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ICI登山倶楽部スノーシュー体験会

ICI登山倶楽部のスノーシュー体験会にお手伝いで行ってきました。
天気はそれほど荒れず、気温は程良く暖かくしまいには雲の間から晴れ間が見えるような雲行きでした。


体験会ということで試乗のスノーシューも盛りだくさんです。ぼくもMSRを履いてみました。
靴への取り付けはちょっと時間がかかるけど、軽くてなかなか快適です。テールの部分が短くて下りで引っかかるような感じもありませんでした。

途中、15分ぐらいで雪崩について話をしてくれということなので、簡単なレクチャーをしました。
積雪は40センチぐらいしかありませんでしたが、雪を掘って一昨日の黄砂層を見てもらい雪が層構造をなしていること・雪が積もったときの空気を保温しながら蓄えていること・雪が断熱材の役割をしながらゆっくりと時間をかけて層と層の間で熱交換をすることなどを説明しました。その上で弱層の話を導いて、コンプレッションテストの手順を説明しました。
誰も興味ないだろうと思った話に結構真剣に皆さん聞いてくれたのでびっくりしました。


帰りにICIの駐車場で駐車中の店員さんの車にぶつけてしまいました。薄暗い時間に雨の中をバックしていたらごつんと…。油断していました。ごめんなさい。

今日のアサイチチェック

おはようございます。
予報通り天候は大荒れですね。

$山のぐろぶ

低気圧は三陸沖に中心があって進路を見る限り北西~西北西に進むので
北海道は全域南東→東→北東という風の流れになります。
普段の季節風とは反対向きに吹きます。
局地的に非常に強い降水があるので雪か雨か気になるところですが
札幌は6時現在0℃この後上がる予報なので、街中は雨のところもあると思われます。
地上の昇温が6℃までにおさえられるようであれば山もかろうじて雪になるのでしょうか。

どなたか結果を教えていただけるとありがたいですが。





暴風と高波および大雪に関する北海道地方気象情報 第4号

平成22年12月23日05時08分 札幌管区気象台発表

(見出し)
発達中の低気圧の影響で、太平洋側は23日夕方まで、東または北東の風が
非常に強く、海は23日夜遅くまで大しけが続くでしょう。暴風、高波、高
潮に警戒して下さい。また、太平洋側東部は大雪による交通障害のおそれが
あります。

(本文)
<気象の状況>
 前線を伴った低気圧が三陸沖にあって、発達しながら東北東に進んでいま
す。この低気圧は、この後も発達しながら北上して、24日朝には千島近海
に達する見込みです。

<防災事項>
 太平洋側は、引き続き23日夕方まで、東または北東の風が非常に強く、
海は23日夜遅くまで大しけとなるでしょう。暴風、高波、高潮による低い
土地の浸水に警戒して下さい。
 太平洋側東部とオホーツク海側は、23日夜遅くにかけて、内陸や山間部
を中心に大雪となり、海岸部では局地的に激しい雨となるおそれがあります
。大雪やふぶきによる交通障害、湿り雪による着雪、なだれ、低い土地の浸
水、土砂災害に注意して下さい。
 また、24日から25日にかけては上空に寒気が入り、冬型の気圧配置が
強まるため、日本海側では24日朝から猛ふぶきとなる所がある見込みです
。 

<風の実況>22日21時から23日04時まで(アメダスによる速報値)
 最大風速   
 日高地方  えりも岬 北北東29.3メートル(23日03時59分)

 最大瞬間風速
 日高地方  えりも岬 北北東40.5メートル(23日03時33分)
 
<雪の実況>(アメダスによる速報値)
 降り始め(22日13時)から23日04時までの降雪量
 十勝地方 広尾22センチ、芽室と中札内村上札内19センチ

<風の予想>
 23日の最大風速     東または北東の風
  太平洋側        海上25メートル 陸上20メートル
 24日の最大風速     西または北西の風
  日本海側・太平洋側西部 海上23メートル 陸上18メートル

<波の予想>              
 23日 太平洋側東部 8メートル 太平洋側西部 7メートル
 24日 日本海側南部・太平洋側西部       6メートル

<潮位の予想>
 23日夜のはじめ頃までの最高潮位
 太平洋側東部 標高 1.5メートル  ピークは23日夕方

<雪の予想>
 23日06時から24日06時までの24時間降雪量
 太平洋側東部       50センチ
 オホーツク海側・日本海側 40センチ

 今後、地元気象台や測候所の発表する気象情報に留意して下さい。
 次の「北海道地方気象情報」は、23日16時頃に発表する予定です。

朝里岳東斜面

TOMOくんとの練習の予定に人が集まって、総勢6名で朝里岳の東斜面にいってきました。

 世界平和を守る国際パトロールからレインボートレイル武石さん・FJさん・FJTさん・TOMOくん
 テレマークスキーライフのフジケンこと藤川さん
 とguroで、
東斜面や沢の様子見と途中でのビーコンレスキューの練習などを目的に出発。
国際山頂から45分ぐらいで東斜面の入り口に立ちましたが、まだまだ肝心なところにブッシュがあって完全ではない感じでした。
一本おりたところで足を捻ったという方がいて大事をとって往路を戻ることに。
緩やかにジグを切って東斜面を登り切ると人影が…昨年もこの斜面でよく会う方々でした。みんな考えることは同じなんだなあと感心。それより恐ろしく長いラインでジグ切ってごめんなさい。

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これから荒れる予報ですが、この雪で十分になりますように!



