何度か書いたかもしれませんが、愛車V7カフェの始動性の悪さについて少々書いておきます。
※新型コロナ以前の画像です<m(__)m>
中古で手に入れた時から始動性については前オーナーさまからも聞いてはおりました。
その際コツを教えていただき、その通りやればエンジンは掛かります。
しかし、キャブ車なら「こんなもんかな?」でおしまいかもしれないけど、この車両はインジェクションなのですね。。。
始動のコツというのは、儀式みたいなものだと考えて楽しんじゃえばいいやと何時ものように楽観的に考えていたのではありますが、さすがに毎回掛かりにくいとなると、うんざりするのが正直な所です(T_T)
そのコツですが、まずアイドルアップレバーなるものを目いっぱい引きます。
このアイドルアップレバーというのは、その名の通りアイドリング回転数を上げて暖機運転したりするものなのですが、構造等は違うとしても使う側からすると要はチョークレバーみたいなものです。(そもそもこのレバーがあることが不思議ですが)
まずこのレバーを引かないとエンジンは絶対に掛かりません(T_T)
そして目いっぱいレバーを引いた上で今度はアクセルをかなりワイドオープンにします。
ここで初めてセルボタンを押します。
すると、まるで掛かる気配は微塵も感じることなくセルが悲しく空回りします。
この時にアクセルを開けたり閉じたりしていくと、どこかのアクセル開度でほんの少しだけエンジンの掛かりそうな気配が一瞬訪れます。
しかしこの瞬間が訪れるまでに何度もメインキーを入れたり切ったりセルは5回くらいは回してやっとという感じなんですね。
ようやく訪れた気配にほっとしつつ何度もこの作業を繰り返している内にようやくエンジンに火が入ります。
ここまででトリクル充電した満タンのバッテリーはかなり減っていると思われます。。。
やっと掛かったエンジンは、アイドルアップレバーを目いっぱい引いたままにしておかないと直ぐにストールしてしまうので、ご近所さんの目を気にしながら冷や汗をかきながら暖機運転をします。
エンジン自体はすぐに温まるので短時間で暖機は終わるのですが、それでも住宅街でエンジンを掛けようなんてとても思えません。
(実は以前エンジンが掛かって直ぐに発進してエンジンストールで転倒したことがあります・・・・・・)
ここまでくるともう儀式なんて言ってられません。
たまたま別件で問い合わせたグッチの取扱店のサービスの方が仰るには、やはりこの車両はエンジンが掛かりにくいとのこと。
アイドルアップレバーも目いっぱい引かないと掛からないとも仰ってました。
ボクの車両だけではない訳です。
とはいっても個体差もあるでしょうし、ボクの車両はあまりに掛からないのではないかと思われます。
前車のブレバ750ではアイドルアップレバーなど引かなくてもあっけないほど簡単に掛かってましたし。
そもそも異常な程に厳しい排ガス規制をクリアできずに輸入がストップしていた時期のあるV7です。
ボクのV7はその後再輸入が開始された40馬力モデルとなります。
当然のように以前のモデルと違ってかなりセッティングが薄くなっていることは想像に難くないです。
というかめちゃくちゃテキトーにやっつけ仕事で日本向けに輸出したんじゃないの??とか思ってしまいます(;^_^A
さて
そんなこんなで乗る機会の極端に少ない我が愛車V7カフェなのですが、このままではあまりにも寂しい。
せっかく引っ越してきた鹿児島を中心に色んなところを走りたいのです。
そして先月車検だったのですが、今回(も)ユーザー車検で済ませて浮いたお金をトリッカーのフロント周りの不具合の解消とパフォーマンスダンパー(パワービーム)とSP忠男のパワーボックス導入に使う予定にしていました。
そしてチマチマと自分で整備しているうちに新型コロナの影響やら何やらで交換パーツが届かなかったりして車検の期日を1日過ぎてしまいました(;^_^A
仮ナンバーを取ったりしているうちに今度は外出規制が始まり、そもそも車検場へ行く事すらできなくなりました。
結果的に車検証の有効期限が1ヵ月ほど延長措置されたので良かったのですが(^^♪
そしてようやく昨日の朝1のラウンドで予約して、後は車検を受けるだけとなりました。
前日に一度エンジンに火を入れておかないと朝一番でセルを盛大にキュルキュル回すことは出来ません。
という事で前日のお昼に何時もの様に200mほどバイクを押して、民家の比較的少ない場所に行って火入れの儀式を開始。
キュルキュル
キュルキュル
キュルキュルキュル
キュルキュルキュルキュルキュルキュル
以前これでバッテリーを空にした事があります(;^_^A
キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル
ダメっぽい・・・・・・・・・・・・・
だんだんバッテリーが弱弱しくなっていく・・・・
今日はまるで気配を感じない
はぁ・・・・
その道端でプラグを外してチェックしてみた。
特にカブッている様子はない。
これはもういつものバイク屋さんに持ち込んで修理依頼するしかない
掛かりにくいとかいうレベルではない
気温29度の中また自宅までV7を押して帰ってトリッカーに乗り換え。
直ぐにバイク屋さんに直行と相成りました。
ここで一つ前の記事につながるのですが、バイク屋さんではV7の事はもちろんの事トリッカーの不具合について色々と相談に乗って貰いました。
2時間後
軽トラックで引き取りに来た店長さんにV7は乗せられていきました。
もちろん車検はユーザーではなくこのショップでお願いしました。
ついでと言っては何ですがガイシャのウィークポイントであるゴム類の交換もお願いしました。
(ブリーザーパイプとか指でつまむとボロボロ崩れるし)
さてトリッカーも注文した部品が入り次第入庫してフォークオイルの交換となります。
あ、V7は走行距離16000kmなのですが、今回のトリッカーの件もあり、フロントフォークのオイル交換もお願いしました。
結局ユーザー車検で20000円でお釣りがくるはずだったのが、トリッカーも含めると100000円オーバーになるかもな・・・・
しかし特にV7はこの機会にしっかりとプロに整備してもらうことはやぶさかではありません。
信頼できるショップに支払う金額は当然の対価だし、どう考えてもメリットしかないですからね。
始動性に関しては以前このショップに少し相談した事があって、ボクの車両は最新のECUのアップデートの情報はないことは分かっています。
そうなると何かの外部パーツに頼るのか(ブースタープラグは導入済み)ECUそのものを書き換えるのか。
とにかく車検に対応できる範囲内で始動時のガスを濃くできれば良いのでしょうが、はたしてどうなることやら。
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