安いお面は顔がかゆくなる

コードネームは孫中山

(2014年/台湾/94分)

 

監督:イー・ツーイェン

 

【ストーリー】

自称“台北一の貧乏高校生”たちが倉庫に眠る孫文の銅像を盗んで売ろうと企む。決行の夜、同じことを企む別のグループも現れて……。(第10回大阪アジアン映画祭さんより)

 

 

【かんそう】

2015年大阪アジアン映画祭でグランプリ&観客賞と、ダブル受賞したイー・ツーイェン監督の青春映画です!

この時の審査委員長がパン・ホーチョンだったのですが「あのパン・ホーチョンが審査委員長でこの作品がグランプリ?!」と驚きましたが、パン・ホーチョンもまともな(?)作品撮ってますもんねー(←失礼)

そして!イー・ツーイェン監督といえば!!

チェン・ボーリンとグイ・ルンメイの『藍色夏恋』がすぐ思い出されます。

こちらの『コードネームは孫中山』、グランプリを獲ったにも関わらず、全く劇場公開されず。

 

グランプリ作品はたいてい配給つくんだけどな…


しかーっし!映画祭の企画上映で、劇場で観ることができましたー!!

 

ありがとうございまーす!!

面白かったですー!!

ベースは青春コメディで、そこは絶対的であり、笑いもあって楽しいのですが、作品の根底に流れているのは、台湾が抱えている社会問題、貧困だったりします。

だからこそ、彼らはあのようなことを思いつくわけで…

青春、社会問題…そしてユーモアもあり、とてもよかったです。

 


そういえば、主演の1人ジャン•ファイユン君は『台北アフタースクール』にも出ていましたねー。

 

 

うりぼう5つ:いのしし いのしし いのしし いのしし いのしし 合格

 

2022.12鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたパック

 4.映画やらお笑いやら

 

『ちょっと思い出しただけ』のチラシ

全部で8種類あるのですが、私がゲットできたのは7種類。

 

何がないのかなー?と照らし合わせてみたら、よく見かける二人で階段を駆け下りるシーンが写ってるチラシがありませんね…。

 

 

お笑い好きの友人が誘ってくれたこちらのお笑いライブ!

 

舞台はNGK!

 

2000円で自由席で(普通は指定席)、かなり長かった!!!

 

でもおもしろかった!!

 

あのゆるーい雰囲気もよかったなぁ。

青空さんの漫才を見たのはこれが最後だったなぁ。

 

このお二人の漫才もフフッと笑えて好きでした。

 

須藤さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

5.見かけたあれこれ

 

かわいい黒猫

 

 

 

ある喫茶店の前に置いてあったかき氷メニュー。

 

どれも美味しそう!

 

このスイカかき氷食べてみたいわー

 

 

6.ありがとうテアトル梅田さん

 

2022年9月30日に「テアトル梅田」さんが閉館になりました。

 

茶屋町にあるロフトさんの地下にあった小さな映画館。

 

こじんまりしていて、静かで大好きでした。

 

 

 

 

かなり印象深かったのが安達祐実さんが20年ぶりに主演を務めた『花宵道中』の初日。

 

安達さんのヌードシーン、濡れ場があるということで話題作でもあったのですが、スクリーン開場前にずらーーーーっと並んでいた大半が中年以上のおじさんだった、ということに、なんか「ぅぅわ…驚き」って思い、今でも覚えています。

 

 

…ってそんな思い出かーぃ!

 

 

本当にお世話になりありがとうございました!

 

今は以前の「シネリーブル梅田」さんが「テアトル梅田」さんのお名前で営業されています。

 

もちろんお世話になってまーす照れ

 

これからもよろしくお願いいたしますニコニコ

 

 

以上2022年7月に撮影していたあれやこれやでしたー

この月は結構お酒系の写真が多いですねー

 

1.アルコ~ル

 

チューハイ系はあんまり買わないのですが、こちらはある芸人さんが美味しい!と言っていたので買ってみました。

確かに美味しかったです!