お祈りします。

ニセコ

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ここ数年、シーズン初めにびっくりするニセコひらふの風景。
古い旅館が更地になり、新しい建物が立ち…

オーストラリアの鉄鉱バブルのマネーが入り
リーマンショックでバブルが弾け
華僑のマネーが入り
オイルマネーが入り…

今年は山田温泉が更地になり、ホテルスコットが3月いっぱいになるようです。

世界の大きな渦の影響をうけながら
この小さい地域の先行きがますます分からなくなっています。

いったいどこにいってしまうんでしょうか?

世界に誇れる雪質があることは確かなことです。
でもそこの雪を求めて移住した日本人は大変ですね。


TAJ指導員研修会

$山のぐろぶ

TAJ(日本テレマークスキー協会)の指導員講習会に参加のためグランヒラフにいってきました。

北海道内からまた東北の指導員の方が20名集まりました。
みなさんとても上手い方ばかりで刺激を受けて帰ってまいりました。
このシーズンは練習をするぞと決意を新たにいたしました。


さてさて講習会は
課題であった(いまでもある?)初心者への指導について、

まずスキーを初めて履くような人にプルークの技術を
ファーレンとターンの導入に分けて、ターンの導入の部分を2系統の指導方法で

次にテレマークターンの導入の部分をプルークの2系統と関連付けて
導入していくという指導方法を
まずたたき台としてあげられました。
$山のぐろぶ

$山のぐろぶ

使用したスキーは・・
 ブラックダイヤモンドカルト+22デザインテレブルドッグ
 スカルパT4

気温が下がりません

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札幌真駒内は6℃。春の気分です。

豊滝激しい雨で5℃。山の斜面にはガスが湧いてこれまた春っぽいです。

ニセコへ移動しています。

今日のアサイチチェック

おはようございます。
札幌真駒内は気温4℃、天候は曇りでどんよりしています。
低気圧の通過で昇温・雨・南からの強風という予報でした。
峠のライブカメラや気象情報を見ると、雪でそれほど気温も上がっていません。
午前3時現在低気圧の中心は積丹半島の東方海上にあり北東に進んでいます。
地上AMEDASの情報を見ると檜山と胆振地方で強い降水があり気温が上昇しています。
前線の位置などは総観場の天気図ではあくまでモデル図であり、前線面の勾配も1:200ともいわれるので地上の地形の影響などもあるので必ずしも当てはまらない場所があると思いますが、総観的に道央道南圏は温暖域に入っています。
雷の出ているエリアが寿都の東方海上にあり、そのあたりがこの後通過すると言われる寒冷前線に相当するのとみています。このぶんだと午後には気温が下がり冬型になると思われます。
標高1000mの山の上での雨は心配なさそうですが、湿度の高い雪が大量に降ることも考えられます。
重みのある雪でブッシュが寝てくれることをちょっと期待しています。

今日は札幌山岳ガイドセンターのツアーで余市岳にく予定でしたが、天候が悪いということで昨日のうちに中止にいたしました。
気温上昇でガスがかかり、風があるのはちょっといただけません。

旭岳での雪崩講習

北海道雪崩研究会の講師要請クラスの講習の末席にお邪魔させていただきました。旭岳温泉についたらちょうど宴会の時間で楽しいひととき。マッキンリーに興味ある人が他にもいて嬉しかった。

今日は雪が降り時折明るくなる滑り日和。朝一番のロープに並ぶが、今日は半日穴掘り。
皆さん、新技術(新基準)習得にとても熱心でした。講師の方の熱意と生徒の志しを感じる1日でした。
しかし、盤の沢から奇声が聞こえるなかひたすら穴を掘り温度を計り、雪粒を観察しというのは酷なカリキュラムでした。

アンチテーゼ

21日に履いていくスキーを迷っている。
いろいろな方面から「革靴じゃだめかな?」とか「センター120で出たい」とか冗談で言われるけど、みんななんだかよくわからない研修に自分なりのアンチテーゼを半ば冗談で考えているようだ。
となれば僕も冗談で…

手持ちの中で
細系
カザマテレコンプ2
210センチ
ブラックダイヤモンドテレサバージュ
205センチ
K2ポイズン

同スペースマン
195センチ

太系
センター120は持ってないなあ。
90ではふつうだな。
さてさて

今日のアサイチチェック

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おはようございます。
今日は旭岳温泉からチェックです。
気温は不明ですが、街灯にキラキラキラキラとダイヤモンドダストのようなものが降っているのが映っています。風はほとんどありません。空も見えています。

今日の道内は、日本海岸はだいぶ寒さが緩んできています。道東は厳しくひえこんでいます。

予報では高気圧の影響で穏やかな1日になるとのこと。久々に週末の好天です。
AMEDASデータでは石狩低地に降水域があるようです。
札幌は明日の昼をピークに気温が上昇し今日の高気圧から一転して低気圧が発達しながら通過する予報です。旭川は今日は概ねマイナス気温のまま。夜半から一気に気温上昇するようです。
低気圧が高気圧を東に押すので気圧傾度が強くなり、とくに石狩低地では20日午前中にかけて毎秒15m近い南風が吹き、気温もプラス6℃まで上昇する見込み。降水がある気象なら1000mの山間部で雨になると思われます。
さらに低気圧から伸びる寒冷前線通過後は急に冷え込む予報です。風も北から吹き返すので、明日20日は気温の乱高下がありそうです。
そんな短時間に激しく変わる天気は歓迎できませんね。