こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本シリーズの概要はコチラ
前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1~195までの作品。
★製作国での分類 ( )は前回追加分
アメリカ映画 156作品 (+3)
イギリス映画 010作品 (+2)
伊・西合作映画 002作品 (+0)
米・英合作映画 003作品 (+0)
イタリア映画 001作品 (+0)
スウェーデン映画 002作品 (+0)
フランス映画 003作品 (+0)
伊・西・西独合作映画 001作品 (+0)
伊・仏合作映画 001作品 (+0)
伊・米合作映画 001作品 (+0)
英・伊合作映画 001作品 (+0)
西独・英合作映画 001作品 (+0)
仏・米合作映画 001作品 (+0)
独・米合作映画 001作品 (+0)
スペイン映画 001作品 (+0)
香港映画 006作品 (+0)
スイス映画 001作品 (+0)
西ドイツ映画 001作品 (+0)
香港台湾合作映画 001作品 (+0)
イラン映画 001作品 (+0)
★公開年での分類 (計195作品)
1940年代 000作品 (+0)
1950年代 003作品 (+0)
1960年代 017作品 (+1)
1970年代 059作品 (+3)
1980年代 040作品 (+1)
1990年代 058作品 (+0)
2000年代 018作品 (+0)
★allcinemaのジャンル分類(重複あり)
サスペンス 058作品 (+0)
ドラマ 068作品 (+1)
コメディ 030作品 (+1)
アクション 032作品 (+2)
犯罪 029作品 (+0)
西部劇 012作品 (+0)
SF 011作品 (+0)
ロマンス 013作品 (+1)
ミステリー 009作品 (+0)
スポーツ 007作品 (+0)
ホラー 005作品 (+0)
アドベンチャー 004作品 (+0)
戦争 003作品 (+1)
ミュージカル 003作品 (+0)
パニック 003作品 (+0)
音楽 001作品 (+0)
ファンタジー 004作品 (+1)
ファミリー 003作品 (+0)
ギャンブル・賭博 002作品 (+0)
任侠・ヤクザ 001作品 (+0)
料理・グルメ 001作品 (+0)
青春 002作品 (+0)
音楽 001作品 (+0)
歴史劇 001作品 (+0)
伝記 001作品 (+0)
★私の分類(重複あり)
群像劇 016作品 (+1)
テロリストとの対決 005作品 (+0)
法廷劇 008作品 (+0)
モノクロ 004作品 (+0)
サイコ 023作品 (+0)
社会不信 022作品 (+0)
奇妙な愛 005作品 (+0)
コミカルホラー 001作品 (+0)
スーパーエージェント 010作品 (+0)
プリズンブレイク 004作品 (+0)
人生哲学 071作品 (+3)
ワンカット 002作品 (+0)
マカロニ・ウェスタン 004作品 (+0)
デストピア 005作品 (+0)
女性の人生 006作品 (+0)
ユニーク 002作品 (+0)
戦争の現実 005作品 (+1)
という結果になっております。
生成AIによる「オーバー・ザ・トップ」のように
スタローンと腕相撲で戦うモルモットの画像
本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第23弾と第24弾でセレクトされていた196~200までの5作品になります。
作品No.196 マドモアゼル (1966)
(原題 MADEMOISELLE 英仏合作映画)
allcinemaさんのジャンル分類 :ドラマ
私のジャンル分類 : サイコ モノクロ
監督 : トニー・リチャードソン
冒頭の展開
・本作の舞台はフランスの地方にある小さな農村。映画の冒頭、一人の女性が村の水門を勝手に開けた事で濁流が村を襲い、家畜たちが水没しそうな状況となります。村人は手分けして動物を救出しましたが、出稼ぎに来ていたイタリア人の木こり達も懸命に救出作業を手伝ってくれました。
・水門を開けた女性は、そんな村人たちを自分の部屋からぼんやりと眺めていましたが、彼女の正体は、村の小学生に勉強を教えるために都会から赴任して来た洗練された女性だったのです。
・村人たちからお嬢様を意味するマドモアゼルの愛称で親しまれていた女性ですが、何故か彼女は真夜中になると村人に気づかれぬようにしながら悪事を働き続てゆくのです…
村に相応しくないファッションで
水門を破壊するマドモアゼルの心中とは!?