 

今はもうデザインが変わってますねにっこり

 

 

こちらも私がチューハイ買うなら!な「本搾り」です。

あんまり余計なモノが入っていないので。

 

最近は買ってないなぁ~。

 

 

 

どこだったかフラっと入ったところ。

たぶん中華だったから入ったと思ふ…

 

 

 

心斎橋ビッグステップさんでキャンペーンをされていたのでちょっと試しに飲んでみました。

 

 

自分で炭酸で割って飲む、というタイプのもので、お店の方が作って下さるのですが、私は「ガツンと」タイプでお願いしたような気がします。

 

美味しかったのですが、私は普通にビールがいいかなーにっこり

 

 

毎年JR大阪駅の下で営業されるクラフトビールのお店。

 

この時はフードも頼んでる!!!

ここ、結構な値段するから、フードを頼むなんて滅多にしないんだけどな。(ケチな私…)

 

 

多分餃子の満州さん。

 

こっちも多分そう…

餃子の満州さんは1人で入りやすいし、好みの味なので好きですニコニコ

 

2.美味しい

 

お酒以外のいろいろ…

ここのクレープは美味しいのはもちろんですが食べやすくて好きです!

 

食べるのが下手な私でも途中でぐじゅーぐじゃーとならない!

 

 

安心安定のコメダさんにっこり

 

 

京都のポールさんだと思うのですが、いつもクロワッサンなのにちょっとええのん食べてるやん!!!

 

 

 

3.Cafe&Rest Mamosan

 

JR塚口駅のすぐそばにある喫茶店でしたが、現在はどうやら閉店されてるという情報を見たので調べてみると2022年12月17日に閉店されたそうです。

 

長年営業されていたようですので、本当にお疲れさまでした!照れ

 

常連さんたちも寂しいでしょうねぇ…。

 

 

私は初訪問だったのですが、まず、メニューの多さと安さにびっくり!

 

 

そして、29周年記念!!!とありました!!!

毎年〇周年記念ってされてたのかな?

 

私はたまごサンドとアイスコーヒーを注文。

素朴でとても美味しかったです照れ

 

ぱくぱくぱくーっと進みましたよ。

 

ごちそうさまでした!

 

 

つづく

 

バルサミコ酢

犯罪都市 THE ROUNDUP

(2022年/韓国/106分)

 

監督:イ・サンヨン

 

【ストーリー】

クムチョン署の強行犯係に所属する怪物刑事マ・ソクトらは、国外逃亡した容疑者を引き取るためベトナムへ行くよう命じられる。ソクトとチョン・イルマン班長は容疑者から怪しい気配を感じ取り、秘密裏に捜査に乗り出す。やがて、残忍な凶悪犯罪を重ねるカン・ヘサンの存在が浮上。ソクトらは韓国とベトナムを行き来しながらヘサンを追い詰めていくが……。(映画.comさんより)

 


【かんそう】


『犯罪都市2』ですな。

 

監督は前作で助監督を務めたイ・サンヨン。

そして作品は…

前作同様面白かったー!!

 

好き好き大好き!です!!

もー何が好きって、クムチョン署強力班の仲の良さ!!チームワークのばっちりさ!

そしてソクト(マブリー)とイルマン班長(チェ・グィファ)の掛け合い!!

 

ソクトの強さで敵をボコボコにやっつける!といった勧善懲悪部分も魅力ですが、とにかくソクトをはじめ、彼らが魅力的!!


