冬至と樹木の新月
昨日は一年で最も日が短い冬至でした。
北国は太陽高度も低く日の出ている時間はとても短いのに加えて、北海道はもともと子午線より東にあるため太陽の南中が午前中にあるため夕暮れはめちゃめちゃ早く感じます。仕事を早く切り上げても外は真っ暗なのでちょっと損した気分になります。16時にはスキーをするのに雪面が見にくいです。
山は早立ちが基本ですが、この時期はなおさらですね。
逆にこれからだんだん日が長くなっていくので楽しみです。
日の長い春のザラメ雪も楽しいですね。
ここ数日パウダーに泣かされてきているので余計におもうのかもしれません。
さて12月といえば樹木の新月でもあります。植物の活性は月の満ち欠けと同調しているのと、冬に向かうこの季節が一年で最も樹木に水分やデンプン質を含まないためいい材木がとれるのだとか。11・12・1月の下弦から新月までの間が切り頃だそうです。
スキー材としてはイタヤカエデやヤマナラシがよいとされていますが、糖質の多いイタヤカエデと水分がたっぷりなヤマナラシですからこの時期の材であることは必須ですね。
いつかいい材木でハンドメイドの単板のスキーを作ってみたいです。
ちなみに12月の新月は16日ぐらいだったのでもう終わってますね(笑)
イタヤカエデといえば前年の秋に葉っぱから回収したグリコーゲンを根に蓄えて3月に一斉に枝に送るそうで、このファーストフラッシュを煮詰めてメープルシロップを作ります。このときは木の活性の高い満月まわりが良いそうで、上弦から満月にかけてのときに樹木の恵みをいただくそうです。昨春はまんまと失敗しましたが今年は取りたいと思います。
メープルシロップですが、40倍に煮詰める必要がありこちらが採取よりずっと大変ですね。なにせ樹液ビッグマン一本から出来高100ccですから。
札幌近郊のカエデをみていると採取は4月のような気がするのですが、新芽に栄養をおくりそうな時期を狙ってみます。
北国は太陽高度も低く日の出ている時間はとても短いのに加えて、北海道はもともと子午線より東にあるため太陽の南中が午前中にあるため夕暮れはめちゃめちゃ早く感じます。仕事を早く切り上げても外は真っ暗なのでちょっと損した気分になります。16時にはスキーをするのに雪面が見にくいです。
山は早立ちが基本ですが、この時期はなおさらですね。
逆にこれからだんだん日が長くなっていくので楽しみです。
日の長い春のザラメ雪も楽しいですね。
ここ数日パウダーに泣かされてきているので余計におもうのかもしれません。
さて12月といえば樹木の新月でもあります。植物の活性は月の満ち欠けと同調しているのと、冬に向かうこの季節が一年で最も樹木に水分やデンプン質を含まないためいい材木がとれるのだとか。11・12・1月の下弦から新月までの間が切り頃だそうです。
スキー材としてはイタヤカエデやヤマナラシがよいとされていますが、糖質の多いイタヤカエデと水分がたっぷりなヤマナラシですからこの時期の材であることは必須ですね。
いつかいい材木でハンドメイドの単板のスキーを作ってみたいです。
ちなみに12月の新月は16日ぐらいだったのでもう終わってますね(笑)
イタヤカエデといえば前年の秋に葉っぱから回収したグリコーゲンを根に蓄えて3月に一斉に枝に送るそうで、このファーストフラッシュを煮詰めてメープルシロップを作ります。このときは木の活性の高い満月まわりが良いそうで、上弦から満月にかけてのときに樹木の恵みをいただくそうです。昨春はまんまと失敗しましたが今年は取りたいと思います。
メープルシロップですが、40倍に煮詰める必要がありこちらが採取よりずっと大変ですね。なにせ樹液ビッグマン一本から出来高100ccですから。
札幌近郊のカエデをみていると採取は4月のような気がするのですが、新芽に栄養をおくりそうな時期を狙ってみます。
b.c.map札幌雪崩講習会
話が前後しますが、20日朝里岳で雪崩講習会をしてきました。
初めは国際スキー場の部屋を借りて、机上講習。得意の手書きレジュメを夜なべ仕事で作ったので、講習をしながら眠りそうになりました。(笑)「いま何言ったっけ」みたいな。
昼前からゴンドラに乗って朝里岳の登り口へ。
歩きながら風や雪に関して注目することをレクチャーしながら歩きました。途中で「ラッセルが一番その日の雪を感じることができま…」とトレースを外すと、スキーを履いて腰まで埋まる雪!
警察の訓練や山岳会の訓練で賑わう朝里岳の登り口で雪を掘ると
先週の土曜日の雨の層が足元ね下から登場。一週間の積雪量は160センチになっていました。
降りすぎですね。
雪のしまり具合も160センチまでF(拳)。
160センチ柔らかく弱層テストなどやるすべなし。それでも皆さんの真剣さに押されて頑張りました。
笑いあり涙なしの1日でした。
初めは国際スキー場の部屋を借りて、机上講習。得意の手書きレジュメを夜なべ仕事で作ったので、講習をしながら眠りそうになりました。(笑)「いま何言ったっけ」みたいな。
昼前からゴンドラに乗って朝里岳の登り口へ。
歩きながら風や雪に関して注目することをレクチャーしながら歩きました。途中で「ラッセルが一番その日の雪を感じることができま…」とトレースを外すと、スキーを履いて腰まで埋まる雪!
警察の訓練や山岳会の訓練で賑わう朝里岳の登り口で雪を掘ると
先週の土曜日の雨の層が足元ね下から登場。一週間の積雪量は160センチになっていました。
降りすぎですね。
雪のしまり具合も160センチまでF(拳)。
160センチ柔らかく弱層テストなどやるすべなし。それでも皆さんの真剣さに押されて頑張りました。
笑いあり涙なしの1日でした。
安息(足)日
今日の札幌の朝は快晴。冬型の中を弱い低圧部が通過したため北海道付近は冬型が緩んだ感じになりました。昨日から腰に違和感があったので、昨日はおとなしめに過ごし、今日は安息日としました。
そんななか富士山で片山右京さんたちが極限状態になり救助されるということになったというニュース。心配ですね。
本州の気象データをみると岐阜県の内陸部や新潟福島の県境付近は24時間で水換算で50ミリを越える降雪量のようです。雪にしたらどんな量なのでしょうか?想像がつきません。
相当な積乱雲のなかでの遭難なのでしょう。横だけでなく上や下に吹く突風、身動きがとれないほどの雪、すべてを凍り付かせる過冷却水滴まさに極限状態だったと想像がつきますが、現実はさらにすごい状況だったと思います。
この雪で待ちに待ったシーズンインを迎えるところもあると思いますがいかんせん降りすぎです。岐阜県には90センチを越える降雪量のところがあるようです。
ハッピーな週末が暗転するようなことのないような気をつけたいですね。
今回は低気圧というマークがなければわからないほどの低圧部が本州を横断したのですが、これにより日本海の季節風の収束帯ができたためと解析されています。等圧線の微妙な開きには注意ですね。勉強になりました。
腰も思わぬところで痛めますので注意ですね。
そんななか富士山で片山右京さんたちが極限状態になり救助されるということになったというニュース。心配ですね。
本州の気象データをみると岐阜県の内陸部や新潟福島の県境付近は24時間で水換算で50ミリを越える降雪量のようです。雪にしたらどんな量なのでしょうか?想像がつきません。
相当な積乱雲のなかでの遭難なのでしょう。横だけでなく上や下に吹く突風、身動きがとれないほどの雪、すべてを凍り付かせる過冷却水滴まさに極限状態だったと想像がつきますが、現実はさらにすごい状況だったと思います。
この雪で待ちに待ったシーズンインを迎えるところもあると思いますがいかんせん降りすぎです。岐阜県には90センチを越える降雪量のところがあるようです。
ハッピーな週末が暗転するようなことのないような気をつけたいですね。
今回は低気圧というマークがなければわからないほどの低圧部が本州を横断したのですが、これにより日本海の季節風の収束帯ができたためと解析されています。等圧線の微妙な開きには注意ですね。勉強になりました。
腰も思わぬところで痛めますので注意ですね。
寒いっ!
札幌国際スキー場は夕方から晴れ間が出たとたんにめちゃくちゃ寒くなってきました。まるで熱を吸い取るかのように。
850T(1500メートルくらいの高層気象)図をみると…
マイナス29℃のベロが沿海州から伸びてきています。
500T(5000メートル)の間違いかと思いました。
午後から風向きがかわり風が強くなりました。風で運ばれた粒の細かい重い雪が吹き溜まりはじめました。
雪が乾いているので全く雪玉が作れず、ギシギシ音が鳴ってスキーも全然滑りません。
マイナス29℃はさすがに来ないと思いますが、エクストリームコールドの硬~いワックス入れないといけませんね。
850T(1500メートルくらいの高層気象)図をみると…
マイナス29℃のベロが沿海州から伸びてきています。
500T(5000メートル)の間違いかと思いました。
午後から風向きがかわり風が強くなりました。風で運ばれた粒の細かい重い雪が吹き溜まりはじめました。
雪が乾いているので全く雪玉が作れず、ギシギシ音が鳴ってスキーも全然滑りません。
マイナス29℃はさすがに来ないと思いますが、エクストリームコールドの硬~いワックス入れないといけませんね。
今日は小天狗様
市内南部は晴れ、定山渓から曇り、四ツ峰トンネルより奥は雪です。
本家天狗様はお隠れあそばされているので今日は小天狗様です。
ここには湖に突き刺さるようなシュートがありますが、まだまだ笹だらけですね。氷が張ったら行く人いそうですね(笑)。
市内との降雪量のギャップはわずかな風向きの違いと風の強さ(転向力の影響も含めて)と地形とりわけ積丹半島の存在が大きな要素になっていると思われます。
14日15日と今日は西風、昨日午前中は北西。北西の風では石狩市から南東方向に低い雲が入って行くのが確認できました。
もちろん雪雲を作る日本海の水温や大陸の気温、水蒸気圧や気圧傾度や気圧配置など様々な不確定要素があるのでそう単純にはいかないと思いますが、札幌近郊のメソスケールの気象を考える上でひとつのモデルになるという気がします。
積丹岬をかすめていった雪雲は浜益や雄冬、吉野に大量の雪をもたらしたようです。
風の影に入った札幌・岩見沢・小樽などは降雪量が少ないですが、北西の風の入った16日は少し降ったようです。
またいまの雪雲に山を超えても雪を降らせるだけのパワーがないのかもしれません。
色々なものをパズルのように考えているだけでも楽しいのでした。