こんにちは、ぐり(@gurinoniwa)です!
能登半島地震の被災した人のために「自分のお小遣いを全額募金する」と言い出した長男
悩んだ挙句、私は「できることは募金以外もあるよ」というお話をしました。
↓前回はこちら
ぐり「だからね、今あるお小遣いから無理のない分だけ募金して、あとは自分で使うためにとっておいてもいいんじゃないかな長男君がそのお金で買ったものはおもちゃでも漫画でもゲームでも、もちろん宇宙とか元素の本とかでも、全部長男君の経験になるからね」
ぐり「それで遊んだり楽しんだことも、全部経験。生きていく中での勉強になるから、無駄にはならないよ。長男君が大人になったとき、それまでに経験したことが長男君の考え方とか、アイデアの元とか、そういうものになっていくから大丈夫自分のために使うお金も、いつか誰かの助けになるとお母さんは思うよ」
長男「うーん・・・」
ぐり「みんなね、無理せずちょっとずつでいいの台湾の人たちだって力を合わせて3億円寄付してくれたんだよ」
長男「3億も?うぅ・・・ありがとう台湾の人たちが困ることがあったら、今度は僕たちが助けなくちゃね」
ぐり「そうだね!そうやって世界中のいろんな国が日本を助けてくれてるし、他の国で何かあったときには日本もお金を寄付したり救助チームを派遣したりしてるんだよ皆ができる範囲でできることをして、助け合って生きていければいいね」
ぐり「みんなが自分の得意なことやできることで力を合わせて、助け合って、そうやってみんなの暮らしがあるんだよ」
長男、考えて考えて、結局は全額寄付するのをやめました。
いくらにするか悩んで「1000円にしようかな・・・」と言ったところで夫がその話を知ることに。
「えっ、そんなに!?」
※最初全額と言っていたことを知らない夫の新鮮な反応
小学生なのに1000円!?と驚く夫。
全額→1000円なので「すごい減額!ホッとした!」と思ってしまった、感覚のバグった私
これ、どうして1000円と言ったのかというと。
TVで流れた募金している人たちの映像で「みんなお札を入れてた(長男談)」からだそうです。
どうやらお札入れてたのはみんな大人の人で、子どもたちは小銭を入れていたそうなんですけどね
最終的に長男が決めた募金額は、1000円に更にプラスして1500円。
「毎月のお小遣いの3ヵ月分」に決定したようです。
とはいえ小学2年生が自分のお小遣いで寄付するにはちょっと高額
旦那がいくら「そんなに募金していいの!?」と言っても、長男譲らず
夫婦で話し合い、長男の気持ちを大切にしようということでそれ以上の口出しはやめました。
昨日の夜、布団の中で長男が言いました。
「お母さん、僕、ちゃんと貯金しててよかった。貯金してたから、被災地の人たちのためにたくさんお金を使える」
あれ・・・
母は、涙で前が・・・・・
優しい子や・・・(親バカ)
前世、貴族か何か?
ノブレスオブリージュ的な??
募金額もお話の内容も、これでよかったのかな
今もまだ悩んでいますが、これ以上の着地点は今の私には考えられず
皆さんならどうしましたか?
正解のない問題、本当に悩みます。
長男も次男も、どんな大人になるだろう。
どんな仕事をして、どんな考え方で生きていくのかな。
色んなことを経験して、変わっていくところもたくさんあるとは思うけれど。
長男のその優しさを、ずっと忘れずにいて欲しいなと思う母なのでした
被災地では今もまだ辛い思いをしている方がたくさんいらっしゃいます。
1日も早く安全で安心できる暮らしを取り戻せるように、子どもたちと一緒に祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
ではまた
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