描かれる事件性や暴力シーンが半端なく残忍故に、彼らの仲の良さやユーモラスな掛け合いが映画の中で かなりの癒しポイントになってくれていました。

班長がどうしてもベトナムに行きたくて、俺は英語ができる、と披露したものの…

 

結局役に立たず、ソクトに「班長の英語、“バルサミコ酢”からおかしいと思ったんだよ」と言われてたのにめちゃ笑ったよ爆笑


あと、班長が頑張って署長に「ちゃんと報告書読めよ!!!」とまくし立てている横で、何も言えずただ「そうだそうだ!」と言わんばかりの態度をしているソクトもかわいかったーラブラブ

 

腕っぷしはいいけれど弁は立たない、というソクトのキャラがよく表現されていましたね。

 

そして!この時の班長頑張ってたーーー!

…と、思い出すのは彼らのかわいらしい所ばかり😚

ラストの打ち上げシーンも大好きですラブ

 

 

最初から最後まで見どころ満載のエンタメ映画でした!


それにしても…ソン・ソック演じるカン・ヘサンが恐ろしかったーガーン

 

 

クラッカーくうこのおまけクラッカー

 

誰だったかの車を使う、というシーンで、車のローンが60回で、あと59回残ってるーー!という所があったのですが、もっとボッコボコになるかと思ったけれどそうでもなかったなーニコニコ

 

 

うりぼう5つ:いのしし いのしし いのしし いのしし いのしし 合格

 

2022.12鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたパンチ!

 

 

【伊丹市新庁舎開庁記念 建築と彫刻の交差展ー隈研吾x三沢厚彦x棚田康司】

 
 

伊丹市民ではありませんが、チケットが当たったのでありがたく鑑賞させていただきました。ニコニコ

 

2022年11月28日に伊丹市の新庁舎が開庁を迎えるにあたっての展示だったのですが、設計が隈研吾さんだったんですね。

 

 

 

 

こちらは棚田康司さんの作品。

 

 

いろいろこだわって制作されたのがわかります。

 

 

新庁舎に展示される棚田康司氏作「ヴィオレ」

 

そしてインパクトの強い三沢厚彦さんの作品もありましたー!

 

 

全体的に展示数が少ないからか、この熊さんも実は…

 

ぽつーん

 

 

もちろん他にも展示作品はありました!

 

 

かわいいねぇニコニコ

 

この子たちもかわいかった~チュー

 

 

グッズはA5サイズのクリアファイルを購入。

 

…また買っちゃったぜぇ…クリアファイル…無気力

 

 

別の展示室で開催されていたこちらが、レトロ好きな私には とてもおもしろかったです!

残念ながら撮影禁止だったのでポスターのみ。

 

昔の双六も展示されていたのですが、双六って世相を映すんやなぁ…と思いました。

 

言うてみたら「人生ゲーム」もそうだと思うのですが、コマに書かれている事柄が「時代やなぁ」でした。

 

 

そして市立伊丹ミュージアムさんに行った時のお楽しみラブ

チラシがボロッボロでごめんなさいえーん

 

伊丹市内の対象美術館やホールに設置されている特典付きチラシです。

 

 

チラシにお得券が付いていて、いろいろ特典が受けられるのです。

 

 

私たちはジャズ喫茶STAGEさんへ。

 

ピアノがあるからライブとかも行われるのかな?

 

 

 

 

奥に座ってるのは夫だけど、チケット(シールタイプ)を貼ったまま出てきたな?!ぶー

 

しかも逆さま…

素朴で美味しかったです!

 

ごちそうさまでした~にっこり

 

 

 

特典のチラシを見ていたら…

 

こ!これは!!

 

私?!

 

と思うセリフ(?)が!!!

証明写真じゃなくてもよくこのセリフ使ってるような気がしますわ。

 

それにしてもナイスなあるあるセリフー!(私だけ?)

 

 

 

 

夜はお蕎麦を食べて帰りました。

舞茸の天ぷら大好きですラブ

 

 

展示も楽しかったし、その後も美味しかったし、楽しい1日でしたニコ

 

 

2022.10鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたパグ

 

音マジック!