★一口ポイント 本作はマドモアゼルの心理を観客が想像してゆく謎解き映画ですので、これ以上詳細を解説するのは差し控えさせて頂きますが、都会から来た女性がマドモアゼルと呼ばれ、村人たちから尊敬されるという状況は、彼女にとって幸福な事だったのでしょうか?
彼女の仕事は先生であって、お嬢様(マドモアゼル)ではありませんが、お嬢様というレッテルを村人から張られてしまった事で、村での彼女の生活は、お嬢様のように舞う事を強いられてしまっていたのです…
私のブログはコチラ
作品No.197 追想 (1956)
(原題 ANASTASIA アメリカ映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ロマンス 歴史劇 ドラマ
私のジャンル分類 : 奇妙な愛
監督 : アナトール・リトヴァク
冒頭の展開
・【前提】本作はロシア革命によって滅亡したロマノフ王朝の伝説である『処刑された皇帝ニコライ2世の4人の娘の中、アナスタシア元皇女だけは密かに逃げ延びて生きていたのでは?』という伝説を元にした歴史映画。
・ロシア革命後にパリに亡命していたロシア帝国の元将軍ボーニンという男は、ロシア皇帝ニコライ2世が子供たちのために残した1000万ポンドの遺産を自分のものにしたいと考え、アナスタシア伝説に目を付け、仲間たちと共に元皇女を探し続けていました。
・そんなボーニンはある日、精神病院に入院していたアンナ・ニコルという記憶喪失の女性が「自分がアナスタシアだと」言っていたという情報を聞きつけ、病院を脱走してパリを徘徊していたアンナを自分の元へ連れて来て真偽を確かめようとしますが、アンナの風貌や立ち振る舞い、そして何より会話の内容が、アナスタシア本人としか思えないものだったのです。
「この写真に写っていのは君か?」
果たしてアンナはアナスタシア姫なのか!?
★一口ポイント ロシア革命で殺害されたロマノフ王朝の皇女アナスタシアは密かに生き延びていた!?
アナスタシアの伝説を描いた本作は、王朝の財産を狙っていた男が、次第に財産よりも大切なものがある事に気づいていくハートフルなラブストーリーなのです。
私のブログはコチラ
ここから第26弾
作品No.198 ビフォア・ザ・レイン (1994)
(原題 BEFORE THE RAIN 英仏マケドニア合作映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ
私のジャンル分類 : 人生哲学
監督 : ミルチョ・マンチェフスキー
冒頭の展開
・【前提】本作は、マケドニア共和国という日本人にあまり馴染みのない国の中で起きていた、目を覆うような悲劇的な出来事を描いた社会派映画です。
・本作は3つの短い話で構成されており、冒頭で描かれるのは、のどかなマケドニアの地方で暮らす人々。ギリシャ正教の修道院で暮らしていた修道僧のキリルは、沈黙の誓いを立てて2年間一言も喋らずに暮らしていましたが、ある日キリルたちの暮らす修道院の部屋に女の子が迷い込んでいました。
・自室に見知らぬ女の子が隠れているのを知ったキリルは驚きますが無言の業のため話せません。ですがジェスチャーを使って自分を匿って欲しいと必死で頼む女の子に同情したキリルは、彼女を一晩自室で寝かせる事にしました。
けれど翌日の朝、修道院にマケドニア人の民兵が来襲し、修道院に逃げ込んだ女の子を差し出せと一方的にわめき散らしながら、銃を振り回して院内を捜索し始めたのです!
キリルは部屋の中にいた少女にビックリ!
