妊婦健診と波 -再発 急性期- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。







-統合失調症 再発から8ヶ月-

-妊娠38w-



38週の妊婦健診でした。


今回は病棟でのモニター(NST)からでした。













妻が転倒した時と同様、


私は誰もいない待合でブログを読んでいました。


NSTは1時間くらい掛かるのでただひたすら待ちます。














その間、何名か待合室に来ました。


年配の男性はソワソワしながらお茶を飲み、


「これから手術室に入りますよ」


と看護師さんに言われて、


妊婦さんが車椅子で手を振っていました。














日々出産が行われているこの環境、


常に命と向き合う医療従事者の緊張感は、


どのように保たれているのか。














なんて考えていると妻が戻ってきました。


そのまま産科外来に移動して、


すぐに呼ばれました。














エコー検査、


「ずっと小さめできましたが今平均値です」


「心拍も安定していて他も異常はないですね」


推定体重 2850g でした。(300gUP/週)















その後は子宮口の確認、


「全く開いていません」


「経験上、予定日には産まれないと思います」


「ただ、準備はお願いします」


このお腹の大きさで予定日超えるのか?


と思いましたが、


妻の体調を考えると早く……


と焦ってもどうしようもないので待つのみです。














ちなみに予定日は 4/2 です。


超えると言う事は学年は変わります。


もはや母子共に元気なら何も望みません。


むしろこの2週間、


妻の精神が持つかの方が心配でした。













妻が珍しく口を開きました。


「胸の下辺りが張って痛いです」


先生は理由を細かく説明してくれました。














私も横から、


「前回の臍の緒が気になってます」


「モニターでも息苦しさはなくて、


 締まってはいないので大丈夫ですよ、


 モニターをつけて出産するので、


 何かあればすぐに対応できます」


色々と説明をしてくれました。














担当医はいつも寡黙な雰囲気ですが、


説明を始めると饒舌で妙な安心感があります。


さすが産科長と言う貫禄です。













夜まで調子が良かった妻ですが、


寝る前にまたしても幻聴リピート開始。


しばらく聞いていると寝ましたが、


頻度は1日置きという感じで心配です。


そう簡単にはいかないよなと思いました。













そんなわけで、


今日は私は在宅も休みにして、


妻をまた1日中寝かせつけて私も寝てました。













そのおかげなのか、


今日は幻聴リピートはなく、


落ち込みも見られませんでした。














「だるまみたいだね」


と言いながら夜も風呂に入ったあと寝てます。














あと2週間がとても長く、


ここが山場だなーと思っていますが、


思い返すと……


妊娠から出産までずっと山場ですね…。