擬音 A FOLEY ARTIST

(2016年/台湾/100分)

 

監督:ワン・ワンロー

 

 

【しょうかい】

台湾映画界の伝説的フォーリーアーティスト(音響効果技師)、フー・ディンイーにスポットを当てたドキュメンタリー。
雑多な物があふれるスタジオで、映画の登場人物の動きやシーンを追いながら、様々な道具と技を駆使してあらゆる音を生み出すフォーリーアーティスト。フー・ディンイーが手がけた70本以上の作品を中心に、台湾映画が世界的に注目を集めた1980年代ニューシネマの登場、それ以前の台湾映画にも言及。彼の40年に及ぶキャリアを通して、台湾と中国の映画史をひも解いていく。さらに、音響制作やサウンドトラック制作の巨匠たちが、映画の音を取り巻く環境の変化や未来について語る。(映画.comさんより)

 

 

【かんそう】

台湾の「音」を作る方のドキュメンタリー

とてもおもしろそうだったのですが見事に、そして華麗に寝るフォーキラキラ てってれー


で…でも!!あの!!私が常にエンドクレジットを見るたびに「この人、一体何歳??もしかして、何人もいるんか?」と不思議に思っていた、台湾映画(台湾映画以外にもあるかな?)のエンドクレジットの音響関連には必ずといっていいほど名を見ていた…

ドゥ•ドゥージさんが出ていましたー!!!

彼の実体?が見れただけでもよかったです!!


あと、途中、どう暮らしてるん?!て思うくらいのモノが溢れている家に住んでいた、あの男性が気になりましたわ。

 

そして覚えているのが80年代以降「音」の認識が変わってきたって仰ってたなぁ。

最後は、今、彼にほとんど仕事がない状態ということで終わっていたけれど、なんだか寂しかったなぁ…

 

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

 

2022.12鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございました音譜

鼻がのびーる

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

(2022年/アメリカ/116分)

 

監督:ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン


【ストーリー】
第1次世界大戦下のイタリア。10歳の息子を亡くしたゼペットは、悲しみから立ち直れず、木を彫って息子を作ろうとする。翌朝、ゼペットが目覚めると、命を吹き込まれた人形ピノッキオがいた。自由に振る舞うピノッキオに初めは手を焼いていたゼペットだったが、二人は次第に心を通わせ合うようになる。しかし、行き違いによりピノッキオがカーニバルの一座と共にゼペットのもとを去ってしまう。(シネマトゥデイさんより)


【かんそう】


動物系の造形がデル・トロさんやなー、でした。

そしてデル・トロさんやからもっとエグいんかと思ったけど、そうでもなく…

教訓めいたものも入っていましたねー

途中、ピノッキオが死んでも死なない…を繰り返していたから絵本「100万回生きた猫」を思い出しました。

ラストはみんなもいなくなり、大好きなゼペットパパのためにピノッキオは「死」が宿る体になります。

 

寂しさを感じましたが、それでも、ピノッキオの新たな冒険の始まりで終わっていて ちゃんと感動しましたねぇ。

ピノッキオ…いい子に成長したなぁ。

 

ピノッキオの成長物語でもあると同時に、ちゃーんと親子愛の物語でもありました。

 

 

そしてNetflixで

 

 

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ 手彫りの映画、その舞台裏』

 

 

というドキュメンタリーがあるので(36分)観てみたのですが、ギレルモ・デル・トロ監督は終始ご機嫌な様子で写っていましたニコニコ

 

非常にリアリティにこだわり、役柄にちゃんとミスをさせる、ということも演出していたのになるほどなぁ、でした。

 

それも小さなミスなんですよね。普段の私たちでも日常でやるようなこと。

 

また、アニメーターを信頼して現場を任せる、ということも、共同監督と共に徹底していたそうです。

 

この非常にクオリティの高いストップモーションアニメはプロ中のプロの制作者たちの高い技術力とチームワークの賜物なんだなぁ。

 

 

うりぼう4つ:いのしし いのしし いのしし いのしし

 

