こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本シリーズの概要はコチラ

 

 
前回までのまとめ

 

前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1~390までの作品。

 

★製作国での分類 ( )は前回追加分

 

アメリカ映画         237作品 (+2)
イギリス映画         026作品 
フランス映画         016作品 (+1)
香港映画           011作品 
伊・仏合作映画        007作品 
米・英合作映画        004作品 
イタリア映画         010作品 
フィンランド映画       003作品 
スウェーデン映画       008作品 
ソビエト映画         003作品 
伊・西合作映画        002作品 
伊・仏・西独合作映画     002作品 
伊・米合作映画        002作品 
英・仏合作映画        003作品 
西独・仏合作映画       002作品 
独・米合作映画        002作品 
イラン映画          001作品 
スイス映画          001作品 
スペイン映画         001作品 
台・米合作映画        001作品 
台湾映画           001作品 
デンマーク映画        001作品 
フィンランド・仏・独合作映画 001作品 
ブラジル・米合作映画     001作品 
ベルギー・仏・独合作映画   001作品 
ポーランド映画        001作品 
メキシコ映画         002作品 
伊・西・西独合作映画     001作品 
伊・仏・ベルギー合作映画   001作品 
英・伊合作映画        001作品 
英・仏・マケドニア合作映画  001作品 
香港台湾合作映画       001作品 
濠・英合作映画        001作品 
濠・仏合作映画        001作品 
西・メキシコ合作映画     001作品 
西ドイツ映画         002作品 (+1)
西独・英合作映画       001作品 
中・香合作映画        001作品 
日・英合作映画        001作品 
仏・独・ハンガリー合作映画  001作品 
仏・独合作映画        001作品 
仏・米合作映画        003作品 
米・英・伊合作映画      001作品 
米・英・仏合作映画      001作品 
米・西独合作映画       001作品 
芬・瑞合作映画        001作品 
カナダ映画          004作品 
米・カナダ合作映画      002作品 (+1)
メキシコ・米合作映画     001作品 
伊・カナダ合作映画      001作品 
典・仏合作映画        001作品 
伊・ソビエト合作映画     001作品 

米・南アフリカ合作映画    001作品 

スペイン映画         001作品 

仏・スペイン合作映画     001作品 

香港・台湾合作映画      001作品 

チェコスロバキア映画     001作品 

ユーゴスラビア映画      001作品 

仏・独・南斯拉夫合作映画   001作品 

伊・独合作映画        001作品 

英・伊・独合作映画      001作品 

ドイツ映画          001作品 

仏・南斯拉夫合作映画     001作品 

米・阿蘭陀合作映画      001作品 

伊・ソ連合作映画       001作品 

 

※(芬)蘭=フィンランド (瑞)典=スウェーデン (濠)太剌利=オーストラリア (南斯拉夫)=ユーゴスラビア

 

★公開年での分類 (計395作品)

 

1940年代 000作品 
1950年代 016作品 
1960年代 044作品 (+2)
1970年代 115作品 (+1)
1980年代 096作品 
1990年代 093作品 (+2)
2000年代 026作品 
2010年代 005作品 

 

★allcinemaのジャンル分類(重複あり)

 

ドラマ       153作品 (+2)
サスペンス     102作品 (+1)
アクション     064作品 
コメディ      056作品 (+1)
犯罪        048作品 
ロマンス      028作品 (+1)
西部劇       021作品 
SF        022作品 
ミステリー     018作品 
スポーツ      008作品 
ホラー       024作品 (+1)
アドベンチャー   009作品 
ファンタジー    014作品 (+1)
戦争        009作品 
ミュージカル    003作品
パニック      006作品 
ファミリー     003作品
ギャンブル・賭博  002作品
青春        012作品 
音楽        006作品 
歴史劇       004作品 
伝記        005作品 (+1)
任侠・ヤクザ    001作品
料理・グルメ    001作品

エロティック    007作品 

学園        001作品 

モンド       004作品 

ドキュメンタリー  004作品 

 

★私の分類(重複あり)

 

人生哲学        147作品 (+2)
サイコ         049作品 (+1)
社会不信        036作品 
群像劇         036作品 
スーパーエージェント  025作品 (+1)
法廷劇         008作品 
奇妙な愛        029作品 (+1)
女性の人生       006作品 
テロリストとの対決   007作品 
モノクロ        032作品 (+1)
デストピア       018作品 
戦争の現実       016作品 
プリズンブレイク    005作品 
マカロニ・ウェスタン  006作品 
ワンカット       002作品 
ユニーク        007作品 (+1)
コミカルホラー     006作品 

 

という結果になっております。

 

生成AIによる「カスパー・ハウザーの謎」のように

村の広場で手紙を持って立つモルモットの画像

 


