ペイントソフトとペンタブを持っている前提で話を進めます。
マウスでも絵は描けますが、私は教えられないので割愛。
[ペンタブに慣れる]
基本的に、ペンタブを見ないでPC画面を見て操作します。
ペンでどこにタッチするんだ、とか、そもそもポインターがどこにあるんだ、と戸惑うと思います。
ペンタブの反応面とPC画面は対応してます。
なので、反応面の上でペンを(触れないで)適当に動かしてみて、PC画面でポインターの動きを目で追ってみてください。
ソフトは開いていてもいなくてもいいです。
ペンタブ本体を見ないでPC画面のポインターだけでペンの動きが追えるようになったら、次の段階です。
さあ、ペイントソフトを開けてください。
新規作成で描画画面を出します。
画面サイズは、練習なので適当。
準備はこれだけ。
さて。
まずは線の太さを決めましょう。
ソフトによって違いますが、ソフトのツールでペンのマークを選ぶと、線の太さを設定する部分が現れます。
丸(●)の大きさで選んだり、ピクセルで指定したり様々です。
最初は太めで描いてみましょう。
丸で選ぶものはくっきり丸と判別できる大きさ、ピクセル指定するものは5ピクセル以上であればいいと思います。
描きながら、もっと細くてもいい、と思ったら、細く切り替えてください。使ってみることが大切なので。
線の太さを選んだら、描画画面内で適当に線をひいてみます。
文房具屋のペンを試しに使う感じで、好きなように動かしてみてください。
この時、ペンタブ本体は見ないで、PC画面のポインターだけ見ていることが重要です。
これができないと、いつまで経ってもペンタブに慣れません。
画面が線でいっぱいになったら、「選択範囲(←これもソフトによって様々あるようです)」をペンでちょんとつついて選択メニューを表示させて、「全てを選択」を選ぶ。画面の外周が点線で囲まれます。
「編集」メニューの「消去」「削除」とか、こんな意味の部分を選ぶ。
ちょんとつついた瞬間に画面が白く戻ります。
気が済むまで線の練習をしてください。
満足がいくまで練習できたら、次は簡単な塗りの練習です。
描画画面を白くしたら、○とか△とか□とか、適当に図形を描きます。
ひとつだけでもいいし、いくつか描いてもいいです。
次に、ツールからバケツのマークを選びます。
塗り色を選ぶのは、現在の描画色が出ている□にちょんと触れると、カラフルなバーと色の濃さが表示されます。ソフトによっては色選択のツールが常に出ています。
適当に好きな色を選んでください。
そして、線で囲まれた内側をちょんとつつくと、塗り潰されます。
ここで画面全体に色がついてしまった場合、図形が閉じていないということです。
「戻る」で戻して、線をつなげましょう。
線と塗り色が違う場合は、スポイドのマークを選んですくいたい色に触れます。ペンやバケツのマークに切り替えるとすくってきた色で、選んだマークの作業ができます。
線で囲んでバケツで塗ることを練習できたら終わり。
要領がわかったら次はアナログと同じように塗りましょう。
筆とか鉛筆とかマーカーとかを選んで、色を選んで、アナログと同じように塗るだけです。
ホントに簡単。
本物の紙とは違ってにじんだりよれたりしないから、好きなように重ねられます。
次はレイヤーについて説明します。→2