2022.12鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたクローバー

 ぱぞりーに~♪

【ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ】

秋は特集やら映画祭がほんま多いなぁ、と最近の自分のポストを見ていて思います。

 

特集系の感想が続いていますが、どれも2022年秋に観たものですねー

こちらも2022年秋ですね。

 

第44回 ぴあフィルムフェスティバル2022 の中の企画特集です。

ヘンテコ大巨匠パゾリーニの特集キラキラ

もう少し観たかったのですが、とりあえず“生”の3部作の3本を鑑賞。




デカメロン

(1971年/イタリア/112分)

“生”の3部作1話め。

ジョヴァンニ・ボッカッチョが生んだ"百物語"『デカメロン』から8話を映画化。

オムニバス形式のお話でしたが、全部ヘンテコでエロス系のお話でしたわニコニコ

 

第1話 ペルージャのアンドレウッチョ

 

第2話 マゼットと尼僧

 

第3話 ペロネッラ

 

第4話 聖チャペレット

 

第5話 カテリーナ

 

第6話 リザベッタとロレンツォ

 

第7話 コンパール・ピエトロ、ドンナ・ジェンマータとドン・ジャンニ

 

第8話 ティンゴッチョとメウッチョ

 





カンタベリー物語

(1972年/イタリア/111分)

“生”の3部作2話め。

ジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」から8つのエピソードを映画化。

やっぱり性関係の話が多いのですが、おならとかも出てきて「中2か!いや、子どもか!!」てなりました爆笑

でも、第8話めの地獄見物の話でのロケーション、美術が最高で、美意識はやっぱり高いよなーと感心します。

悪魔が放屁するとそのお尻の穴からたくさんの人がパパパパーン!!と飛び出してくる映像にびっくりしたけどめっちゃ笑いました。すごいわー爆笑





アラビアンナイト

(1974年/イタリア/131分)

”生“の3部作3話め。

「千夜一夜物語」をベースとしたカップルの時空を超える愛の物語。

やっぱりロケ地、衣装、美術…アート面でのセンスがピカイチのパゾリーニ。

そして、こちらはわりと、わかりやすいお話だったかな。



たぶん、またパゾリーニ作品はどこかの劇場で観れそうな気がします!(ただ私が観たいだけ)

その時はもう少し観たいなーニコニコ

 

 

 

2022.11鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたヒマワリ

オイディプス王

アポロンの地獄

(1967年/イタリア/105分)

 

監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

 

【ストーリー】

イタリアの異才ピエル・パオロ・パゾリーニが詩人ソフォクレスのギリシャ悲劇「オイディプス王」を映画化し、パゾリーニ監督自身の人生を投影しながら撮りあげたドラマ。

世界各国の民族音楽とモロッコの荒涼とした砂漠地帯を背景に、神秘的な映像美で描き出す。古代ローマ。1人の男が荒野に赤ん坊を捨てて去っていく。通りすがりの男に拾われた赤ん坊はコリントス王のもとへ運ばれ、オイディプスと名付けられて王と王妃に愛されて育つ。やがて逞しく成長したオイディプスは、アポロンの神殿で「父親を殺し母親と交わる」という神託を受ける。運命から逃れるため故郷を離れた彼は、荒野をさまよううちにライオス王の一行と遭遇するが、そのライオス王こそオイディプスの真の父親であった。(映画.comさんより)


【かんそう】


第14回京都ヒストリカ国際映画祭(2022)の企画で上映されました。

ギリシアの「オイディプス王」の物語をベースとしているそうです。

上映後に、イタリアのパゾリーニの研究者的な方のビデオ解説が10分ほどありました。

 

ずーっと腕を組みながら、うつむき加減で体を揺らしながら話されていましたわ爆笑

でも、その方のお話がとてもおもしろくて「へー!」なことがいくつか…

まず、この作品はいろんな解説にも書かれていますが、パゾリーニにとって自伝的作品と定義しているそうです。

 

文字通りの自伝というわけではないようですが。

だから過去と現代を繋げたような構成になっているのかなーと。


そして、衣装が独特で、音楽は時々日本っぽいものが流れてきていたのですが、パゾリーニはアフリカの美術や日本的なものに大変興味があったようです。

パゾリーニは特に溝口健二の美学に魅かれていたようで、近い部分もあった、との話に一番驚いたかも!