女子禁制なのにどうしよう…
★一口ポイント 宗教対立が続くマケドニア共和国では、小さな諍いによって互いが殺害しあう悲劇が後を絶ちません。
誰も悪人ではないのに、互いに憎しみ合う事で死んでいく人々を時間軸を交錯させながら描いていく本作の手法は、後にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「アモーレス・ペロス」などの作品へと引き継がれていくのです…
どんな善人も仲間が殺されれば
銃を手にして相手を殺しに行く。
それがマケドニアの無間地獄なのです…
私のブログはコチラ
作品No.199 バンデットQ (1981)
(原題 TIME BANDITS イギリス映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ファンタジー アドベンチャー
私のジャンル分類 : スーパーエージェント
監督 : テリー・ギリアム
冒頭の展開
・主人公は空想好きで歴史に詳しい11歳の少年ケヴィン。TVばかり見ているケヴィンの両親は、夜になるとケヴィンを寝室へと追い払っしまい、ケヴィンはいつも独りで空想に耽って暮らしていました。
・けれどある晩、ケヴィンの部屋のクローゼットから馬に乗った騎士が出現し、どこかへと消えてしまうという事件が発生。ビックリして大騒ぎしたケヴィンですが、駆けつけた父母は彼の説明を信用せずに、夢でも見たんだろうと結論づけられてしまいます。
・ですがケヴィンは歴史大好き少年。自分の部屋に現れたのは絶対に本物の騎士だと確信したケヴィンは、もう一度騎士が来た時に証拠写真を撮ろうとポラロイドカメラを枕元に置いておき、騎士の現れたクローゼットを見張っていましたが、次にケヴィンの部屋にやって来たのは騎士ではなく、妙な格好をした6人の小人たちだったのです!
突然ケヴィンの部屋にやって来た騎士!
奇妙な小人たちでした!
★一口ポイント テリー・ギリアム監督は「夢にまつわる映画」ばかりを撮られている監督。
ギリアム監督が80年代に生み出した本作は、時空盗賊と名乗る小人たちと少年が、様々な時代を奔放に旅をした後に悪魔と対峙するというファンタジー映画。
夢がある人生は、こんなに楽しいものなのです!
ナポレオンもビックリ!!
私のブログはコチラ
作品No.200 5つの銅貨 (1959)
(原題 THE FIVE PENNIES アメリカ映画)
allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ 伝記 音楽
私のジャンル分類 : 人生哲学
監督 : メルヴィル・シェイヴルソン
冒頭の展開
・【前提】本作はレッド・ニコルズというジャズのコルネット奏者の半生を描いた映画。彼の活躍していた時代は1920年代であり、蓄音機の時代に生きていた伝説のミュージシャンであるレッド・ニコルズが存命してた時代に作られた本作は、映画としてだけでなく、音楽史という視点でもとても貴重な作品となっています。
・レット・ニコルズは卓越した技術力と即興で音楽を生み出せる才能を兼ね備えいた天才肌のミュージシャン。ユタ州からニューヨークにやって来た若きニコルズはコルネット奏者としてデビューしましたが、彼の欠点は感性が古いミュージシャンと演奏していると反抗心がうずき出し、命じられた演奏を放棄して自分のスタイルを演奏し始めてしまう事。
・尚ニコルズの天才性はサッチモ(ルイ・アームストロング)も認めており、様々なトラブルに巻き込まれながらも頭角を現していったレッド・ニコルズは、やがてファイブ・ペニーズというグループを結成しジャズ業界の風雲児となっていったのです。
エンターテイメント性抜群の
ニコルズの元に集まったメンバーは
ベニー・グッドマンや
グレンミラーといった
後のレジェンドたちだったのです!
★一口ポイント まだ蓄音機の時代に生きていた伝説のミュージシャンレッド・ニコルズの半生を描いた本作は、JAZZの初心者にとってJAZZの楽しさを知る事ができる入門映画!
ですがそれだけではなく、本作は父親が寝る前の娘に唄う子守唄である「5つの銀貨」に出会えるハートフルな作品でもあるのです。
私のブログはコチラ
という訳で次回は、これまでご紹介させて頂いたTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた001~200までの作品を総括してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
どうぞよろしくお願いいたします。