 

本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第73弾~第76弾でセレクトされていた391~395作品になります。

 

作品No.396 小人の饗宴 (1970)

(原題:AUCH ZWERGE HABEN KLEIN ANGEFANGEN 西ドイツ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ サスペンス
私のジャンル分類 : ユニーク
監督 : ヴェルナー・ヘルツォーク

 

冒頭の展開

 

・【前提】本作は、解説する事がはばかられるような内容の作品。恐らくですが本作の感想を言ったり、内容を議論する事さえ、ある種の困難を伴う事であるよう思われる作品なので、ご覧になる際にはご留意ください。

 

・本作の舞台は、人里離れた場所に建てられた小人症の人たちばかりを収容されている教育施設。ある日、教師 (もしくは管理責任者)たちが町に出ている間に、小人たちは反乱を起こします。原因は管理者側らしき小人が、小人の一人を縛って監禁したため!

 

・最初は捕まった小人を解放するよう叫んでいた小人たちですが、電話線を切って外部の人間と連絡できなくなった事で調子に乗った小人たちは、いつしか本来の目的を忘れ、施設の器物を破壊したり、豚を殺害したり、校長が大切にしていたシュロの木に放火したり、無目的に自動車を校庭に走らせて大きな穴へと落としてたりと、常軌を逸した行動に歯止めがかからなくなってしまったのです。

 

車なんて落としちゃえ!

歯止めがきかない狂乱へと陥ってゆく

小人たちの教育施設。

 

★一口ポイント 詳しくは解説できませんが、本作は視聴された方の心の中に"ある種の感情"が湧き上がるあって来る作品。
 恐らくですが誰もが、映画を観て思った感情を口にする事ができず、押し黙ってしまうのではないでしょうか?ですが、そうやって口を閉じてしまう姿勢こそが、本作が描こうとした「タブーとはどう論じるべきなのか?」を考える端緒になるのではないかと思われるのです…

 

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作品No.397 フィツカラルド (1982)

(原題 FITZCARRALDO 西独・ぺルー合作映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ アドベンチャー
私のジャンル分類 : 人生哲学
監督 : ヴェルナー・ヘルツォーク

 

冒頭の展開

 

・本作は、実在したカルロス・フィッツカラルドという人物をモデルにした作品ですが、ペルーでゴム男爵と呼ばれていたフィッツカラルドは常軌を逸した行動を実行に移した奇人。

 

・彼は、それまで急流のために船が行き来できなかった場所からゴムを採取するために、船を解体させて陸路を使って、流れの緩やかな河まで移送させるという正気の沙汰とは思えない計画を立案し、現地の住民を酷使して実行に移した男。

 

・巨大な運搬船を解体させて密林を移動するというのは途方もない作業ですが、本作でヘルツォーク監督は、フィッツカラルドと同じように船を原型のままアマゾンの森の上へ引き上げるという驚天動地の撮影を敢行したのです。

 

映画のために巨大船を陸送するぞ!

 

★一口ポイント 本作は、人間という存在の本質を冷徹に喝破するような作風のヴェルナー・ヘルツォーク監督の中では、かなりファンタジックな作品😊
 主人公フィツカラルドは、南米ペルーのアマゾン川の川辺にオペラハウスを作りたいという夢をあきらめない男でしたが、彼が向かった地は、領域に入った白人を殺害する事に一切躊躇しない原住民たちが生息するエクストリームなエリアだったのです!!

 

マジで生贄5秒前…

 

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ここから第77弾

 

作品No.398 サルート・オブ・ザ・ジャガー (1989)

(原題 THE SALUTE OF THE JUGGER アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : アクション SF

私のジャンル分類 : デストピア

監督 : デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ

 

冒頭の展開

 

・本作は一部の特権階級だけが豪奢な暮らしをしている中世封建社会のような2200年が舞台。もし一般人が特権階級の生活をしたいと望むなら、ジャガーと呼ばれるエクストリームなスポーツで勝者となり、特権階級のお抱え選手に選ばれるしかありませんでした。

 

・ジャガーとは、犬の頭蓋骨をボール代わりに使って相手より先にゴールするゲーム。ジャガーは4対4で行われるラグビーに似たゲームですが、ボールをキープする1人以外は全員が武装しており、自軍のゴールに犬の頭蓋骨を突き立てられないように、武装したプレイヤーは、相手チームを攻撃するというものでした。

 

ジャガーは犬の頭蓋骨を持って走る人以外は

全員が武装して戦うバトル・ゲーム!

