かすのは、産油国の首脳ばかりではあるまい。
国会は、間近の3月末で期限切れになる道路特定財源の暫定税率の扱いをめぐって、与野党が膠着状態に陥っている。道路を造るばかりが能ではあるまい。目的税として、財源の一部をエコカー始め風力、太陽光発電の普及、促進の環境対策に充てるのであれば(たとえ1リットル=25円の減税にならなくても)大多数の国民から納得を得られるのではないか。
参考文献:「水素・燃料電池実証プロジェクト」「水素で走る燃料電池自動車」(いずれも日本自動車研究所、FC.EVセンター)
出典:JanJan
岩谷産業、千葉に液体水素設備を建設
岩谷産業は12日、グループ会社の岩谷瓦斯千葉工場内に液体水素製造プラントを建設する、と発表した。隣接工場の複製水素ガスを原料に、液化して関東地区を主体に安定供給体制を構築する。製造能力は、1系列・毎時3000リットルで、貯蔵設備は270キロリットルタンク1基を設置する。4月に着工し09年6月に営業運転を開始する。投資金額は37億円の予定。液化設備を建設するのは、市原市五井海岸の岩谷瓦斯千葉工場で、これまで圧縮水素ガスや二酸化炭素、ドライアイスなどを製造、供給していた。
出典:化学工業日報
簡易消火器が破裂の恐れ 期限切れ31本を札幌で販売
品質保証期限が過ぎた家庭用の簡易消火器が、札幌市白石区のスーパー「ダイエー東札幌店」など二店で計三十一本、販売されていたことが十二日、北海道新聞の取材で分かった。期限切れから一年三カ月過ぎた商品もあり、両店は店頭から撤去、ダイエー本社(東京)は全国の店舗に期限切れの商品がないか調査を指示した。札幌市内では昨年、類似の期限切れの簡易消火器で破裂事故があったことから、札幌市消費者センターも調査を始めるとともに消費者に「期限が過ぎたものは穴を開けて廃棄を」と呼びかけている。
ダイエー東札幌店では、十一日に客から「保証期限が切れた簡易消火器が店頭にある」と指摘を受けた。同店は客におわびし、十二日までに期限切れ商品を撤去した。
ダイエー本社によると、期限切れ商品は十七本。品質保証期限は二〇〇六年十一月が一本、〇七年十月が九本、今年一月が七本。メーカーは確認中という。同社は「販売数は調査中だが、商品の管理体制の不備で申し訳ない。期限切れ商品を持参したお客さまには返金する」(広報)とし、全国的な調査を指示した。
札幌市西区のホームセンター「トントン館」でも、品質保証期限が今年一月の日本製消火器(千二百七十円)が十四本並んでいた。スプレー缶で、上部のボタンを押すと噴射するタイプ。
札幌市消費者センターによると、昨年、日本製の消火器で破裂事故が二件あり、メーカーが自主回収中。内部の樹脂が溶けて、消火剤とアルミ缶のアルミニウムが接触し、水素ガスの発生などにより起きた。今回、トントン館で売られていた消火器は、消火剤や内部構造はほぼ同様とみられるが、スチール缶だった。
北大工学部の大塚俊明教授(材料科学専攻)は「外気温の上昇や時間経過などで、内容物が腐食を進行させやすい物質に変化することがあり、容器の腐食とともにガスを発生し、破裂を招く可能性がある」としている。
出典:北海道新聞
シボレー、英ヴァージン航空がシボレー燃料電池自動車をVIP専用送迎車として利用
ヴァージン・アトランティック航空は、ロサンゼルス国際空港を利用するアッパークラスの顧客を対象とした無料送迎サービスとして、シボレーの燃料電池自動車、エクイノックスを使用すると発表した。
世界最大規模の燃料電池車の市場テストである「プロジェクト・ドライブウェイ」は、米国をはじめ世界の主要都市に水素燃料で駆動するゼロ・エミッションの電気自動車を100台以上配備し、走行させている。ヴァージン航空も同プロジェクトのパートナーとして2年半に渡り参加している。
ヴァージン航空は3月下旬から、同社の無料送迎サービスとして、ロサンゼルス空港から同地域内の目的地までの区間、および空港への送迎用として、ゼロ・エミッションの燃料電池自動車、シボレー・エクイノックスを3台走行させる。こうしたヴァージン航空とシボレーとのコラボレーションは、ニューヨークで同様のサービスを展開することを見据えた、両社の今後の活動の第一歩となるもので、環境に優しい技術やサステナビリティ向上に対する意識の構築にも役立つと期待を寄せている。
これらの試みによりヴァージン航空は、グループが掲げる環境戦略の要である、地上における二酸化炭素の排出量削減を実現することになる。
GMの第4世代燃料電池自動車であるエクイノックスは、フル機能を搭載したクロスオーバー車である。3ヶ月に及ぶプロジェクト・ドライブウェイの実施期間中、ロサンゼルス郊外、ニューヨークシティ、ワシントンD.Cに100台を超えるエクイノックスをモニター用として一般消費者に提供。車両に加えて、電気を生成するために必要な水素燃料をモニターに無償で提供する代わりに、GM側は今後の開発に貴重なフィードバックが入手できるという仕組みだ。プロジェクト・ドライブウェイ車両は、今後ドイツやアジアなどの諸外国にも配備される予定である。
出典:オートバイテル・ジャパン
要約: 中国天合光能からポリシリコン・リアクター受注=米GTソーラー
太陽電池大手の米GTソーラーは、中国の太陽光発電システム大手の天合光能有限公司(Trina Solar、NYSE:TSL)の子会社から、総額4900万ドル相当のポリシリコン・リアクターとコンバーターの納入契約を受注した。同機器は、天合光能が江蘇省連雲港市に建設を予定している多層ポリシリコン製造工場に使用される。今後、両社取締役会の承認を経て、GTソーラーの最新技術である48ロッド化学蒸着リアクターと四塩化ケイ素(STC)をトリクロロシラン(TCS)に転換する水素化転換装置が納入される。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
出典:Business Wire
室蘭沿岸にも、ハングル文字のポリタンク漂着
日本海沿岸を中心に、過酸化水素や硝酸など強酸性の液体が入った、ハングル文字表記の廃ポリタンクが多数漂着しているが、同様の廃ポリタンクが室蘭市東町のイタンキ浜から同市母恋南町のトッカリショ浜にかけて45個漂着していたことが11日分かった。発見された容器内に残留物はなかったが、室蘭市リサイクル清掃課などで市民に取り扱い注意を呼び掛けている。
同課によると、8日、海岸沿いを散歩していた市民がタンクを発見し、室蘭署に通報したという。容器の大きさは約30センチ四方の立方体で色は青や白など。ハングル文字の表記やイラストで取り扱い注意を表示しているものもあった。10日午前、同清掃課職員3人が現場で回収作業を実施。今後、胆振支庁などの関係機関と連携をとって処分方法を決める方針。
同支庁によるとハングル文字の入ったポリ容器は、これまで白老町で9個、苫小牧市で3個、登別市で2個が確認されている。
同課などでは「強酸性の液体が入っている場合があり、皮膚に触れるとやけどや目に入ると失明の恐れがあるため、発見した場合は触らずに通報を」と呼び掛けている。連絡は同課、電話0143・22局2861番へ 。
出典:室蘭民報
岩谷産業、千葉に液化水素の新工場・生産拠点を東西に分散
岩谷産業は2009年6月の操業を目指して、半導体やガラスの製造に必要な液化水素の工場を千葉県市原市に新設する。生産能力を5割増強し、薄型テレビをはじめとするデジタル家電市場などでの需要増に対応する。同社は液化水素で国内生産の大半を担っており、現在の堺市の工場に加え生産拠点を東西に分散することで、地震など非常時にも製品を安定供給する狙いがある。
投資額は約40億円。同社の工場敷地内で近く着工する。隣接する石油精製工場などから副生成物として排出される気体の水素を購入し、液化する。新工場の生産能力は年2000万立方メートルで、既存工場と合わせると年6000万立方メートルとなる。
出典:日本経済新聞
エネルギー・食・農、焦点にイベント 市民有志が来月開催
市民有志による国内最大級の環境イベント「アースデイ東京2008」が4月19、20日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれる。今年はステージで使用するグリーン電力に、次世代エネルギーとして注目される水素を初導入。旬の食材や地産地消に力を入れるレストランなどが集まり、「エネルギー・食・農」にスポットを当てる。
ライブやトークが行われるステージでは、従来の廃食油を活用したバイオディーゼル燃料や太陽光に加え、水素を使った燃料電池の発電機を設置する。会場には環境やリサイクル、平和などをテーマに350以上のグループが出展し、7月の北海道洞爺湖サミットを見据えたNGOのブースもある。オーガニック(有機栽培)レストランやカフェなど食のブースが並ぶ「アースデイキッチン」について、今年は15日から専用サイトも開設して食材や献立の内容を公開する。
実行委員長で作家のC・W・ニコルさんと、トークに出演する女優の高樹沙耶さんが2月下旬に都内で会見し、高樹さんは「いまの地球がどうなるかは、一人ひとりの心次第」と強調した。
同イベントでは毎日新聞水と緑の地球環境本部もNPO法人「エコロジーオンライン」などと共同でブースを出展。ホッキョクグマの兄弟「そらべあ」をシンボルに、太陽光発電の設置キャンペーンなどをアピールする。
問い合わせは実行委員会(電話03・5774・9047、ホームページのアドレスはhttp://www.earthday-tokyo.org/)。
出典:毎日jp