全国自主制作アニメーション上映会感想(第3回上映会)その3 | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

全国自主制作アニメーション上映会(第3回上映会)の感想です。

 昨年(2018年)より、
 全国自主制作アニメーション上映会(あにうえ)
が発足。作品提出団体として参加登録をさせて頂いております。
 色々困難な状況の中、上映会を開催して下さる運営スタッフの皆様には、ただただ感謝です。
 
 6月30日(日)が、第3回上映会でした。

 以下、印象に残った作品の感想。
 さすがに全部の作品の感想とはいかないし、中には辛口評を書いてしまうものもあるので、辛口評読みたくないって場合は、マジで閲覧しない方がいいかもです。
 感想書き始める前に……この辛口評っていうのに、ある種の悩みはこちらもあるのですよ。

という話は以前にもしたのですが、非常に文章が長くなってしまうもので。
リンク先の記事(「以前にもした」のところをクリックしてください)を、一度読んでから、感想を読んでいただければ幸いです。
 後、今回、一人だけやたら作品時間が長い物を出してしまったことで、私、もの凄~く動揺してしまって。
 週刊少年マガジンに連載されている 死なないで!明日川さん の主人公みたいな状態になっていたので……。
 後に感想をブログで書くために、プログラムに簡単に思ったことを書き留めているのですが、字が無茶苦茶で、読み返しても、何が書いてあるんだか本人にも分らない……。(震えていたんです(笑))
 なので、記憶違いで、間違ったことを書くかもしれません。
 間違っていたら遠慮なく「違いましたよ」とご意見を送ってください。


 特に意味はないですが、ウチの作品で解説役として登場させているキャラ アコちゃん の絵を貼っておきます。


・アニメにかけろ!
 私は、この作品は、2016年 アニメーション研究会連合 夏上映会の時、試写に出ていて、残念ながらあの時は上映されなかった作品ではないか?と思っています。
 でも、何も調べる手立てがないので、確証はない。
 自分の記憶のみを頼りにして、こう思っているのですが、ほぼ確信しています。
 まぁ、もし間違っていたら、嘲笑してもらって結構です。
 自分の記憶が正しいとした上で、話を続けます。
 ……なんか、これって、凄くないですか?
 3年前、1度だけ観た、ほんの10分位のアニメ作品が、これ程までに、記憶に残っているなんて。
 誤解しないで頂きたいが、私の記憶力が凄いって言ってるんじゃないですよ(笑)。
 それだけ観た人の記憶に残る、この作品が凄いって言ってるんですよ。
 果たして、私が3年前に上映した作品なんて、上映会で観てくれた人が次に観た時、(何の情報もなしに)「あ、これ、3年前に観たやつだ」と、思い出してもらえるだろうか?
 無理だろう。
 まぁ、私の作品の場合、何かの機会で3年前の作品が再上映されるとしたら、パンフとかに「何年制作の作品で、どこで流した作品」といった情報が載っているだろうから、「何の情報も無しに観る」ということがまず起こりえないので、皆さん「前に観たことがある筈」という心構えで観ることになるのでしょうが。
 今回、この「アニメにかけろ!」を観るのは、私にとっては、正に「何の情報も無しに観る」機会でした。
 それでいて「3年前に観たやつに違いない」と、ほぼ確信をもつに至った。
 それだけ印象に残っていたのです。
 内容の面白さと、出崎統監督風の演出が強烈に印象に残っていました。
 
 出崎監督風、で真っ先に皆が思い浮かべるであろう、「劇画調止め絵」は、なぜかやってませんでしたが。
 (え~と、マジで、なんでやらなかったのだろう? 分割画面とかは、やっていたのに)
 今回改めて上映されたことを、とても嬉しく思います。

 なお、この作品を観ると、
 アニメが作りたくなる……以上に、私にとっては
 エースをねらえ! と あしたのジョー2 を無性に観返したくなる
 という 副作用がありました(笑)

・ホールド ユア ハンド! 予告編
 キャラデからして、なかなかレベルの高い出来で、しかも予告の時点で「ちょっと異色の百合物だと思った? 違いますよ~」という、ちょっとしたどんでん返しを盛り込んでおり……。
 どんでん返しが仕込まれているっていうのは、「作品を観ている人の存在を意識した作りの作品である」ことの証明でありまして。
 これは、「画」「内容」共に、かなりハイレベルの作品が期待できるのではないか? と思います。
 タイトルから察するに、キャラクターの「絆」を描いたドラマでしょうか?
 大いに期待して、上映を待ちます。


おまけ
・自作 について
 自作についてもつらつら語りたいと思います。

 制作方針の変更ゆえ、暗号は「考える」要素をあえて省き、直感や知識で解くものにする という、最終エピソードのみ、少しパターンを変えるという、連作ならではの趣向の、名残りが……。
 閑話休題、どんな暗号を作品で使ったかというと、前上映会の時の、本来の構想に戻りました。
 「入れ替わり」を示す暗号として、「歌詞と曲を入れ替えても歌えるアニソンのタイトルが残されている」というものです。
 そうなんです。前上映会のネタは、本来「推理物の暗号」として構想していたのです。
全国自主制作アニメーション上映会感想(第2回上映会)その1
 全国自主制作アニメーション上映会感想(第2回上映会)その2
 参照)
 もちろんネタは、前回とは違う新ネタで。
 先日、このブログに張り付けた 「サザエさん と ザ・ウルトラマン」の入れ替え
上映会、無事終了! 参照)
以外にも、こんなネタもやりました。



 ちなみに、本物のキャッツアイのOP映像がどんなものかは、こちらで確認してみてください。


 う~ん、もうちょっと時間があれば、もっと枚数増やして、画面クオリティのアップ……というか、もっと似せることを図ったのですが。
 まぁ、今回は、スケジュール的に、これが限界で、私なりに限界まではちゃんと努力した、という自負はあります。

 で、アンケートの結果は第3位!(最終集計じゃなくて、暫定だけど。まぁ、最終結果で多少順位が落ちても、もういいや)
 ぎゃあぁ~、長すぎた~、1本だけ浮いた~、どうしよう~、と、うろたえまくっていたのは何だったんですかねぇ(笑)
 上映中、あれ? 思ったほど会場のムードが悪くならない。どころか、割とウケてる? というのを肌で感じたのと、この3位という結果発表を聞いて、一気に気が楽に、というか、上機嫌になってしまいましたよ、私は。
 会場の皆さんに、助けられた(笑)。
 有難うございましたぁっ!

 以上、第3回上映会についてでした!