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bc.mapイベント暑寒別岳(しょかんべつだけ)

bc.map札幌のイベントで暑寒別岳に行ってきました。

低い雲を見ながら車を走らせて、増毛(ましけ)に集合。
晴れ間が出てきたので暑寒別荘にむかい、天候回復を9時30分をリミットに待つ。
晴れ間が広がってきたので用意しぎりぎりの9時30分に小屋を出る。

午後から回復という予報だったのでゆっくり雲が上がるように祈りながら歩くが…

佐上台で稜線にでるとやや強い西風。3合目にさしかかるとアラレが降ってきた。アラレというより氷粒ですかね。

昼になっても天気は回復しない。
麓は晴れて天気良さそうだけど、朝から通称炭窯も全く見えない。
予報通り麓は回復したけど山の上はずっとこんな感じなんだということがわかったので引き返す。

ストップ雪かと思われた稜線は意外と素直に滑れました。
短いながらもシーズン終盤のスキーを楽しみました。

バリ島②キンタマーニのバトゥール山

ウブドのホテルをを5時に出発してバトゥール山に向かう。
バトゥール山は大きなカルデラの真ん中にある山で、1804年噴火の大きな火口と1963年噴火で麓のバットゥール村を全滅させてしまった大きな溶岩流の流れた火口がある。この時の溶岩流から砂を取って建築用の骨材にしているそうだ。
車が出発してまもなく検問で引っかかったが、添乗員がなにやら手渡すと「OK」
お布施とか行ってたけど相手は坊さんじゃないし、賄賂じゃないの?と思ってしまう。
まあそれもインドネシア。
キンタマーニで山のガイドと合流し、夜明けをバトゥール湖畔の駐車場で迎える。登山口には「バトゥール トレッキングガイド オフィス」なる小屋がある。そこからひとり現地ガイドをつける。この現地ガイドはTシャツにGパンバナナが大量に入ったコンビニ袋を持参。
広い岩だらけの荒野を歩いて行くとトマトの畑があったり砂を満載のトラックが行き交う道路を横切ったり。これから登る山は猫の耳のようなきれいな双耳峰だ。いよいよ登りというところで、添乗員と山のガイドが祭壇に祈りを捧げるため休憩。
約250mを登り切ると山小屋がある。そこでまたひと息入れ、山のガイドはそこに残って我々は山頂までの「耳」の部分をを往復する。山頂までの道のりは約25分。その間には牛の餌にするという草を取るための休憩小屋がある。
グズグズだった天気は山頂で晴れて、バトゥール湖とカルデラの外輪山であるキンタマーニ高原を見渡すことができた。
再び小屋に戻るとホットバナナサンド:炒めた(?)バナナを食パンに挟んだものを山のガイド氏が作ってくれていた。ここでティーブレイク。
1963年火口側の道が最近解禁になったというのでそちらに向かう。もうひとつの「耳」の下をトラバースして奥へ進むとそこらじゅうから蒸気が噴き出す平たい場所にでる。山のガイド氏と現地ガイド氏が噴気孔にまたバナナを入れて蒸しバナナを作ってくれるという。バナナをセットし終わって待つこと20分、熱々のバナナが出来上がり。ただでも甘いバナナが甘さをましてとても南国らしく美味く感じました。
下山しているとバトゥール湖が飴色に霞んできて雨がふるのがわかった。熱帯らしい激しい短時間の雨が降ったり止んだりを繰り返し。


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ゆきしろ

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今日は悪天候のため市内で用事を

ついでにダイエットのためのランニング。
豊平川の流れは濁流になり川幅いっぱいに。
雨と高温のおかげでしょうか?山の雪はどんどん海に流れてゆきます。
河畔の柳はだいぶ整理したようですが、特定の種だけ残したようで強風に乗って花粉も飛んでいます。目が痛く泣きそうです。

やわらかに柳あをめる豊平の岸部めにしむ泣けとごとくに

小学校で全部ひらがなで毎日朗読した啄木の詩の意味がわかるような気がしました。

バリ島① 散策?ジャングル?フットパス?

