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先日「ディズニーランドで教わった本当の仕事とサービス」と題する(有)香取感動マネジメントの香取貴信さんの講演を拝聴させて頂きました。
皆様はディズニーの接客にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
気持ちが悪いくらいお客様のことを観察し、気遣いが出来るキャストばかり・・・といったイメージではないでしょうか。
そんなディズニーでバイトを始めた、当時ヤンキーの香取さんはご自身の心のスイッチが入り、周りのキャストと同様に気遣いが出来るようになるまでに時間がかかったそうです。
お客様に気を遣い、走り回った一時間も、ボーっと立っていた一時間も、全く同じ時給しかもらえませんが、心のスイッチが入っていれば人は動きます。
では、どうやったらスイッチは入るでしょうか。
そのスイッチは「憧れ」でした。
自分自身がまず自分の仕事を大好きで、最高だと思っていることは、周りの人に大きな影響を与えます。
そんな影響を与えてくれる先輩たちに香取さんは恵まれたそうです。
自分の仕事に情熱とこだわりを持っている方の後姿に人は感動し心を動かされます。
そして「誰かの役に立っている」「誰かを幸せに出来た」という体験がどんどんと自分の原動力となっていきます。
人を動かしたいときは、動かそうとするのではなく、まずは自分が変わることが必要でした。
最後に弊社代表の久保が「自分の仕事を好きになれない人はどのように助けてあげられるか」という質問を致しました。
まず、どんなに小さな仕事でも目標を見つけたり、ランキングをつけたり、自分自身で楽しむ努力をする、好きになる努力をする。
そして、自分の仕事の最終形態を見せてあげると仰っていらっしゃいました。
どんな仕事でも最終的には誰かの幸せに繋がっています。
その幸せをしっかり見せてあげることで喜びが生まれ、感動が生まれ、人は動く、とのお答えでした。
感動マネジメントとして働く香取さんらしいお答えでした。
香取さんのエンターテイメント性がある巧みなお話に、笑って笑って、ちょっとだけ泣いて・・・沢山の感動を頂いた、あっという間の2時間でした。
香取さん、素晴らしい講演をありがとうございました。
担当者:二宮