山のぐろぶ -52ページ目

今日のアサイチチェック

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おはようございます。

今朝も札幌真駒内は快晴、気温マイナス6℃。

古い雪にうっすら粉がかかって見えます。
日本海岸には強い雪雲があります。いったいどれだけ降るのでしょう。
赤井川付近は昨日もだいぶ積もったようですが雪崩たという話を聞きましたので慎重に行動されたほうがよいと思います。

年末年始の雪は

$山のぐろぶ
専門気象情報地球気より転載

札幌は今日も雪がほとんど積もらない一日でした。
さて気になる年末年始ですが、週刊の天気図をみるとこれから28日までは北海道の北の日本海の寒冷低気圧が減衰、かわって本州を温帯低気圧が発達しながら横断する見込みです。温帯低気圧が南岸を通過しますが、北海道には温かい空気が入ることはなくむしろ低気圧が東に抜けたあとの寒気のほうが強そうです。
予報支援図アンサンブルを見てもばらつきが少ないところをみると精度も高いようです。
30・31・1日の天候が激しそうですね。
大荒れにならなければいいのですが・・・


今日のアサイチチェック

おはようございます。

札幌の6時の気温は気象台AMEDASでマイナス6.4℃。真駒内マイナス7℃で晴れています。
内陸や道東は今日もマイナス10℃以下まで下がっていて生田原では7時にマイナス21.1℃です。寒いですね。


気象衛星の画像は上層の雲が沿海州から日本海に出てきたため筋状の雲の流れが確認できなくなりました。
レーダーのエコーは7時現在
 積丹半島の付け根の共和町から余市にかけて
 積丹半島の北側から真東に雄冬岬にかけて
降水域があります。
風の解析データを見ると北海道付近の日本海海上は概ね西風、陸地にぶつかる所で南西になり海岸沿いを南西の流れがあります。この南西の流れが積丹半島の西側海岸線の向きの影響で共和町から稲穂峠を越えて余市に流れ込んでいます。またこの延長上で再び積丹半島を北からかすめてきた風とぶつかり厚田から留萌の海岸で降水となっていると思いわれます。日本海岸では陸地に沿った流れと沖から吹く西風のぶつかる所でエコーがでているようです。

昨日の雪ですが
羽幌は昨日夜半に25センチだった積雪が18時には100センチになっていました。24時間で水換算で59ミリ。
十勝の広尾は43.5ミリで55センチの降雪・積雪は92センチ
余市は31.5ミリで42センチ・積雪80センチ
共和は23.5ミリで40センチ・積雪48センチ
赤井川17.0ミリで38センチ・積雪80センチ
でした。
ちなみに札幌は0ミリで1センチ・積雪10センチです。

藻岩山

昨日の感覚を忘れないようにするためにダブルヘッダーで1時間だけ藻岩山。

全リフト運行だが滑れるところがない。

一番下のファミリーコースよりもう少し斜度がほしかった。

細板革靴で真っ暗なダイナミックコースに突っ込んだがまさに修行。

まだまだゴールは遠いですが、板と体の位置の確認に革靴はぴったりですね。

滑れてないのに「いけてる」と勘違いしてしまうところから脱却できているところがここ5年での進歩か?
ちょっと悲しいぞ!

余市は大雪

ツアーの帰りに赤井川村の温泉施設に寄る。休憩室で話をしているとひどい雪が降り始める。大雪の毛無峠は避けたいので、余市に抜けることにしたがこちらは朝から大雪が続いているようで道が酷い状態になっていた。通る車が真ん中しか走らないので両脇は車で入るのがためらわれるほどの積雪。当然真ん中を走ってくる対向車は船のように雪を両脇に舞い上げて走ってくる。なんとか徐行してすり抜けすり抜け余市を脱出。5号線は小樽市塩谷の坂はあちこちにスタックしたトラックやトレーラーが止まっていましした。小樽市長橋まで来ると雪があまり積もっていない。さらに小樽市朝里から札幌は全く降った形跡がなくカラカラ。だかだか30キロから40キロの範囲でこんなに差があるとはびっくりです。銭函の峠から見た沖あいに横たわる真っ白なレースのカーテンが印象的でした。


「クリスマス寒波」の今日は低気圧の位置関係で北海道は南西からの風が入る冬型。
道南にかかる筋状の雲はウラジオストック付近の低地から出てきた寒気の延長上にあると思われます。ちなみに大雪の新潟はJPCZ(日本海寒帯気団集束帯)と呼ばれる北朝鮮の長白山を回り込んで出てきた寒気が再び収束した雲による降雪です。しかも今回の場合JPCZもウラジオストックからの雲も吹送距離が非常に長くそれだけ暖かい日本海から水蒸気を供給されているわけです。
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(IMOCのデータより作成)
レーダーエコーなどをみると一目瞭然ですが津軽海峡の風ぬ抜け道→襟裳岬周辺・渡島半島→胆振地方・寿都沖→余市・積丹半島南部→石狩沖→留萌課から羽幌と一日中強い降水域がありました。札幌と余市の差は一日変化がないことを見ると風向きと地形の影響が強いのだと思われます。
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(IMOCより転載)
明日も北海道はほぼ今日と同じ気圧配置。北海道の北の低気圧も徐々に中心がぼやけて等圧線の込み具合も緩んで来る予報。
雪のところと雪が降らないところのムラが大きいかもしれません。
いろいろ考えても雪雲の筋は読めませんからAMEDASの24時間雨量と衛星画像・レーダーエコーの画像のチェックが早いですね。