バリ島初日 夜は2時にチェックインして朝は8時にお迎え。大韓航空の乗り継ぎで食べ続けの消化不良に無理やり朝食を押しこんで出発。ワゴン車は奇跡的ともう言うべきバイクの渦の中をぶっ飛ばしてTAROという村へ。ここで現地ガイドと合流し初日のトレッキング開始。
素敵なライステラス(棚田)を散策の予定でしたが、密林ジャングルに突入。でも日本でいう里山ぐらいのところだと思う。歩きながら珍しいものをガイドがいろいろ教えてくれる。ドリアンの木・パパイアの木・マンゴーの木・コーヒーの実・キャッサバ・ドラゴンフルーツ・巨大なソテツのような神事に使う木・カカオの実・・・・藪を漕ぐような場面もあるのだが、薮には茨のようなつる草がたくさんあって痛い痛い。
畑だという場所もただの雑木林に見えてどこが畑なのかわからなかったり、畑なのに茨が引っかかったり…

第1部は里山の林
第2部はTAROの村
先週まで大きな祭りをやっていたようで街中黄色や白に装飾されている。
バリは回教国のインドネシアにあって珍しいヒンズー教の国。唯一神といいながら各家庭に祭壇が10も15もあって祭壇に母屋が圧迫されているようにさえ見える。
風車で音を出す竹の筒の音がのどかでいい感じ。
結局ライステラスはなしだったけど熱帯の森や普段見ることのない果物や実の生きている姿を見せてもらってバリヒンズー教の一端を教えてもらいなかなか楽しいツアーでした。

夜は部屋でビール片手に反省会。虫に食われたとかいいながらズボンの裾をめくると真っ黒な血のりがべっとり!ヒル君にやられてたのでした。
インドネシアの洗礼というところでしょうか?


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田んぼに椰子の木が定番の田舎の景色 椰子の実が転がっていても珍しくない
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カカオの実
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中身
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コーヒー
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アラビカ種とロブスタ種
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巨大なシダの下をくぐると 胞子嚢が幾何学的
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茨は多いのだが圧巻はこの蔓 フジツボやカメノテがついた舟のロープみたい
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さきっちょにはちゃんと棘もある
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牛を「さんぴー」というらしい。そこから我々のチームは猥談でぐたぐたになっていった(T_T)
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寺の屋根を葺く樹の皮を干しているところ 農村では数少ない現金収入の元だ! (が、樹はそこらじゅうに生えている)
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なんかの花
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バリの田舎の標準的な家 門の奥にもう一つ魔除けの内門がありそこにガネーシャが愛嬌を振りまいている 祭りの時は決められた色(黄色と白と赤と黒)で町を装飾する
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ガネーシャ
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龍をモチーフにしたという祭りの飾り  風にゆらゆら
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風車で竹筒の音を鳴らす装置 音色がとってものどか
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TARO村の寺院の門前で 門の形は掌を合わせた祈りの印になっている


長々の駄文
ご精読ありがとうございました

ウロコ板De 中山~喜茂別~中岳~無意根縦走

札幌国際YHのわたっぺさんと目からウロコ倶楽部2年越しの縦走にいきました。
今朝の中山峠はカキンと凍っていて林道を歩くにはぴったり。
天気は快晴~晴れ。2時間半で喜茂別岳到着。ちょっとした下りはスキーが滑ってくれるし、シールじゃないから足を前にだしても惰性で20センチくらい出てくれる(これがたぶん早い原因かな)
中岳・無意根と段々疲れが見えてきて休憩が長くなりつつも昼過ぎには無意根山頂に。
さすがウロコ板。とってもスピーディー。
まだまだ新しい雪が降っているようで日にあたった真っ白な斜面はねっとり。
まるで山崎パンの食パンにマーガリン塗って砂糖降ってある商品の上を滑っているみたいで練習にもならない苦行。キャンバーやウロコの抵抗もなかなかだ。さすがウロコ板なんだけど、山の雪はいつもいいとは限らないし、こういうときは乗りにくい道具を乗るのも一興なんだよね。
疲れたなあと思ったら大蛇ヶ原・林道を滑り最後は林道の雪もとぎれとぎれに。

