それ程までに気に入っていたバイクなのですが、どうして手放したかと言うと長くなるのでやめときます(笑)
いや元々ボクのバイク人生の出発は今から遡ること40年くらい前になりますからね、語り出すと長いんですよ(^◇^;)
少しだけ話しますが
物凄くザックリ言うと、ボクは40年前からの筋金入りのカワサキ党で、空冷4気筒のカワサキをいかに格好良く乗るか?に命を賭けていた盆栽ライダーだった訳です。
ところが30歳を過ぎた真冬のある日、友人から借りたセロー225に衝撃を受けて盆栽ライダーを辞めたんです。
このセロー225があまりにも面白かった!
クラッチを繋いだ瞬間からボクの過去のバイク人生はガラガラと音を立てて崩れ去ったのですよ。
そこからはいかに気持ちいいかを追求するエロライダーになった訳で、もう格好とかよりもいかに気持ちいいか?ただそれだけを追求しているのです。
そして180度変わったバイク人生の最初に選んだバイクがシェルパでした。
(やはりカワサキは引きずってたんでしょうね)
この選択はある意味大正解でした。
しかし心の奥底では、あのセローに乗った衝撃的な日と何かが少し違う事も気付いていました。
何と無く気づかないふりをしてやり過ごして来たんですが(笑)
流石に15年も経つと我慢も限界です(^◇^;)
では
何が違うのか??
これはエンジンの特性なのですが、
DOHCとOHCの違いと言うよりも味付けの違いでしょうか?
極低速域でのトルク感なんです。
ボクは低速トルクの強いバイクが大好きで、なおかつビートとか脈動のあるフィーリングが好きなんです。
シェルパは兄弟車のKLXと乗り比べると遥かに低速がトルキーで気持ちいいです。
でもセローと比べるとどうしても薄いんですよね。
その分上まで気持ちよく回って高速道路も特に問題なく走るし、振動も出ない本当に何にでも使える超オールラウンダーで凄い奴なんです。
だからこそ手放せずにいたのですが、ボクにとって一番大事なポイントの極低速域だけはどうしてもセローに敵いません。
これが段々と我慢出来なくなってきた事と、真夏でもエンジンがなかなか掛からない超低血圧な体質が嫌になってきました。
そこで15年目にしてセローに替えようと思い立ったわけです。
あー、話が長くてスミマセンm(._.)m
ようやくセローを買うところまで話が来ました(笑)
これでも頑張って短くしてますので(^◇^;)
では次はセローの225と250のどっちにするかの問題が発生する訳です。
ボクのバイク人生を変えた225で行きたい気持ちもあるのですが、いまさら超低血圧で目覚めの悪いキャブはチョット、、、
出来ればインジェクションは必須としたい。
となると必然的に250となります。
ところが、ボクが極低速域でのトルクがあるバイクが大好きと言いましたが、もう一つ言い忘れていた事があります。
初めてセローに乗って衝撃を受けた時の気持ち良さの大きな要因は、クラッチを繋いだ瞬間に大地を蹴って軽やかに飛び出していく感触なんです。
あの感触が忘れられません^ ^
ではセロー250はどうか?というと、シェルパよりはトルクの立ち上がりが早くて強いんです。
確かに気持ちいい^ ^
でも
ここで唐突にトリッカー が出てくるのですが(^◇^;)
トリッカー だともっともっと強いんです!
青信号になってクラッチを繋いだ瞬間にドンッ❗️と地面を蹴って飛び出して行きます。
これなんですよ
ボクの求めているフィーリング
セロー250とトリッカー は同じエンジンですが、2次減速比とタイヤ経が違います。
乗り比べると分かりますが、オンロードでの乗り味やコーナリングのフィーリングも全然違います。
トリッカー の方が断然ダイレクト感があってキビキビ走ります。
対してセロー250の方は全てに大らかです。
いなす感じというか、この辺はオフロードバイクや旅バイクとしての味付けと感じます。
ボクはトリッカー のフィーリングの方が断然好みで、特にクラッチを繋いで地面を蹴って飛び出す感じは初めてセロー225に乗ったあの日を思い出させてくれます。
ボクにとってセロー225の後継機種は250ではなくトリッカー の方です。
そんなこんなで2018年8月5日に走行距離4100kmの中古のトリッカー は納車されました(^^)
さて、その納車日
クラッチを繋いだその時から気持ち良さではなく車体に異変を感じたのですが、その話はまたの機会に続きます
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