NHKの朝ドラを時計代わりに見る習慣がここ何年も続いている。
今日、最終話だった『風薫る』も見てきた。

今回は、明治時代を舞台に、性格や考え方が違う2人の女性が近代看護の確立に挑み、最強のバディへと成長していくお話であったが、看護と患者をテーマにいろいろなテーマが展開して、考えさせられるシーンや心に留まるフレーズもあった。
残念ながら、どんなフレーズだったか思い出せない(笑)
なので、最終話近くで心に残ったフレーズを書き留めておきたい。
「わからないものはわからないまま」
というセリフが最後の方によく出てきた。
一つには、
お互い立場が違えば、見えている現場も違う。
それぞれのことはわからないけれども、志と最終的な目的が同じなのならば、お互いわからないままにも”良い関係”を続けていきましょう。
というところ。
もう一つには、
主人公の一人、リンは「看護について」の集大成の本を書く。そこで、『看護とは・・・』という命題に、患者に向かうそれぞれが、それぞれの答えを見つけるであろう。
なので、自分にもこれという一言での答えはわからない。としておくというところ。
この「わからないものはわからないままに」という言葉が今の時代に失っているものでいて大切な物のような気がして私は心に残った。
今や、答えはWeb検索やAIに聞けばわかる。
わからないことは何でも聞く。
自分が正しいと思い、正義を武器に他人をたたくこともSNSではあふれています。
でも、ほんとうに何が”正しい”かは、わからないことの方が多い。
しかしながら、わからないままの状態は気持ち悪い。
現状は変わらなくても「これは、○○です」といわれた方が、よっぽどすっきりする。
私たちは、この「よくわからない状態」を抱えておくのが苦手になった。
実際に、ドラマでも
「でも、人は共感したがるものだ、」と言って
わからないまま関係を続けるのは難しいことではあるよ。といいつつ、でもそうであるようにしよう。というわけです。
これって、まさにネガティブケイパビリティではないか。と思って、このドラマで後半とても印象に残ったセリフとなりました。
▽ネガティブケイパビリティとは・・・
ここからは、話題変わって
実は我が家の歴史にも、このドラマのテーマであった派出看護になんとお世話になっています。
私のおじいちゃんが、中学生ぐらいのころ、近所で赤痢が大流行して親戚にも死者が出るという、ドラマにもあった出来事をリアルに体験しているようです。おじいちゃんは赤痢かかり、家の離れに隔離されたそうです。おじいちゃんのお父さんが、どこからか看護婦を雇って、看護婦に泊まり込みで看病してもらったそうです。兄弟たちはその離れには近づけず、離れの周りはとにかく消毒匂いがすごかったと、叔母達が行ってました。おじいちゃんはその後、奇跡的に?回復をしてくれたため、私も存在してるのですが・・・あのドラマのリアルがあったんだなと思います。
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