こんにちは、ぐり（@gurinoniwa）です!
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心配していた発語も一気に増え、2歳前にはあっという間にペラペラしゃべるようになった長男。
発達に違和感を感じつつもそれが確信を持つまでは至らず、モヤモヤとした思いを抱えたまま過ごしていました。
前回はこちら↓
2歳～3歳頃
引っ越した新居で、私と長男は毎日のように公園や近所で開かれていた子育てサロンに行ったりして過ごしていました。
そこでも違和感は続きます
公園ではとにかく砂場遊びが大好きだった長男。
他のお友だちが遊具で遊ぶ中、一人黙々と砂場に穴を掘ったり山を作ったり、線路に見立てて道を作って松ぼっくりの電車を走らせたり
子育てサロンでもお友だちがおままごとやボール遊び、みんなで走り回ったりと遊んでいても、ひたすらブロックで何かを作ったりおもちゃをひっくり返して隅から隅までを確認したり・・・
こういう↓おもちゃにひたすらボールを入れ続け、ボールがくるくる落ちていく様子をじっと観察していることもありました。
特に大好きだったのは型はめパズル
全部のブロックをクリアしてはまた最初から、と何度も繰り返して遊んでいました。
とにかく周りは気にせずにひたすら我が道を行く長男。
もっとお友だちとコミュニケーションを！
とみんなの輪に誘ったり連れて行ったりしてみても、結局は一人遊びに戻ってしまいます
集団で遊ぶよりも何かに黙々と取り組むことが好きなんだなぁ
しゃーない、みんなの輪に入るのは諦めよう
切り替えって大事・・・
それからは一人遊びを見守り、時に一緒にブロックで何かを作ったり。
とにかく好きなことをやってもらいました
その子育てサロンは町内会が主催する遊びの場でした。
スタッフのおばあちゃんたちに色々相談するも、帰ってくる答えは一緒。
「大丈夫よ、心配しすぎ！ちゃんと声かけたら言ってること通じてるし、お行儀もいいし。凄く賢い子だよ
」
「男の子なんてこんなものだから！ママは心配せずもっとドーンと構えてないとダメよ！
」
そう言われると「そうか、私が心配し過ぎなのかも」「もっと前向きに考えないとダメなんだ」と、違和感を見ないフリ→でもやっぱり気になる→また「大丈夫」「気にしすぎ」と言われる→「私がいけないんだ」という負のループに入り込んでしまい・・・
おばあちゃんたちだけではなく、この頃は夫や母にも「考えすぎ」「心配しすぎ」と言われ、益々身動きが取れなくなっていきました
そのうちに次男の妊娠がわかります
悪阻が治まったちょうどその頃、週に一度の未就学児の親子教室に通い始めました。
それまで子育てサロンでやりたい放題自由に遊んでいた長男、みんなで音楽に合わせて一斉に踊ったり、リレー形式でチーム対抗競争をしたりと初めてのことだらけ。
徐々に集団で遊ぶことに慣れつつも、先生の指示で次やることにパッと切り替えたり子ども同士でコミュニケーションを取ったりは苦手でした。
私も出産し、ひと月休んでからは0歳の次男を抱っこしたまま通うというなかなかハードな経験をしました
教室の先生にも相談に乗ってもらいながら1年が過ぎ、いよいよ幼稚園に入園します。
幼稚園入園、年少さんの頃
入園式、不安は的中します。
長男の幼稚園生活は、式の最中に脱走を試みて先生の1人に捕獲され、抱っこされたまま先生のワンピースに付いていたキラキラのビジューを観察することで落ち着くという不安しかないスタートを切りました
通常保育が始まってからも何度も保育室から脱走し、廊下で補助の先生に捕獲されては連れ戻されるということが日常で繰り返されていたそうです。
参観日に私と夫が幼稚園に到着すると、先生に抱えらえた長男の姿。
水揚げされたばかりの新鮮なマグロみたいな状態ですね
泣いて暴れながらまだ逃げ出そうとしていて、先生に怒られていました
園長先生が私たち夫婦の傍にやってきたので「すいません、息子がご迷惑を・・・
」と謝罪すると、園長先生は仰いました。
「心配ないですよ、この時期によくある姿ですから」
えっ
よくあるの・・・？？？アレが？？？
ホントぉ！？と思ったけれど、プロが言うならそう・・・なのかも・・・？
とにかく誰に相談しても「大丈夫」「心配ない」「考えすぎ」という答えしか返ってこなかったんです・・・
不安を否定され続け、自信を失っていく私。
そんな中、家ではわからない長男の暴れっぷり（？）を目の当たりにしてようやく不安を覚えた人物がいました。
夫です
続きます
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