余市山麓スノーシューツアー

札幌山岳ガイドセンターのツアーで赤井川の1107峰に予定どおりツアーに。
予報に反して赤井川は穏やかな天気。新規の積雪は20センチ程度。
ただしすぐ隣りの余市に強い雪雲がかかっていたのは車の中で確認していたので、無理をせずということで出発。それほどの積雪がないので最初の川の渡渉ができず難儀。壱壱零七橋梁は木の上の雪の嵩だけ増しておっかない。抜根側の段差も高いのでお客さんを渡らせるのは無理。ここで今シーズン初の方もいるので山麓散策に切り替える。と、あとから来たスキーヤーは木の橋を渡って行った。
沢伝いに登り、途中から巻いて作業道に出る。余市岳の夏道まで森をあるいて昼過ぎに終了。
荒天といわれた天気で、雪の中で汗をかけたことに感謝の一日でした。

今日のアサイチチェック

おはようございます。

札幌真駒内は薄曇りで新規の降雪はそれほど多くありません。
国道の峠のライブカメラなどを見ても雪が降っているところが多いようです。
札幌の気温はマイナス6.9℃。AMEDASでは道東の北見や道北の江丹別付近はマイナス17~18℃と厳しく冷え込んでいます。夜間放射冷却でしょうか?強い地上寒気でしょうか?
天気図や風の解析データを見ると日本全域が冬型になっています。北海道は低気圧の中心が宗谷沖の日本海にあるため西~南西の風に支配されています。積丹半島とその付け根の余市付近につよいエコーが見て取れます。昨日の24時間雨量も含めて考えると相当の降雪量であるとおもわれます。
ただし風もともなっているため、積雪は地形の影響を受けながらかなり不均等と思われます。

今日はその赤井川にスノーシューツアーにでかけますが、大雪は困りますね。

藻岩山

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午前中1時間半だけ藻岩山。家から5分でついた。
いつもお世話になっているりんゆう観光さん。今日は一番下だけなので1000円だった。
全然ダメダメになっていた滑りを少し修正。気を抜くとどんどん左右のアンバランスがでてしまう。まだまだだけどとりあえず動きの詰まる悪いところがつかめたので○とします。
たまにはリセットしなきゃね。

今日のアサイチチェック

おはようございます。

札幌真駒内は晴れ間が見ています。
車の上には数センチの雪が積もっています。ロードヒーティングが間に合っていない感じを見ると夜半から
けっこうな勢いで降ったのでしょう。気温はプラス1℃。

今日はこのまま冬型ですが日本海の風は北西→午後には西風10~12メートル毎秒になるようです。ニセコは本領発揮でしょうか?

高層の天気図では昨夜21時現在
500hPAにはシベリアから沿海州のハバロフスク付近にのびた低圧部があってここから北日本にマイナス36℃の当温線が出ています。昨夜半から雨が雪に変わったのもうなずけます。この寒冷低気圧の中心には
850hPAの気温-18℃というラインがあり、北西方向に-30℃までの当温線がつまっています。上層だけでなく下層にも寒気がはいってきています。個人的にはあまり低温はスキーが滑らなくなるのでマイナ850Tは12℃ぐらいで勘弁しておいてもらいたいです。

札幌国際スキー場のライブカメラには下の方の映像に圧雪車の走ったラインがくっきり出ていますので積もっているものとおもわれます。
札幌市内のばんけいや藻岩もオープンしたようです。いよいよスキーシーズンですね。

明日から冬型

今日は大荒れといいましたが、気温は高いもののそれほど荒れずでした。
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速報天気図 IMOCより転載

今日の低気圧の進路は三陸沖から北東~北北東でした。北海道は南岸を低気圧が通過するパターンで予報どおりに道東や太平洋岸を中心に降水があった模様です。道東には一部24時間雨量が70ミリというところがあり、麓の気温や850ヘクトパスカルの高層天気図などからは雨が主体の降水とは思います。が、斜里岳や阿寒などの高地では雪の可能性があり、かなり降っているものと思います。
ただし、この低気圧の中心から伸びる前線ですが、寒冷前線が温暖前線に追いついた閉塞区間が長くなっています。低気圧が勢力を失いつつあるときなどにみられ、実際の中心は閉塞区間の終りの部分(閉塞点)にあります。


この低気圧北海道を襟裳沖→根室沖→知床横断→宗谷沖→サハリン近海と進み、発達しながら、北海道をぐるっと半周するとみられ、その後は冬型強化という図式になりそうです。
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週間予報支援図 IMOCよりより転載

24日 バイカル湖の-50℃の地上気温対応の高気圧(1050hPA程度)→北海道付近への低気圧(990hPA程度)気圧差による北西からのがっつり寒気流入
25日 850hPA高層天気図-18℃対応の寒気流入
いずれも大荒れになる可能性もあり動向を見定めたほうがよさそうです。
すこし予報官によるバラツキがあるようですが…北海道付近の冬型の強化はまちがいないでしょう。

26日~仕事納めの頃に気圧配置が緩む日がありそうで、The Dayとなりそうです。
それは27日でしょうか28日でしょうか?