なんだか今日は苦しいと思ったら、10日前に比べてWeightが69→80に!!
そりゃ苦しいわけだ。バリ島で普段飲まないBeer飲み過ぎたか!!?
今日から減量減量

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中山湿原から行く先を見る   遠っ!
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羊蹄山 喜茂別山頂にて
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曇りのち一時雨という予報だったが…晴れ時々くもりで日焼け
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はずかしながら初めて立った中岳ピーク へそのように見える山頂部はバスぐらいの大きさかと思っていたら、ちょっとした船舶くらいだった
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わたっぺさんと羊蹄山
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無意根山
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大蛇ヶ原

帰国

バリ島から帰ってきました。
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メインのアグン山は熱帯の雨の洗礼を受けて登れず
前座のキンタマーニ高原外輪の中央火口のバトゥール山は登れました。
 
詳細はおいおいアップしていきます。


出国

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バリ島
行ってきます。

アグン山
登ってきます。

ウィルダネスファーストエイド終了

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国立ひだか青少年自然の家での5日間のウィルダネスファーストエイドの講習が終わって帰ってきました。
5日間を終えての感想は「まだまだ練習が足りないよ」という感じです。
内容は手応え十分なものがあったので短時間では消化できなかったのかもしれません。もうちょっと時間をかけながらしっかりと整理して自分のものにしたいと思います。

はじめは5日も何するの?という感じでしたが、
あっという間で、もう終わりかいという感じです。ですがこれ以上あっても頭がいっぱいです。
最終日は試験だったのですが、前夜に部屋でシュミレーションするとついさっきのことも忘れかけていたりほかの事象と混同していたり…。

野外活動では町の中でのレスキューと条件が違うということ。ガイドなどのプロの場合は善意のファーストエイドと条件が違うことなどを踏まえての内容。個々の応急手当の部分で大切な部分がありましたが、レスキュー段階でのミスを防ぐためのプライオリティー(優先順位?)に時間を割いての5日間でした。

やることがたくさんあって
「これでいい」などと思ってられないという気持ちを再確認させてもらいました。

今回主催した北海道アウトドアアドベンチャーズの皆さんとしつこく開催を迫って開催に漕ぎ着けたTOMOには感謝です。
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講師のデモンストレーションも全てのセクションでありました。講習の組み立てもかなり洗練されていましたよ。写真は講師が負傷者をみて自分を落ち着かせているところです。

ウィルダネスファースト

ウィルダネスファーストという講習を受けています。2日目のカリキュラムを終了しました。
これまで一般市民むけのファーストエイドや街のファーストエイドを受けてきましたが、今回は野外活動に特化したファーストエイド。
急を要する「ABCD」の場合を除いて、怪我の手当ての前に脊髄の損傷やショック症状の予防に配慮した内容です。
道内から集まったガイドとの情報交換や交流も内容があります。
人一倍覚えが悪いのでまだ練習をしないと帰れませんが、あと3日みっちりやって参ります。


日高は雪少なっ!

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おはようございます。
北海道中央部の日高町にきています。
雪が山にもありません。主稜線ぐらいならあるのでしょうか?ふきのとうの出方からして一斉に解けたような感はあります。こちらは山菜の季節になりますね。
さて日高には山ではなくてファーストエイドの講習会です。
お前は講習や研修ばっかりでいつ仕事するんだという声が聞こえてきそうですが、今年はそんな一年になりそうです。いやこの先しばらくかな?
40近くになってからこういう世界に飛び込んだ宿命ですね。若い人以上に自分を磨きつづけないといけませんから。まだ足りないものがたくさんありすぎです。
「資格をとったのはプロのスタートラインに立たせてもらっただけ。みんなスタートしたあとのスタートラインでこれから自分で考えて走らなきゃいけないよ」といつかの試験のあと言われたことが忘れられません。

写真はペケレ橋の看板です。こんな漢字があることさえ知らなかった。またひとつ賢くなりました。なんて。

5日間頑張ってきます。