 

・主人公のサロウは圧倒的な強さを誇るジャガー・プレイヤーですが、彼はかつて貴族たちのお抱えの人気プレイヤーであったにも関わらず、ある理由でチームから追放され、今では砂漠の村を転々として場末のジャガー試合で食いつないでいる男だったのです。

 

かつてジャガーの英雄だったサロウですが

今では落ちぶれたプレイヤーでした…

 

★一口ポイント 本作は1989年に公開された、荒廃した地球が舞台のデストピア映画。
 1989年と言えば、1990年代という世紀末に突入する1年前ですので「マッドマックス2 (1982年)」のような荒廃した世界を舞台にした作品が多く作られていた時代ですが、本作は暴力が支配する世界ではなく、権力者がパトロンとなってジャガー・プレイヤーに代理戦争をさせる特権階級が支配する世界なのです!

 

特権階級のような人生を望むなら

ジャガーの勝者となれ!

 

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作品No.399 キッスは殺しのサイン (1966)

(原題 DEADLIER THAN THE MALE イギリス映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : アクション アドベンチャー
私のジャンル分類 : スーパーエージェント
監督 : ラルフ・トーマス

 

冒頭の展開

 

・エックマンとペネロープは秘密組織に所属している凄腕の女暗殺者。大手石油会社ケラーの社長の殺害を命じられたエックマンは、キャビンアテンダントに変装してケラー社の自家用ジェット機に潜入して社長を暗殺した後、機内に爆弾を仕掛けて爆破し、自身はパラシュートで脱出しました。

 

葉巻に爆薬を仕込んで殺害!

 

・パラシュートの落下地点で待機していたペネロープと合流したエックマンは水着姿になり海岸へ上陸し、そこにいた目撃者の男性を殺害して逃走しますが、殺害された男はフェニシアンという石油会社から依頼を受けてケラー社を調査していた男だったため、不審を抱いたフェリシアンは、敏腕保険調査員のヒュー・ドラモンドに事件を解明するよう依頼したのです!

 

海から上がって来た美女二人に

問答無用で殺害されたのは

ケラー社について調べていた男。

何か陰謀の匂いがします!

 

★一口ポイント 60年代のスパイ映画の代表と言えば007シリーズですが、初期の007シリーズと言えば敵対する組織から派遣された女殺し屋たちのカッコよさも話題となりました。
 本作はそんな007の流れを受け継いだような作品ですが、登場する女殺し屋の攻撃方法は007シリーズよりも過激で、ターゲットとなった男性たちは様々な方法で惨殺されてしまいます。
 もし女性が本気になったら男性よりも遥かに優れた諜報員になれるのです!!

 

美女二人にかかれば屈強な男もイチコロなのですあせる

 

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作品No.400 不時着 (1964)

(原題 FATE IS THE HUNTER アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ サスペンス
私のジャンル分類 : 群像劇 モノクロ
監督 : ラルフ・ネルソン

 

冒頭の展開

 

・本作は「ハドソン川の奇跡」と同様、離陸直後に不時着する事になったジェット機を操縦していた機長の責任を巡る物語。ですが「ハドソン川の奇跡」が乗客や搭乗員を無傷に着陸させたのに対し、本作のサベジ機長は離陸直後に両翼のエンジンが停止ししために浜辺に不時着させますが、桟橋に衝突させて乗員乗客49名を死亡させてしまいます。

 

浜辺に飛行機を不時着させたサベジでしたが

桟橋に激突して大破させてしまいます。

 

・サベジたち操縦士はもちろん、キャビンアテンダントも1名を除き全員死亡した墜落事故は原因を巡って紛糾しますが、フライト・レコーダーは再生不可能、両方とも停止したはずのエンジンの左側を回収して調査した結果、問題は見つけられませんでした。

 

・その結果、事故調査委員会は事故はサベジのミスによるものではないかと疑い始めますが、航空会社の次期社長候補のサムは、第二次世界大戦でも絶体絶命の状況において爆撃機を生還させたサベジの能力を高く買っており、彼が運転ミスなどする訳がないと確信していましたが、そんな中、サベジがジェット機搭乗の前の晩、友人と酒場にいたという目撃者が現れたのです。

 

第二次世界大戦中、共に空軍に所属し

死線を乗り越えて来たサムは

サベジに全幅の信頼を寄せていたのです。

 

★一口ポイント 日本での公開時のキャッチコピーは「激突!ジェット旅客機の大惨事をめぐるサスペンス・ドラマ」と書いてありますので、飛行機が不時着した原因を巡る陰謀を描いたサスペンス・ドラマではないかと思われれるかもしれませんが、本作はサスペンスドラマというより「ビック・フィッシュ」のようなエンディングが待っている人間ドラマなのです。

 

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という訳で次回は、これまでご紹介させて頂いたTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた001~400までの作品を総括してみたいと思います。

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

どうぞよろしくお願いいたします。