でも、パゾリーニの映画って確かに衣装や美術面が美しいものが多いもんなー。

 

あと、ロケ地にもこだわり感じる!

この作品の衣装もアフリカっぽさを感じたのですが、解説では『山椒大夫』で身につけていたものに似ているものが使われている、と言っていました。

…そこはわからなかったわ……


パゾリーニは溝口健二が描く造形的な美しさ、女性の社会的な地位の高さ(描き方?)に共感していたそうです。

単なるヘンテコ作品監督じゃないんだなぁ…(←失礼)


ここからは私が強く覚えているところですが…

☆主人公がよく叫ぶ

☆旅の途中で出会う恐ろしいスフィンクス…のはずが結構ちゃっちくて、弱かった。


…ですおーっ!
 

 

ヘンテコ作品大好きな私にとってはやっぱりパゾリーニ監督作品はおもしろく感じます!!

 

 

 

2022.11鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございました節分

 

【第23回 宝塚映画祭】


2022年は2本のみ鑑賞。

 

どちらも素晴らしかったです!



父子草

(1967年/日本/85分)

 

監督:丸山誠治

宝塚映画祭のHPによると、木下恵介氏が渥美清さんのためにこの脚本を書いたそうです。

当て書き効果もあると思いますが、もうね、渥美清さんがええんですよ照れ

ほんまええ役者さんやなーって見るたびに思います。(寅さん以外も最高なんですキラキラ)

今作では淡路恵子さんや石立鉄男さんとのやり取りがとても良かったなぁ。

最初は「こんな客はイヤだ!」ばりの渥美清さんなんですけど、どんどんどんどん切なくなってきてねぇ…

 

渥美清さん演じる義太郎には妻と息子がいたけれど、戦争で自分は戦死したと思われ、妻は自分の弟と結婚してしまう。

 

それを知った義太郎はそっと身を引く。

 

戦地から戻って来た彼を迎えたのは父親1人だけ…。

 

この2人のシーンも泣けました。

そんな彼に待っていたラストが…

 

くー!!えーん

 

これまた素晴らしくて、とても清々しく観終わりました!






なつかしき笛や太鼓

(1967年/日本/114分)

 

監督:木下恵介

大好きです!!!

ゆる~いし、ご都合主義なところもありますが木下恵介監督作品らしい朗らかで明るく、心が温かくなる、実話を基にしたコメディです。


瀬戸内海・小手島にある小学校の生徒たちは何をやるにしてもやる気がなく、島対抗の運動会でもビリばっかり。

 

挙句の果てには堕落した大人たちと花札をする生徒まで!!

そんな中に赴任した熱血先生はなんとか生徒たちにやる気を!と、バレーボールをすることを思いつきます。

 

練習に練習を重ね、いざ挑んだ大会!!

 

さぁ…皆はやる気出して試合に挑むのか?!

そして結果は?!


もちろん試合も全く緊迫した様子がなく、子どもたちも無表情なんですけど、しかーし!!

 

木下監督の弟さんの木下忠司さんの音楽が緊迫度を上げてくれます!!

音楽大事!!爆笑

試合中にかかる音楽の中に「がんばれがんばれ小手島!」というセリフが入ってるのもほのぼのお願い


試合シーンの合間にちょいちょいおばあちゃんとケンイチ君のシーンが挿入されるのも、なんかわからんのですけどほのぼの……

 

これはもう一度観たいなー

 

2本とも とても良かったです!!!
 

 

 

 

2022.11鑑賞

人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたダルマ