こんにちは、ぐり(@gurinoniwa)です!
1月1日に発生した能登半島地震。
長男が「自分のお小遣いを全額募金する」と言い出しました
TVで地震被害の映像を見て怖くなり、トイレやお風呂に一人で行けなくなった長男。
寝る時も心細くてしばらく寝れず「自分にできることは何だろう?」というお話をした夜もありました
↓その時のこと
もしかしたら発達障害の特性などもあり、余計に敏感になっているのかも知れない。
そう思って震災関連の映像からは少し遠ざけようかと思っていたのですが、自分から津波や火災の映像を観たがります。
そこは長男のこと「今何が起こっているのか」「大きな地震が発生するとどんな被害が出るのか」という知的好奇心が抑えられないというのもあるのかな・・・?
怖くなるのはわかっているはずなのに、毎日真剣な面持ちでTVの映像を見つめています。
「お母さん、僕、お小遣い全部募金する」
先日、長男がそう言いました。
各地で募金活動が行われているというニュースを見て、そう決意したようです。
長男は本当に欲しいものは買いますが、散財はせずしっかり貯めておくタイプ。
使う時はよく考えてから結論を出します。
だから私たち両親は見守る程度であまり口を出さず、基本的には本人に管理を任せています。
(お年玉などある程度まとまった収入がある場合は一部だけを渡し、それ以外は本人名義の通帳に入れてますが)
小学校低学年の子が管理している割にはちょっとした額の貯金になっているんですよ。
それを、全額寄付すると
小学2年生が出す金額としては大きすぎる
でも、長男の「困っている人たちを助けたい」という気持ちも無下にしたくない・・・
止めるべきか、今の長男の気持ちを大事にすべきか。
どうしよう
お金を出すこと以外にも、小学生である長男ができることはあるはず。
まずはそこからなんじゃないのか・・・?
散々悩んだ挙句、まずはお話をしてみることにしました。
ぐり「長男君の気持ちはとっても素晴らしい。なんて優しい子なんだろうってお母さん感動しちゃったよ。でもね、小学生が募金するにしてはちょっと無理しすぎなんじゃないかって思うんだよね」
長男「でも、被災地の人たちは困ってるでしょ?」
それはそうなんだけども
ぐり「では!ここで問題です募金の他に、長男君や次男君が災害で困っている人たちのためにできることがあります。それは何でしょう?
」
長男「え・・・?うーん・・・ヒント!」
ぐり「今じゃありません、長男君がもっと大きくなって・・・」
長男「わかった!レスキュー隊員になる!?」
ぐり「うーん、それもまぁ正解っちゃ正解なんだけども・・・」
長男「自衛隊?ヘリのパイロット?あっ、お医者さんとか!?」
次男「ハイハイハイ!ぼく、ショベルカーで壊れた道路を工事する!
」
(次男の将来の夢は野球選手とショベルカーの運転手さんですw)
ぐり「お、2人ともいいね~でも実はね、それ以外にも沢山あるんだよ~
」
長男「ロードローラーで道路を直すとか?」
ぐり「例えばね、パン屋さんになるとか」
長男「なんで?・・・あっ
避難所の人たちにパンを作る!?」
ぐり「そうそう!それからそのパンを運ぶトラックの運転手さんになるとか」
次男「ぼく、おにぎりがいい!」
ぐり「おにぎり屋さんになるとか、農家さんになればそのおにぎりのためのお米を作れるかもしれないね?漁師さんになっておにぎりの中に入れる鮭を獲ってきたりもできるかも
」
ぐり「電気工事ができれば倒れた電柱を直して電気を復旧させることができるし、水道やガスもそれぞれ直せる人がいたらいいよね大工さんはお家を直せるし、ネジを作る工場で働くのもいいかも・・・」
長男「お家を直すのに使うネジ?」
ぐり「お家だけじゃなく、ネジがないと壊れた橋や機械も直せないかもしれないよね」
次男「野球選手は!?」
ぐり「野球選手になって年棒上がったら、いっぱい募金できちゃうね!?大谷君は1億4000万円も寄付してくれたらしいよそれに、選手たちが活躍したらみんな勇気が湧いてくるかもしれないね
」
ぐり「パン屋さんが作ってくれたパンは避難所の人だけじゃなく、道路を直す工事の人たちや救急隊員さんのご飯になるかもしれない。離れていても、例えば北海道で作られた機械の部品やお野菜で、被災地の人たちが助かるかもしれない」
ぐり「長男君が宇宙のことをたくさん勉強して、例えば宇宙服のための新素材を開発したとしてね?それが救助活動の時にレスキュー隊員さんをガラスの破片とか衝撃から守るための防護服に使われるかもしれない。救助するための超頑丈なロープの材料になるかもしれない」
ぐり「新しいお薬を開発して、そのお薬が地震で怪我や火傷をした人を助けるかもしれない。本を書いたら、その本が災害で家族を亡くした人の心をちょっと元気にするかもしれない」
ぐり「そうやって、いろんな人たちが頑張ったことが、巡り巡っていつか誰かを助ける力になるんだよ」
長男も次男も、私の話を真剣に聞いてくれていました。
次男はよくわかってない可能性高いですけど
長くなっちゃったので続きます
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